2017年7月11日火曜日

初入院Ⅱ

眼科への入院なので、当然目薬を使う。
手術の前後、その後の経過で使う薬が違ってくる。

私の場合5種類くらいで、少ない方だった。
それはいいのだが、日に4回のと2回のと1回のがある。

しかも看護師さんが注してくれるのと、自分でしなければいけないのとがある。
一覧表をくれるのだが、目以上に頭の悪い私には分かりにくい。

さらに、看護師さんの仕事分担というのがあって、体調管理の人と薬管理の人が違う。
さらにさらに、多くの病室を回ってくるので定時には来ない。

一人ひとりの看護師さんはいい人で、誠実に仕事をしてくれてはいるのだが。
医者の給料を少し減らしてでも、看護師さんの数を増やしてはもらえないのだろうかと患者は思う。

思いがけないことには図書室があり、ボランティアさんが貸し出しをしていた。
蔵書の半分ほどは漫画だったが、私の好きな徳大寺有恒氏の未読本があり貸してもらえた。

最初の手術後、2週間ほど下を向いていなければならない時期があった。
本を読むか 瞑想でもする外は無かった。

私の場合は妄想だったが。
そういう病院から解放されて帰ってきたら、家の庭にリスが迎えてくれた。

10m程離れた木に登り、カメラを向けても隠れずにいた。
やはり我が家はいい。

2017年7月10日月曜日

初入院

また一月以上、このブログをお休みした。
実は病院に入っていた。

精神病院ではない。
某医科大、眼科病棟だ。

物が見えにくくなり、来年早々の運転免許更新が心配で眼科の検診を受けた。
白内障は予想していたがその他に「偽黄斑円孔」という診断を受けた。

網膜の中心の黄斑部に穴があいたかのような状態になっているという。
「偽」という字が付いているのは、まだ穴があいているわけではないということらしい。

ともかく手術で直るといわれた。
但し、3週間くらいは入院する必要がある。

白内障だけなら1泊2日程度で、地元でも手術ができたのだが札幌までゆくことになった。
以前から右目の中心部が見えてない自覚はあったので、直るならありがたいと思った。

手術は全身麻酔で、知らぬ間に終わった。
その後、下を向いての生活が10日ほど続いた。

この方が大変だった。
もっといやだったのが、もう片方の白内障だけの手術。

部分麻酔で痛くはないと聞かされていた。
だが手術の様子が分かるという。

目の玉をグリグリされるとかの妄想が頭の中を駆けめぐった。
気の小さい私は睡眠不足で手術に臨んだ。

グリグリではなかったが、非常にまぶしく緊張しっぱなしだった。
先生の方は手慣れた様子で「順調に終わりましたよ」という。

両目を部分麻酔でやらなくてよかったと思った。
「目のつぶれる思い」とはこのことだ。

おかげでよく見えるようになった。
世の中明るくなった気がする。

こうして目の一部は人工物になった。
すでに歯の一部は人工物に置き換わっている。

これが年を取るということなのだろう。
医術の発達で、置き替えられる部分が増えて元気に長生きができるようになってゆく。

そのうちサイボーグにもなれるだろう。
だが気の小さいところは替えられまい。

   眼科医の 指の細さよ 薬雨降る

2017年6月2日金曜日

「ニーゼと光のアトリエ」

昨日は1日。
「毎月1日は映画の日」なのだそうな。

地元「大黒座」へ見に行った。
「ニーゼと光のアトリエ」ブラジルはリオの精神病院が舞台の映画だ。

「カウンセラー」を名乗る義務感もあって見た。
1943年のことだから精神病院は今とずいぶん様相が違う。

患者はおとなしく看護士の指示に従っていればよい。
そうさせるのが医者の仕事・・・という時代だ。

そういった中で「ニーゼ」は患者を「クライアント」と呼ぶ。。
そうして絵を描かせる。

もちろん簡単にはいかない。
かの「ユング」に手紙を書いたりもする。

そうして・・・どうなったかは、是非お近くの映画館でご覧下さい。
実話をもとにした映画です。

映画の公式HPはこちら。
http://maru-movie.com/nise.html

大黒座のHPはこちら。
https://www.daikokuza.com/

世界中の精神病院が、この映画にでてくるよりももっとひどいことをしていた時代だ。
現代ではロボトミー手術とか、電気ショック療法とかはしない。

代わりに大量の薬を使う。
こちらの方が、儲かるからだ。

私も、前にいたところの近くの精神病院は覗いたことがある。
別の病院の看護士さんたちと話をしたこともある。

アトリエを持つ精神病院など聞いたことはない。

2017年5月30日火曜日

棚作り3

また、棚を一つ作った。
ベッドの側に置く小さな棚だ。

電気スタンドとか、本とかを置く。
材料はこれもあり合わせ。

安定させるのに下駄を履かせた。
半日仕事で何とか完成。

後の半日で布団の片づけをした。
家が小さいので、圧縮袋に入れてしまった。

私の部屋からもなくなって、少し床が広がった。
まだまだ、しなければいけないことはたくさんある。

我が家は、進化し続ける家なのだ。
私が元気な間は未完成というわけだ。


2017年5月28日日曜日

「俳句の図書館」

引っ越し作業は続いているが、合間を縫って本も読む。
「俳句の図書館」堀本裕樹著ー隣町の図書館で借りてきた。

我が町の図書館も充実しているが、隣町も頑張っている。
新しく入った本のコーナーに同じ本が並ぶことは少なく、それぞれの個性がありがたい。

さてこの本、正岡子規以降、現代までの俳句で著者がいいと思うものを選び解説を加えている。
本人の句も一つ入っている。

俳句とは、17文字を並べて意味を持たせればそれでいいというものなのではない位は知っている。
それではというと、5・7・5の区切りがあったり、季語を入れたり位の知識しかない。

ところが自由律があったり(山頭火は私も好きだ)無季語や季重なりにもいい句があるという。
ただ、初心者は規則通りに作る努力が必要だと説く。

このところはカウンセリングでも、5つの欲求とか全行動とかの手がかりがあった方がクライアントを理解しやすいことと似ている。
上級者になると、あまり意識的でなくスルスルといく。

たくさん並んでいる句の中で私が気に入ったのは
 「冬蜂の死にどころなく歩きけり」ー村上鬼城ー

春に生まれたであろうこの蜂はどんな夏と秋を過ごしてきたのか想像がふくらむと同時に、定年を過ぎてフラフラしている身につまされもする。
本には書いてないのだが、調べてみると雄は冬を越せずにこの句のように死んでゆく。

雌は巣の中で越冬するという。
その雌がたまたまの暖かさに惑わされてフラフラ出てくることがあり、それが冬蜂だと書かれたものもある。

句に詠われたものが雌の蜂かもしれないと思うと、また別の物語がありそうだ。
そういうことが俳句を味わうということなのだろう。

 「図書館内 蝶のごとくに ひらひらと」ー東行ー
 

2017年5月25日木曜日

去年の11月から、月1回のペースで学習会を開いている。
カウンセリング心理学の学習会だ。

仕事上カウンセリング的なことをしている人も来るが、初めての人にもわかるように心がけている。
4月からは会の名前も決めて、会員組織にした。

時間帯が夜間なので、仕事を持っている人が多い。
長く続けられるといいなと思っている。

さてその内容は、3月までは理論を説明することを中心にしてきた。
4月からはロールプレイを中心にしている。

昨日は「小3の子を持つ母親」がクライアントだった。
子どもとの会話が最近なくなって、心配だという設定。

別のところでカウンセリングの勉強をしている人がクライアント役をしてくれた。
カウンセラー役は私がした。

子どもとの関わり以外の生活も聞きつつ、自分だったらどんな人とだったら話しやすいかを聞いた。
「お日様のような温かい人が話しやすい」とのことだった。

「そういう態度で自分の子にも接してみましょう」というところで終わった。
ロールプレイなので、方向が見えたところで終わった。

その後、皆で感想や意見を出し合った。
私も久しぶりのロールプレイだったので、少し緊張した。

ロールプレイの原則や実際との違い、否定的な意見は述べないなどの話もして終わった。
アンケートももらったが、おおむね好評だったと自画自賛しておこう。
 

2017年5月13日土曜日

世界ジオパーク

隣町には世界ジオパークに認定された「アポイ岳」がある。
そこで、「ジオカフェ」なる催しがあったので昨日、今日と参加してきた。

ちなみに「ジオパーク: geopark)とは、地球科学的な価値を持つ遺産(大地の遺産、ジオヘリテイジ、: geoheritage)を保全し、教育ツーリズムに活用しながら、持続可能な開発を進める地域認定プログラムである。」(ウィキペディアによる)
「世界ジオパーク」を名乗るには、ユネスコの承認がいる。

よく話題になる「世界遺産」は日本に20カ所からある。
「世界ジオパーク」は8カ所しかない。

比べるのも大人げないが、もう少し日本中で話題になってもいいと思う。
そこで、盛り上げるための「ジオカフェ」というわけだ。


盛り上げようとの趣旨の割には「アポイ岳ジオパーク」のホームページへいってもお知らせなど出てこないなど突っ込み処満載なのだが、桜マスの天ぷらがでると聞いた。
この際「カフェで天ぷら?」などと野暮なことはいわないで純粋にジオパークを盛り上げようとして参加したというわけだ。

徳山大学の先生をお呼びしでの開催だ。
それなりの費用も掛かっていると思うのだが、その割にはHPにお知らせもないくらいだから報告の記事もないに違いない。

これだから盛り上がらないのだと思っているのは私だけか。
「地球科学的な価値」を持つ「桜マスの天ぷら」を昨日、今日と二日掛かりで味わう。

?????だらけではないか。
だから突っ込み処満載なのだ。

せめて、こちらで「アポイ岳ジオパーク」について知ってほしい。
http://www.apoi-geopark.jp/
桜マスの恩返しだ。