2012年12月31日月曜日

有り難うございました

本年も、拙いブログにおつき合いいただきまして、ありがとうございました。
ここ、北海道で地吹雪の音を聞きながら、これを書いております。

今年は、60余年の私の人生の中でも、格別に多くのことがあった年でした。
まるでジェットコースターのように、あっちへ行き、こっちへ行きました。

退職したときには、これからは落ち着いて・・・などと考えていたことがまるで嘘のようです。
その分、周囲の方へは多分にご迷惑をおかけしてきました。

申し訳ございません。
本人は「ワー」の「ヒャー」の言いながら、時々を楽しんでこれました。

これからも、まだしばらくは落ち着かない生活が続くようです。
来年以降も、おつき合いよろしくお願いいたします。

ではごめんを被りまして、北海道の刺身で年越しをいたします。

2012年12月30日日曜日

食べましたⅣ

地元の手作り品を売っている「アンテナショップ」へ行って来ました。
店の名前は「CO CO A」

小さなお店の中には、おもちゃから手芸品までたくさんの物が並んでいました。
面白かったのは、棚ごとに小瓶があること。

ほしい物がある人は、その小瓶に自分でお金を入れる仕組みでした。
誰さんの何がいくつ売れて、という面倒な計算をしなくてすむということでしょうか。

場所を工夫して、軽食もできるようになっていました。
買ったのはこれ。













「昆布クッキー」
確かに日高の名産です。

形も、海で揺らいでいる昆布のイメージなのだと思います。
バターを使い、添加物は使わない美味しいクッキーでした。

2012年12月29日土曜日

凍りましたⅡ

今度は洗濯機です。
正確に書けば、洗濯機への配管です。

町で用意してくれたのは全自動なので、スイッチひとつ。
気がつくと動いていない。

何度か試してみて、水が流れていないことに気がついた。
洗濯機が置いてあるのは、風呂場。

普段使わずに、閉めきりにしてある。
風呂は町営の日帰り温泉を使っている。

それがいけなかったのかもしれない。
洗濯機へ繋がるホースを外してみた。

ホース自体がジャリジャリいう。
中で凍っているのだ。

仕方がないので、ストーブの上に乗っているヤカンを持ってきてお湯をかけた。
ホースは簡単に溶けて水が出てきた。

蛇口の方も凍っている。
そこへもお湯をかけたが、こちらは簡単ではなかった。

蛇口のあたりは暖まったが、それでも水は出てこない。
どうもその先も凍っているようだ。

そこは一応断熱材が巻いてあって、役所の説明ではそこまでは凍らないという説明だった。
「あってはならないこと」だ。

しかも、役所は年末休暇だ。
そうはいっても、現実が優先する。

隔靴掻痒というが、断熱材の上からお湯をかけ昼を待った。
天気予報では最高気温は零下1度。

居間との境をあけて、暖房を強くした。
無事?11時頃には開通した。

清潔な衣服で正月が迎えられそうだ。

2012年12月28日金曜日

乗りました

以前にも書いたが、時々乗馬に行っている。
町営の施設で安く乗れる。

そこが年末年始の関係で、一般乗馬はお休みになってしまった。
ここは馬の町だから、ほかにも乗れる施設がある。

その代わり、観光的で勉強には向かない。
お楽しみ乗馬というわけだ。

お楽しみだから、野外へ出る。
雪景色の中を歩いてきた。

初めは寒かったが、そのうち慣れた。
ふくらはぎには、馬の暖かみも伝わってきた。

終わった後、名刺をくれた。













種類の「アパルーサ」というのはアメリカインディアンが乗っていた種類だと教えてもらった。
なるほど西部劇が似合いそうな斑点のある馬だ。

次に乗るときには、弓矢を持ってゆこう。
性別の「セン」というのは、去勢された男の子。

可哀想だがおとなしくなるので、観光用の男の子はほとんど同じ運命だとか。
結局、少しは勉強にもなった。

2012年12月27日木曜日

履きました

雪が降り始めて、短靴は履いていない。
地元の人は平気ではいている。

靴屋さんには、積雪時用のバスケットシューズのようなのもおいてあった。
私は、長靴と防寒靴。

長靴は遠野で買ったので、裏の凸凹が深いようだ。
防寒靴は編み上げで、中がフェルト状になっている。

表面もざらついていて、雪がよくつく。
靴の裏に金具が付いているのが気に入って、選んだ物だ。

蝶番になっていて、畳むと靴底から少し出る。
アイゼンのようで、滑り止めになる。

とはいえ、それでも滑るときは滑る。
滑らないようにと考えると、がに股になる。

雪が無くなっても、元に戻らないかもしれない。

2012年12月26日水曜日

聞かれました

今居る家から100m位の所に喫茶店があります。
大きな道路から少し奥へ入ったところです。

日月火水と、週4日しか営業しないお店です。
入ってみました。

のれんは出ていたのですが、普通のおうちのようでした。
靴を脱いで、上がりました。

幸いクリームを塗らされたり、山猫が出てきたりということはありませんでした。
主婦が、趣味と実益をかねて始めたようなお店でした。

レモンシフォンとココアをお願いしました。
その奥様に聞かれました。

「この町の人では、ないですよね」
いきなりばれてしまいました。

そういうことが、すぐ分かる土地なのですね。
地元のことを色々聞かせてもらいました。

ココアは、クリームが丁寧にホイップされていて暖まりました。
歩いてゆける喫茶店がある、ここは都会です。

2012年12月25日火曜日

凍りました

昨日も書きましたが、ここ数日ずいぶん冷え込んできています。
ホワイトクリスマスは、ここでは当たり前のようです。

冷えて困るのは自動車もそうです。
朝、雪だるま状況になっています。

仮住まいなので、ガレージなどのしゃれた設備はありません。
せめてと思い、フロントガラスにシートをかけています。

粉雪なので、箒で掃くと雪は落ちます。
それからシートを剥がすと、薄く凍っている部分が取れるという仕掛けです。

もちろん、ドアも凍っています。
開けるのは、それなりに大変です。

ところが今日はそれだけではすみませんでした。
ガラスの内側が凍っていました。

氷を剥がすスクレーパー、内側から使うのは初めてでした。

2012年12月24日月曜日

歩きました

昨日は雪が降りましたが、今日は朝からいい天気。
気温もぐんぐん下がりました。

晴れた朝ほど寒いのは、関東地方も北海道も同じ。
寒さの程度は違いますが。

その寒さの中、散歩に行きました。
ほとんど毎日散歩はしています。

でないと、運動不足になります。
公園になっている裏の山や、町中へも出ます。

今日は歩きにくい日でした。
以前からの雪は、一度解けて氷になっています。

根雪といいますが、根氷です。
その上に、昨日降った雪がこれも凍って積もっています。

根氷が凸凹していてくれるとまだ良いのですが、一度解けていますから平らになっている所もあります。
その上にうっすら雪が積もっています。

足を乗せると、滑ります。
私はまだ転ぶところまで行っていませんが、お年寄りには危なそうです。

先日見た、車道を歩く人の気持ちが分かります。
先が四つに分かれた杖がありますが、ほしいと思いました。

2012年12月23日日曜日

買いました

国道を海の方へ入ったところに、パン屋さんがある。
町内ではめづらしい、手作りパン屋だ。

「ぱんぱかぱん」という、競馬のファンファーレのような名前だ。
当地には似つかわしい。

店は広くないが、可愛らしい小物も売っている。
ひっきりなしに、お客さんが入ってきている。

奥ではイスとテーブルもあり、海を見ながらパンを食べられる。
サンドイッチを買って食べた。

冬の海はいまいちだったが、パンは美味しかった。
お八つ用にメロンパンを買って帰った。

これも美味しかった。

2012年12月22日土曜日

食べましたⅢ

「たこまんま」というのが、スーパーの鮮魚売り場に並んでいた。
白くて、10センチほどの丸い物がラップされていた。

調べてみたら、たこの卵と分かった。
醤油漬けなどにして、食べるらしい。

その後「たこまんまかまぼこ」という看板を見つけた。
国道脇のお店だった。

入ってみると、普通の魚屋さんではなく漁師さんがやっている直売店のよう。
大漁旗などが飾ってある。

ほしいなら今から焼くが、ここで食べてゆくのか持ち帰るのかと聞かれた。
焼きたての方が美味しいといわれて、そこで食べることにする。

店の一部に小上がりがあって、ご主人らしい人がこたつに当たっている。
その向こうには、釣り竿などがおいてある。

奥さんらしい人がフライパンで焼いて出してくれた物は、ふわっとしたオムレツのよう。
おそらく、魚のすり身と混ぜてあるのだろう。

普通の蒲鉾よりずっと甘い。
その分、たこの味が強くはなかった。

お上品な味だった。
わさび醤油も出してくれて、それで食べるとおつまみ風。

炊きたてご飯、あるいは日本酒がほしくなる。
この時期しかないそうだ。

残念ながら、お土産にはなりそうもない。

2012年12月21日金曜日

拾いました

いつもは裏の山へ散歩に行っているのだが、今日は海へ行ってみた。
10分ほど歩いて、国道と鉄道を越える。

漁師らしい家の間を抜けると海辺へ出る。
冬の浜辺も、風がなければそう寒くない。

浜の3/2ほどは雪で白い。
波打ち際は、黒い砂浜。

白いカモメと、黒いカラスが飛び交っている。
喧嘩するでもなく、群れている。

小さな漁船と昆布の干場も雪をかぶっている。
啄木ならピストルを掘り出すところだが、私にはそんな才能はない。

代わりに見つけたのは、漁網の浮きらしいガラス玉。














一本、赤い糸が使われている。
こういう才能も私にはない。

冬の海辺の記念品だ。

2012年12月20日木曜日

走りましたⅡ

海を望む丘の上に「ファミリースポーツセンター」という施設がある。
町立の体育館だ。

トレーニング室があり、無料で使える。
買い物のついでに寄り道してみた。

いわゆるトレーニングマシンというのが並んでいる。
バーベルを持ち上げるような、野蛮なことは私はしない。

昔ながらの肋木というのがあった。
今は鉄製だ。

これに捕まって懸垂をしてみた。
2回ほどで顎が上がった。

昔日の面影はない。
それでも腰痛予防にしばらくぶら下がっていた。

一番大きな機械は、ランニングマシンだ。
使ったことがないので、スイッチを入れてみた。

歩くというよりは、歩かされている感じがした。
スピードを上げて、走る速度にしてもみた。

後ろに蹴って前に進むというより、飛び上がっている内にベルトが動くと行った案配だ。
良いところは、よそ見ができること。

目の前は海。
ちょっと良い気分だった。

20分ほどいたが、その間ほかには誰も来なかった。
贅沢なスポーツジムだ。

2012年12月19日水曜日

走りました

車を走らせました。
雪道を、です。

東北でも走りましたが、こちらの雪はまた違う。
上から降ってはこない。

雪の温度が低く、しかも細かい。
サラサラしている。

風がその雪を巻き上げる。
路面上を、雪が走っている。

その下の雪は、夜の内に凍っている。
表面は平らでも、下の氷がでこぼこしている。

そのでこぼこで、不意に路面から突き上げられる。
いつもよりきつめにハンドルを持って、進路を曲げられないようにして走った。

後は定速運転だ。
地元民からは低速運転と思われたらしい。

何台もが追い越していった。
気がついたらパトカーが後ろにいた。

さすがに彼は追い越ししてゆかなかった。

2012年12月18日火曜日

行きました

朝方は雨でした。
午後から上がったので、近くの公園へ行って来ました。

家の前を少し行くとトンネルがあり、隣街へつながっています。
それを街とは反対側へ行くと散歩コースがあり、トンネルの上へ出ます。

町営墓地にもなっています。
お寺のとは違って、明るい感じがします。

さらに海の方へ行くと公園になっていて「常磐公園」といいます。
丘の上なので、遠くに日高山脈が見えます。













雪の上には、鹿や兎の足跡、イノシシの通ったらしい跡なども見えました。
自然と繋がっている街なのだと思いました。

公園を縦断するようにして、海に近い道から下りました。
1時間ほどの散歩でした。

2012年12月17日月曜日

食べましたⅡ

今度は、自分でお金を出して買って食べました。
「いももち」です。

北海道の郷土料理ということになっています。
スーパーで普通に売られています。

馬鈴薯に片栗粉を加えて、餅風の食感にした物らしい。
5㎝くらいの平べったい太鼓状の団子が3つ串に刺さっていた。

甘辛いたれが付いて、芋味みたらし団子というか。
和風ニョッキというか。

調べたら、高知、和歌山、岐阜などにも同じ名前の食べ物があるという。
ただし、芋も作り方も違う。

和歌山県では日高郡にあるそうだから、別の繋がりもあるかもしれない。

2012年12月16日日曜日

覗きました

町のメインストリートに面して、大きな商業施設があります。
そこに空きスペースがあるのですが、今日は催し物をしていました。

「刑務所作業製品展」
覗いてきました。

出所後の生活に備えて、家具などを作っていることは知っていました。
技術を持っていないと生活ができない。

生活ができないと法を犯す。
そういうことの対策と、いくらかでも現金を持って退所させようということのためとか聞いたことがあります。

思ったより、色々な物がありました。
家具などの木製品のほか、靴などの革製品、飾り物などがありました。

面白かったのは、繊維関係で厚手の前掛けがありました。
酒屋さんなどが使うあれです。

薪ストーブやバーベキューコンロなどもありました。
どれも市販品より安い割には、ガッチリしているように見えます。

こちらへ永住しているなら、買いたくなるようなものがいくつもありました。
我慢をして、桐のまな板と木のおもちゃを買いました。

カタログもあったので帰宅してから見ると、お神輿も載っていました。
ちなみに網走だけでなく、全国各地の刑務所でできた物が並んでいましたよ。

2012年12月15日土曜日

見ました

とっても怖い物を見ました。
昨日少し雪が降って、それでも、車道は除雪がされていました。

歩道は、雪かきがされているところと、されていないところと斑です。
北海道の車道は広く作ってあり、そこに雪が積まれることになっています。

今日は比較的暖かで、車の通るところは完全に雪のない状態でした。
そこを一人の老婆が歩いていました。

「歩道は歩きにくいから・・・」
少し離れていた私にも聞き取れるくらいのつぶやきでした。

後ろから来る車は、しっかりよけて通ってゆきます。
それは無視して、おばあさんは車道を歩いてゆきます。

彼女がどこへ行きたかったのかは分かりません。

2012年12月14日金曜日

頂きましたⅡ

話は前後になるが、鹿肉も頂いた。
アイヌの方からだ。

アイヌの方のお店があると本に出ていたので、行ってみた。
お店ではなかった。

工房だった。
私より年上だろう人がやっていた。

伝統的な品物を作っているという話だった。
甥御さんが販売の方はやっているらしかった。

使っている小刀を見せてもらった。
刃渡りが25㎝ほど。

山用にしては薄い印象だ。
鞘や柄に模様が掘ってある。

鱗模様だと話してくれた。
普通、この手の鞘は薄い板を刃が入るように彫り込んで2枚をあわせる。

これは、一本の木を3方から彫り込んで作るという話だった。
抜け落ちない工夫もしてある。

ほかにも色々な話をしているうちに、鹿肉を食べるか聞かれた。
何度か食べたと返事をした。

「私はすね肉が好きで・・・」と言いながら、傍らのビニール袋から肉をひとかたまり出した。
アメリカンドッグほどの肉を、さきほどの小刀で厚切りにした。

ほとんど脂身の所がない。
一度煮て血を抜き、それから味を付けてもう一度煮るのだと話してくれた。

柔らかく、それでいて鹿の味がしっかりした。
連れ合いと二人で食べてしまった。

帰りがけに、いくつもの固まりを包んでくれた。
我々は、薄切りにして食べた。

一つで充分夕食のメインディシュになる。

2012年12月13日木曜日

頂きました

今日のお昼は、ラーメンと餃子。
当地の名物紹介の中に、黒餃子というのがあった。

名物の昆布を入れた餃子という。
確かに黒い。

「醤油を使わずに、酢とラー油だけで食べてください」とご主人は言う。
なるほど、昆布の味がする。

皮にも、具にも昆布が入っているそうな。
今時の薄い皮でなく、厚めの皮が良い。

我々が体験移住者と知って、色々話を聞かせてくれた。
近くの森にフクロウが居て、見れると教えてくれた。

食べ終わって店を出ると、ご主人が追いかけてきた。
「これ食べてください」といって新聞紙の包みを渡された。

「今朝ゆでた毛ガニです、そのまま食べられますから」
その後スーパーで値段を見たら、ラーメン代より高かった。

2012年12月12日水曜日

入れました

清き?一票を投じてきました。
こちらにいるので、今回は初めての棄権かと覚悟をしていました。

しかし、船乗りや南極の越冬隊員も投票できると聞いた。
選挙管理委員会へ問い合わせたところ、投票用紙の請求書を出せとのこと。

公示日に手続きしていれば余裕があったが、今からでは間に合うか心許なかった。
だが、今日、夕方投票用紙が届いた。

早速町の投票所へ行き投票してきた。
同封されてきた2重の封筒に入れ、係りの人に渡した。

「こちらで送っておきます」とにっこり受理された。
初めの郵送費だけこちら持ち。

後は簡易書留と速達で来たり、行ったり。
全部税金だ。

投票率を上げるのに、こんな努力がされていることを初めて知った。
だからというわけではないが、みなさんも投票へは行ってくださいね。

2012年12月11日火曜日

会いました

餅つきの話はこれで終わらなかった。
餅なだけによく粘る。

今日、二人で散歩をしていると、車が停まった。
窓から顔を出して、連れ合いに声をかけてきた。

「一昨日は、餅つきに来ていただいてありがとうございました」
お礼を言うのは本来こちらだ。

その時に話した人らしい。
こちらもお礼を言った。

早くも知り合いができたわけだ。
嬉しくもあり「悪いことはできないぞ」という思いもあった。

2012年12月10日月曜日

跳びました

昨日、雑煮をごちそうになった話を書いた。
食べ終わって、すぐに帰ったわけではない。

その後、「縄跳び大会」があった。
幼児から小学生までが参加だ。

1学年10人くらいだった。
学年別に前に出て、ヨーイ・スタートで一斉に始める。

始める前に会長さんや校長先生が跳んだ。
笑いが出て、和やかだ。

子どもたちは数回で止まってしまう子もいるし、延々と飛んでいる子もいる。
みんな真剣だ。

学年毎に一番跳べた子は優勝で、商品をもらっていた。
そういう意味では競争なのだが、みな楽しげだった。

むしろ、地域全体で子供の成長を見ているという感じだ。
それでも、毎年子どもの人数は少なくなると聞いた。

我慢強い人間が、少なくなっていく気がする。

2012年12月9日日曜日

食べました

先日近所を散歩していたら「ふれあい会館」という町の施設があった。
中を覗いて話を聞いた。

学童保育を中心にして、公民館的なこともする施設だという。
「体験移住できています」と自己紹介をした。

「9日にはお餅つきをするので来てください」と誘われた。
昼頃、のこのこ行って来ました。

小学校の体育館を小さくしたという感じの部屋に、大勢の人がいる。
テーブルを並べて、緑の餅を食べている。

知っている人は誰もいないので、おそるおそる入っていった。
餅を配っている人が「そこがあいているので座ってください」と声をかけてくれる。

座ってコートを脱ぐ暇もなく、餅を取ってくれる、雑煮がくる。
黙って食べるのも気が引けるので、「体験移住できています」とまた自己紹介した。

「そうですか、でどちらから・・・」
おじさんたちと話をしながら餅、雑煮、漬け物をご馳走になった。

全然違和感がない。
会費もない。

緑色の餅は、緑の黄粉まぶしだった。
雑煮は、キノコの味がしておいしかった。

この地域の特徴だろうか、誰でも仲良し。
改めて、良いところへ来たと思った。

2012年12月8日土曜日

積もりました

麻雀好きなら嬉しいところですね。
残念ながら牌ではなくて、雪です。

朝起きると銀世界でした。
降ってはいませんでしたが、家の前の道路は真っ白。

前の日に自動車のフロントガラスにカバーを掛けておいて正解でした。
それを剥がして、箒で雪を落とす。

風がないので、寒さはあまり感じませんでした。
運転することの方が、震えます。

まだ誰も通っていない道へ、車を出すのは勇気がいりました。
本通りへ出るのに、一時停止すると早速ABSが効きました。

ブレーキがロックして滑ると、サポートしてくれるあれです。
北海道は速度制限を無視する車が多いのですが、さすがに今日はみなさん慎重。

合流なども、十分待ってから出てきます。
こういうところで生活していると、忍耐強くなる気がします。

待つことが平気になります。
それでも、降り始めは事故が多いと聞いています。

地元の人でも、慣れるのに時間がかかるようです。
慣れない私は、なお慎重に行きましょう。

忍耐強くにも成れると良いなと思っています。

2012年12月7日金曜日

揺れました

昼間雪の中を散歩に行ったので、そのことをここに書こうとPCを立ち上げたところだった。
震度4でした。

仮住まいの身で、倒れそうな物は冷蔵庫。
PCのすぐ傍にある。

立ち上がって離れた。
ストーブは給排気校がついているので倒れにくそうだが、一応消した。

乗っている鍋の中で揺れているお湯が見えた。
蓋がガラスなのだ。

揺れが収まりかけたとき、これで収まるのかと心配がよぎった。
これは余震で、さらに本格的に来たらかなり危険だと思った。

次には、津波の心配をした。
ここは割に海に近い。

標高もそれほど無い。
幸い、心配だけですんだ。

昼間雪が降って、積もっている。
暗い中、被害が出るような地震に襲われたらどうしたらよいだろうか。

月曜になったら、役場の人に確認しておこう。

2012年12月6日木曜日

付けました

自動車の後ろのワイパーが壊れていた。
こちらへ来る前からだったらしい。

新しいワイパーブレードを付けてもらった。
「冬用しかないですけど良いですか」と店員がいう。

どう違うのかと聞いたら、ゴムで覆われているという。
値段が倍くらいするともいわれた。

無いと困るので、つけてもらった。
なるほど、窓をこするところ全体にゴムがかぶせてある。

ガラスをこするところは同じように見えた。
だからでもないだろうが、午後から大荒れの天気になった。

6時頃買い物に出たが、吹雪いていた。
国道が一部通行止めになっていた。

又停電になった地域もあるらしい。
音楽を聴きに行くつもりだったが、止めて帰ってきた。

どんなに優秀なワイパーブレードがあっても、歯が立ちそうにない。

2012年12月5日水曜日

降りましたⅡ

今朝は雪でした。
今までも、何度か降ってはいました。

まだ本格的ではなさそうで、草むらが白くなった程度です。
近くに生協のお店があります。

そこまで歩いて行って来ました。
「宗八カレイ」というのを買ってきました。

手のひらより少し大きめで、50円。
夕食に、二人で分けて食べました。

おいしかったです。

2012年12月4日火曜日

降りました

今日は一日、雨降りでした。
おかげで暖かい一日でした。

明日の朝は、車を動かす予定がないから良いようなもの。
道路はきっと凍り付いている。

雪より始末が悪い。
今日の内に、図書館へ行って本を借りてきた。

DVDも2本借りてきた。
これでしばらくは籠城できる。

というのは大げさで、昼間は動ける。
早く雪が降ってほしい。

2012年12月3日月曜日

入りました

今日はお風呂に入りました。
家のお風呂ではありません。

日帰り温泉です。
町立の施設に、お風呂が付いています。

500円なのだが、回数券を買って、実質300円くらいで入れた。
銭湯より安い、なおかつ温泉。

大きなお風呂に、ゆっくり浸かった。
遠くに山並み。

旅行気分だ?
芯まで温まって、ほんわかと寝よう。



2012年12月2日日曜日

見てきました

オオワシです。
翼を広げると2m以上にもなるそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%AF%E3%82%B7
博物館主催の観察会がありました。
朝9時集合。

車のウインドウについている氷を掻き落として、家を出ました。
地元探鳥会の方が説明役です。

博物館では双眼鏡を参加者に貸し出してくれた他、バスまで用意してくれました。
近くの川沿いに見えるということでした。

居ました。
見えました。

成鳥の肩が白く、慣れると見つけやすかった。
双眼鏡でも見たが、飛んでいるところは迫力があった。

一本の木に5~6羽が止まっていて、鷲の成る木みたいだった。
その他、ダイサギなども居たが、こちらは神奈川でも見ていたので感激は薄い。

そういう意味では、カラスはかわいそうだ。
カラスなりに一生懸命生きているのに。

2012年12月1日土曜日

音楽会

「フォーク・ジャンボリー」という音楽会があって聞いてきた。
東日本大震災被災者の応援音楽会だ。

入り口で、寄付を集めていた。
入場自体は無料だった。

道内各地から5つのアマチアグループが参加している。
会場は文化会館の研修室。

照明、音響などもそろえて、頑張っていた。
100人くらいの部屋だったが、開場直前になって椅子が増やされた。

歌は、ほとんどが昔のフォークソング。
歌う方もおじさんばかりかと思いきや、若い出演者が半分くらい。

若い人が、今の歌ではなく、70~80年代の歌を歌うことに驚いた。
あまりヒットしたとはいえないような歌も混じっていた。

今時のとんがった歌ではなく、手作り感のある歌が多かった。
歌詞を聴いていて感じたことは二つ。

おそらく30~40歳くらいのはずなのに、人生を振り返っている話が多い。
青春=人生は終わったみたいな歌詞だ。

たとえばアリス「遠くで汽笛を聞きながら」
そういえば吉田拓郎の「落陽」に私たちがこちらへ来るのに利用したフェリーも出てきて驚いた。

もう一つは恋愛の歌。
なぜか振られるのは男ばかり。


たとえば「22歳の別れ」
そういう時代だったのだと今改めて思う。