2013年12月27日金曜日

プレゼント

昨日(25日)クリスマスパーティに呼ばれていって来た。
アメリカ人の他にガテマラカら来ている人もいて、国際色豊かなかパーティーだった。

私の感覚と違っていたのは、皆勝手に食べ物をとりバラバラに食べていたこと。
一斉に乾杯などもなかった。

自由の国らしい。
その後プレゼントの交換があった。

集まったプレゼントを一つ所に集め、くじ引きで順番に取りにゆく。
面白いのは、先にもらった人の物がほしい人はそれを取ってもいいことだった。

取られた人は、他の人のを取ってもいいし、新しいのを取ってもいい。
つまり、後の人の方が有利なルールだ。

プレゼントは取ってきてその場で開けるから中身がわかるわけだが、いくら国際色豊かとはいえさすがに自分の国の土地を他国の人にプレゼントする人はいなかった。

2013年12月25日水曜日

クリスマスⅡ

今、こちらは24日。
日本はもう25日で、クリスマス気分はあまりないのだろう。

こちらはこれからだ。
25日になってからクリスマスパーティ。

プレゼントも、25日に開ける。
それまでは、ツリーの下に置いておくことが多いようだ。

教会へゆく人は少なくなっていて、私の娘も行く気はない。
それでも、クリスマスは25日。

もっとも聖書をひっくり返しても、キリストの誕生日は12月ということはどこにも書いていない。
これも習慣なのだから、どちらも良しとしよう。

楽しい、年末のお祭りの一つだと思えばよい。
キリストも、八百万の神々の一人にしよう。

アッラーの神も含めてしまえ。
そうして初めて、世界平和をお祈りできると私は思うのだ。

嘗てベトナム戦争の頃、クリスマス休戦というのがあった。
旧正月休戦とワンセットだった。

鉄砲の弾など、この時期のプレゼントには向かない。
花火にして、新しい年のお祝いに使うのはどうだろう。

とりあえず、地には平和を・・・とお祈りしよう。

2013年12月21日土曜日

クリスマス

今年は、クリスマスとお正月をこちらで過ごすことにしている。
夜になると、街はイルミネーションできれいだ。

もちろん、ふつうの家が飾り付けている。
こちらの習慣が、日本でも広まったわけだ。

本場だけに軒数が多い。
家も大きいから豪華だ。

今朝は、雪も積もっていた。
ホワイトクリスマスになりそうだ。

2013年12月20日金曜日

青山あり

何度目だろうか、太平洋を渡るのは?
定年で退職してから、何回か娘のところへ来た。

今や、太平洋はひとっ飛びだ。
退職前はといわれると、記憶が怪しくなる。

別に政治家を気取っているわけではないのだが。
30有余年前、オセアニアを越えたことがある。

それが、外国へ出た初めてのことだ。
昔のことはさておき、今はアメリカ西海岸にいる。

シアトルに近いエドモンズという町にいる。
私のDNAを受け継いだ孫がいるところでもあるし、曾祖父の墓があるところにも近い。

少し前にも書いたが、人間の行動力は大したものだ。
地球上至る所に出没する。

古人はこれを称して「人生至る所に青山あり」と言ったのだろう。
学は成りがたし。

2013年12月18日水曜日

休む体操

連れ合いがレッスンを受けたいというので、付き合ってきた。
「フェルデンクライス」という。

物理学者が開発した体操だ。
図書館で本を見つけ、自己流でやっていた。

面白いのは、やたらと「休んで下さい」といわれること。
力を入れずに、小さな動きでいいということ。

筋力を付けるというより、体を整えるのだそうな。
「感じてください」ともいわれる。

自分の体の様子を自分で意識するわけだ。
人の感覚は、ほとんどが外に向けられている。

物を握ると、握ったものの重さや暖かさ質感などが感じられる。
だが、そのためにどの筋肉がどのくらいの力が入ったのか、骨はどう動いたのかということはほとんど感じない。

そういうものを感じられるように練習する。
日本の古武道などでも、似た訓練があったように聞く。

フェルデンクライス氏も、柔道を習っていたとか。
詳しく知りたい人はこちら
http://www.feldenkrais.jp/

2013年12月16日月曜日

大病院

白内障の検査で、近くの病院へ行った。
市内でも大きな総合病院だ。

そこで渡された紙にこうあった
「選定療養費1575円」

病床数200以上の病院に、紹介状なしに行くと初診料とは別にかかるのだそうだ。
私は世間知らずらしい。

以前に、国立病院にかかったときも初診が高かった覚えがある。
それはこれが原因らしい。

いきなり大病院へ来てはいけない、とりあえず町医者に行けということらしい。
町医者が悪いわけではない。

私の場合、白内障なら町医者で手術はしないだろう。
こういう病院でするはずだと思ったから、初めから診てもらおうと考えた。

紹介状があっても、きっと検査は初めからやり直すはずだ。
同じようにして、余分にお金を取る根拠は何なのだろう。

いつまでたっても、私には世間の常識が理解不能だ。

2013年12月15日日曜日

クレソン

夕方、散歩に行った。
家の近くを流れる川岸だ。

土手の上を500m位の散歩コース。
久しぶりにくると、木が切られている。

河原のヨシは増えている。
少しずつ、ここも変わる。

河原を見下ろすと、クレソンが生えている。
昔、上流の方で摘んだ記憶があった。

一緒にいた連れ合いは「長靴を履いてくれば摘めたのに」と残念がった。
クレソンの回りを低い草が取り囲んでいて、そこへ降りなければ摘めない。

そこはきっと、川の水で泥になっていると見えたのだろう。
私の見立ては違った。

草は枯れている。
下は硬い土だろう。

1mほどの土手を降りてみた。
やはり大丈夫だった。

私は長靴を履いていた訳ではなかったが「ゴロ!ニャン」と鳴いて見せた。
もちろん、夕飯にはクレソンの炒め物が登場した。

2013年12月14日土曜日

老化

眼鏡を壊してしまい、眼鏡屋に行った。
応急修理はしてもらったものの、新しい物が必要となった。

一応ということで、検眼もした。
一応どころではなかった。

視力が落ちている。
このままでは、次の運転免許の更新ができなくなる。

この眼鏡屋とは古い付き合いなので、記録を見てくれた。
ここ数年の落ち込みが激しい。

白内障ではないかといわれた。
もちろん、医者ではないから断定はしない。

眼科医の受診を勧められた。
おもえば、四十過ぎから老眼は始まっていた。

いよいよ来たかという感じだ。
老眼は直らないが、白内障は手術で治ると聞いている。

白濁した水晶体を取り除いて、人工のレンズを入れるという。
欠点は、人工レンズのため焦点が決まっていること。

つまり、。焦点が合う場所が決まっているのだ。
遠近両用とか、焦点を調節できるとかのもあるらしいがかなり高額らしい。

また、米国では目薬ができたとも聞いた。
日本ではまだ認可されていず、輸入になるらしい。

もちろん自己責任なのだろう。
切ろうか、取ろうか、目薬(グ)ろうか。

2013年12月12日木曜日

ぞうさん

年末年始は、孫に会いに行くことになった。
おみやげに「ぞうさん」を作った。


















朴の板を切り抜いて、ぞうさんにした。
もちろん仕掛けがしてある。

オルゴールを組み込んであるのだ。
小樽に行ったときに買った物だ。

さらに、胴体と鼻を別に作った。
オルゴールが鳴ると、鼻が動く。

この動きが大変だった。
正直、思ったほど大きな動きにはならなかった。

果たして、孫は理解するだろうか。

2013年12月10日火曜日

忘年会Ⅱ

もう一つの忘年会は学習会のほう。
「あいあい+」という。

こちらは5人だったが、私が一番年上。
一番若い人はまだ学生だ。

といっても、会費はシビアに割り勘。
昼間だったので、お酒はなし。

お寿司付きのチョット リッチ ランチ。
食べ物より、話の方の比重が大きい。

普段の学習会でもお互いの近況とか話はするが、多少は堅い。
昨日はそういうことはなし。

普段は聞けない、個人的な話だ。
私はもっぱら北海道の話し。

1年もいれば、話題はたくさんある。
それが食べ物の話になり、つい目の前の物と比べてしまう。

浦河基準は通用しないことはわかっているが・・・
帰りがけに気がついたのは、材料の産地一覧表。

輸入物がたくさん使われている。
私たちが行くような店では、偽装表示は心配なさそうだ。

2013年12月9日月曜日

忘年会

一昨日、昨日と続けて忘年会だった。
一昨日は中学3年からの付き合い。

丑年と子年生まれの会だ。
だからモウチュウ会。

10年くらい合って無くても「よう久しぶり」で昔に戻る。
同じ学校を卒業しているから、上下はない。

というのが我々の世代。
最近「桐島部活止めるってよ」という小説を読んだ。

映画にもなった、話題小説だ。
ある高校で、一人の生徒が部活を辞める。

本人は登場しないで、それに関係する人間が動く。
そんな話だ。

今時の高校の話という。
そこに繰り返し書かれるのは、生徒間の断絶。

私たちの頃にはなかったと思う。
東大へ行ったやつ。

卒業して、そのまま就職したやつ。
授業中に紙が回って笑い合った。

その中でもグループは確かにあった。
だが、上下はなかったように感じている。

「あなたは。そのころから鈍感だったから・・・」といわれればその通りだ。
だが、鈍感だったのは私だけでは無いということも確認できた、忘年会だった。

年をとると、今年のことは簡単に忘れる。
40年前のことは、鮮明に覚えている。

2013年12月6日金曜日

馬、驚く

今日は御殿場で乗馬をしてきた。
前回行ったところだ。

同じ馬だった。
ところが、馬場のすぐ隣で工事をしていた。

ほかの馬はそれほど影響なかったようだが、私の馬は音に敏感だった。
並足はしてくれるのだが、速歩になってから音がするといけない。

首を振って驚く。
とうとう、馬場を引き馬で乗って終わりになった。

インストラクターは、私のせいではないといってくれるのだが。
他の人は平気で乗っている。

馬があれだけ暴れても、落馬しなかった自分をほめて満足しよう。

2013年12月5日木曜日

里山ふれあいセンター

秦野市の森林組合は「里山ふれあいセンター」という施設を持っている。
森林組合の事務局も一緒に置かれている。

そこには工作室がある。
数年前には、子どもの木工教室などもやらせてもらった。

今日は一人で行って来た。
個人ではそろえられない機械類がある。

組木細工とオルゴールを作らなければならなくて、部屋を借りた。
糸鋸とボール盤が必要だった。

ボール盤というのは、正確な穴をあけるのに使う機械だ。
とりあえずは必要な工作をした。

その部屋ではほかに色々な物を作っている人がいる。
3㎝くらいの厚さの大きな板を組み合わせて、テーブルを作っている女性が居た。

驚いたのはホルンを作っていたことだ。
根曲がりの檜の間伐材を使って作る。

設計図があって、端から長さを測り指定された大きさに穴を掘る。
5m位はありそうな大きさだ。

山開きなどの行事に使われているのは知っていた。
実際に目の前で作っているのを見ると大変さがよく分かる。

しかも、作っている人は知り合いだった。
コンピュータの技師さんだ。

人は色々な能力を持っているものだ。

2013年12月4日水曜日

宮脇昭XC.W.ニコル

今日も講演会があり聞いてきた。
横浜国立大学名誉教授の宮脇昭氏。

それだけではない。
あのC.W.ニコル氏とのW講演会だ。

一人でも十分人を呼べるお二人の講演会タダで聞ける。
こんなチャンスは滅多にない。

秦野市の名物宮司が企画した。
数年前にも1000年の森を作るといって、宮脇氏を呼んだ。

そのときも聞きに行った覚えがある。
ニコル氏の話は、もっと前に海老名市で聞いたことがあった。

宮脇氏は「潜在自然植生の復活」という立場。
ニコル氏は「森の中で人は生きるのが良い」ということを実践している市民という立場だ。

会場からに質問に答えて「コンクリートの建物は100年持たないが、木で作った法隆寺は1500年たっている」と言われた。
まったくその通りだと思う。

2013年12月2日月曜日

対人関係ゲーム

昨日は、相模原で講演会があって行って来た。
「子どもが育ちあう人間関係づくり」という題だ。

講師は田上不二夫、東京福祉大学教授だ。
筑波大学名誉教授であり日本カウンセリング学会認定カウンセラー会会長でもある。

「対人関係ゲーム」というのを開発し、不登校などの問題に取り組んでいる。
講演は、自分が研究の道に入った頃のことから話が始まった。

彼のユニークなところは人まねの研究ではないことだ。
片手を握って開く運動を続けることで、不安感を軽減できることの研究が始まりだったという。

もう一つは、不登校などの問題を個人の問題にしなかったことだ。
学級全体の対人関係能力を高める必要があると考えた。

今でも、こういう発想を持っている学校関係者は少ない。
担任も含めた、学級全体が変わるための方法として「対人関係ゲーム」を開発した。

見方を変えると「集団遊びを対人関係を学ぶためのツールとして学問的裏付けをした」ともいえる。
たとえば「くまがり」というゲームがある。

熊と狐と雉になって相手を捕らえるゲームだ。
私が小さい頃「水雷」という遊びがあって、ほとんど同じだ。

「これ研究者仲間でやっても面白いからやるんだけれど、40代以上はけがする人多いんだ・・・」とかおっしゃる。
ルールに配慮があって、仲間を大切にしないと勝てない。

もちろん初めはもっと簡単な「じゃんけんゲーム」からはいる。
そうして面白味を感じさせながら、集団の対人関係を深めてゆく。

昨日も、実際ゲームを経験した。
「じゃんけんゲーム」「アドじゃん」「話の種」「新聞紙タワー」どれも大人がやっても面白い。

我々大人もやった方がいいと思う。

2013年11月30日土曜日

石割山神社

山中湖の近くにある、石割山神社へ行ってきた。
山中湖から道志へ下る道方面だ。

湖畔の信号から入って、割とすぐにYの字を左の細い道へ入る。
1キロほどで駐車場に出る。

そこに車を置いて、歩く。
入り口に由来などが書いてある。

余りよく見ずに階段を上る。
さっそく天罰が下る。

階段の数は403段。
しかも急。

なんとか登ったところにあるのは四阿。
神様に近づくのは容易ではない。

さらに山道を15分ほど登って、やっと神社に着く。
大きな、割れた石がご神体だ。

割れ目を通ると御利益があるという。
不信心者は、簡単に手を合わせただけで帰ってきた。

心やましい者は通れないとか聞いたし・・・
山の上まではもう少しだったらしい。

次は1413mの山頂を目指したい。

2013年11月29日金曜日

乗馬(御殿場編)

神奈川へ帰ってきてから、安くてしっかり教えてくれるクラブを探してあちこち行っている。
今日は、御殿場のクラブへ行った。

北海道から比べると、どこも狭いのは仕方がない。
覆馬場もないところが多い。

料金は、もちろん高い。
場所代も、人件費も、餌代も高いに違いない。

北海道ほど気楽には乗れない。
一方、教えてくれる内容も違っていておもしろい。

特に速歩の際、立ち方座り片の表現が色々だ。
今日のインストラクターさんは、前屈みになってはいけないという。

馬が突き上げるのに任せなさいともいう。
手前が逆になったときには違和感を感じなさいともいう。

馬に乗ることも難しいが、人に添うことも難しい。

2013年11月28日木曜日

情報創造館Ⅱ

昨日書いた情報創造館。
貸し出し対象者範囲が広いだけではない。

量も多い。
一般書籍:冊数 999冊まで|期間 3週間

雑誌:バックナンバーのみ 冊数 3冊まで|期間 3週間
視聴覚資料(CD、DVD): あわせて3点まで|期間1週間

それだけではない。
お持ち込みのノートパソコン等からインターネットに接続するための無線LAN環境を整備しております、とある。

湖が眺められる窓際に、ラン設備と電源が並んでいる。
そういえば、神奈川でも真鶴町の図書館でもランが使えた記憶がある。

北海道浦河町の図書館も頑張っていたけれど、方々頑張っているところはある。
小さいところの方が、ユニークなことをしている気がする。

自治体もあまり大きくならない方がいいのかもしれない。

情報創造館

山仲湖畔に情報創造館という施設がある。
以前から何度か入っては見た。

村立の図書館だと思っていた。
内容よりその建物に目がいっていた。

近代的な建築の内部に、太い木の梁が巡らされている。
木には大きな亀裂などが走っていて、心配もしていた。

ものは試しと考えて、貸し出し可能か聞いてみた。
良いですよという返事だった。

普通は、居住地とかの制限がある。
身分証があればいいという。

性善説に立った図書館だ。
と同時に、都市とは違う情報提供があることを知った。

山中湖村、頑張っています。

2013年11月26日火曜日

あら煮

今日はあら煮。
大根と一緒に煮てもらった。

あら煮に敬意を表して、ビールを飲む。
ビールは北海道から背負ってきた「サッポロクラシック 富良野VINTAGE}。

普通の「サッポロクラシック」は軽くて素直だが、こちらは「エビス」に似たしっかり味。
ともに北海道限定とかいっていたが、普通の「クラシック」は仙台でも見かけた。

幾らたくさん造っても、味が変わらなければ良い。
昔親父が言っていた「ニキビと食べ物屋は、大きくなるとつぶれる」

味を変えずにたくさん作るのは難しいことを言ったのだろう。
連れ合いの煮物は、我が家限定。

変わらぬ味がうれしい。

2013年11月25日月曜日

シニアパス

北海道の生協さんは毎週シニアデイがあった。
神奈川生協さんは10日毎。

5のつく日がそうだ。
その代わりといっては何だが、北海道さんは酒類は対象外だった。

神奈川さんはOK。
我が家はこれがありがたい。

当然、今日も行って来た。
もちろん他の物も買う。

今日は「わかし」。
30㎝位の、大きな「わかし?」だった。

398円-5%也。
しかも3枚におろしてくれる。

今日は刺身、明日はあら煮だ。

2013年11月24日日曜日

忍野のそばⅡ

買ってきたそばを家でゆでて食べてみた。
田舎そばだが、艶やかでおいしかった。

北海道でたくさんそばは食べてきたが、これもなかなかいける。
忍野にもそば畑はあると聞いた。

一食に一人二束といわれたが、我が家では二人で三束にした。
それでも結構多い。

連れ合いは一人一束でちょうど良いという。
食いしん坊の私は、今日ぐらいはほしい気がする。

今日は山芋を付けたが、それを無くして三束にしようか。
山芋を増やして二束で我慢するか。

家庭内でも交渉は必要だ。

2013年11月22日金曜日

忍野のそば

今日はお蕎麦。
忍野の水とそば粉を使った製麺所が何軒かある。

雑誌の紹介記事に「ほとんど一人前の試食をさせる」とあった。
覗くと、なるほどそば屋のカウンターと同じ物がある。

ただし、一箱500円の生蕎麦を買うことが条件だ。
ものは試しで買ってみた。

束にしてあるのを二つ分ゆでてくれた。
汁も甘くなくおいしい。

良かったらこれを一緒に、と出されたのは芥子みそ。
薬味が練り込んであるみそだ。

七味とはまた違うが、これも良かった。
商法としてはどうなのかとも考えるが、お腹は一杯になった。

2013年11月21日木曜日

Fujiyama

世界遺産登録で、富士山周辺は大にぎわいだ。
何度も周囲は回っているが、道の駅などいつもより人が多い気がする。

今日は、忍野八海と富士吉田の間にある山へ登った。
いや、登ろうとした。

だが、途中で挫折した。
勇気ある撤退ともいえる。

山道の傾斜が急で、滑る。
岩場なら登れるのだが、乾いた土で足掛かりがない。

それでも富士山の勇姿を見て満足した。

2013年11月20日水曜日

ほうとう

今日は、ほうとう。
650円という店があった。

西湖と精進湖の間に、西湖野鳥の森公園がある。
2階からはガラス越しに野鳥が観察できるようになっている。

そこの付属レストランだ。
簡素だが、年寄りには十分。

場所は、青木ヶ原樹海の端になる。
樹海の中へと散策路が続いている。

ほうとうで体を温めた後、歩いてきた。
何しろ氷穴などがある森だ、涼しいというより寒い。

小一時間歩いて満足した。

2013年11月19日火曜日

吉田うどん

富士山周辺は、麺類が名物だ。
昔からほうとうは有名だし、最近は富士宮焼きそば。

実は吉田のうどんというのもある。
腰の強さが決め手だ。

ほうとうは1000円以上して当たり前だが、吉田うどんは300円から食べられる。
観光客向けではなく、地元の人が毎日でも食べるからだと聞く。

わざわざ食べに行く価値はある。
今日のはこれ。














野菜天が乗っているが、500円也。
昼時しか店はやっていない。

富士吉田市周辺のうどん屋では同じような形態の店がたくさんある。
吉田うどん食べて、足腰鍛えよう。

2013年11月18日月曜日

風の公園

我が家の下を流れるのは四十八瀬川。
その向こう側にある川は戸川という。

秦野で一番大きな川で、水無川となり平塚へ流れて金目川となる。
県立戸川公園というのがある。

我が家から歩いても30分ほどか。
バーベキューをやったり、水遊びもした。

研修室を借りて、凧作りもした。
勤め先の学校の遠足にも使った。

今日は近くまで行ったので、散歩をしてきた。
ここの名物は、風の吊り橋。

大きくて立派だが、普段は人だけが歩いてわたれる。
今日は風が強いので、下へ回って見上げるだけにした。

管理の人が「落ち葉を掃除するのが大変だ」といっていた。
だが川沿いは風も少なく、紅葉もきれいでいい散歩ができた。

2013年11月17日日曜日

対面

今日は学習会。
久しぶりにみなさんと顔つきあわせての会となった。

みなさんからの近況を聞く。
私たちは北海道の話をする。

旭山動物園の話もした。
当然オラウータンの話になる。

地上17mの綱渡りの話もするが、そこはカウンセリングの学習会。
オラウータンのコミュニケーションの話もする。

また、オラウータンは生息域が限られている。
だが、人類は世界中にはびこっている。

西洋文明が交通手段を発展させる以前から、世界中で人類は生活していた。
それを可能にしたのはコミュニケーション能力が一つの力になっていたのではないだろうか・・・などと、話は広がる。

コンピューターを通してもコミニュケーションはとれるけれど、対面での会話はもっと楽しかった。

2013年11月16日土曜日

チョッキ

チョッキがまた一着増えた。
手編みチョッキを整理していたら、見知らぬチョッキが出てきたのだ。

着てみたら、左側にボタンが付いている。
連れ合いに確認すると、記憶にないという。

だが細部を見ると、連れ合いが修理した様子がうかがわれた。
相談の結果、私がもらうことになった。

ボタンをはずし、上の所へひもを付けた。
ひもで縛って良しとした。

簡単に直って、今着ている。
おかげでこの冬もまた、暖かく過ごせそうだ。

2013年11月15日金曜日

夕焼け

今日の夕焼けは不思議な光景だった。
私の住んでいる集落は、川沿いの田園地帯。

だから霧が出る。
夕焼けを霧がぼかした不思議な夕焼けになった。

丹沢山の向こうに日が落ちる。
山の上の雲が夕焼けに染まる。

気温が低くなった集落では桐が発生する。
そんな現象なのだろうけれど、20年以上住んでいて初めてだった。

しかも、私のすぐ上の空は薄い空色。
青、白、ピンクのグラデーションがきれいだった。

写真に撮りたかったが、この雰囲気をとらえるのは私の腕と機材では無理。
日が沈み、雲が流れて暗くなるまで、30分ほども見とれてしまった。

2013年11月14日木曜日

スチーム・クリーナー

スチームクリーナーなる物が届いた。
連れ合いがネットで買った。

新手の掃除機だ。
空気と一緒にゴミを吸い込むのとは逆の発想だ。

スチームを吹き出して汚れを浮かすのだそうな。
特に、今まで掃除しにくかった油などの汚れに強いというふれこみ。

CMなどでは「何でもきれいになる、どこでもきれいになる」と思わせるらしい。
この「何でも、どこでも」は技術的にあり得ない話だから「今までよりは」くらいに聞いておいた方がよい。

とりあえず、玄関のドアを掃除してみた。
なるほど今まで拭いても落ちなかった汚れが落ちる。

そのぶん、あっという間に水はなくなりスチームは止まる。
電気を1000Wも使っているからだ。

電子レンジが750Wなことを考えると、電気代も馬鹿にはならない。
冷えるまでは水を入れられない。

「この程度で今日はおしまい」がちょうどいい。
機械をしまっていると連れ合いが言った「それあなたへのプレゼントだから」

2013年11月13日水曜日

山歩き

今日は天気も良く、丹沢方面にお散歩。
我が集落を山へは行ってゆくと「表丹沢県民の森」という無神経な名前の公園がある。

鍋割山や塔の岳へ登る口として、いつも利用している。
今日は林道部分だけ。

30分ほど歩いて、引き返した。
引き返す前に、ラーメンを作って食べた。

河原でEPiガスのストーブを焚きお湯を沸かす。
インスタントラーメンを入れ、わかめやニラなども入れる。

もう少し本気の時はモチももって行く。
今日のは、太麺タイプでツルツルしている。

家で食べるより、何故か美味しい。
紅葉もきれいで、楽しい山歩きだった。

2013年11月12日火曜日

柴刈り

庭の芝刈りではない。
「昔々、おじいさんは山へ柴刈りに・・・」の芝刈りだ。

つまり薪集め。
今時のおじいさんは山へは行かない。

町中の工場で廃材を配っている。
車でそれをもらいに行く。

一度に運びきれないほどもらうこともある。
今日は少なめ。

でも、段ボールで10箱以上。
おかげで、この冬も暖かく過ごせる。

2013年11月11日月曜日

散歩

天気も良かったので、近所へ散歩に出た。
ここに住むようになって、よく歩いた道だ。

だが、1年ぶりになる。
田畑が広がる山里風景だ。

同じようでいて、変化したところもある。
新しく家が造られたところ、大きな木が切られたところ。

「年々歳々 花相似たり」というが植物も変化する。
使われていなかった田圃が、畦が修理され稲の切り株が残されていたりもする。

変えたのはやはり人か。

2013年11月10日日曜日

ファミリー・シンガーズ1stコンサート

合唱団のコンサートがあったので行って来た。
私のガールフレンドも出る。

市内の5つの合唱団の合同コンサートで「ファミリー・シンガーズ1stコンサートファミリィコンサート」。
ちなみに、私のガールフレンドが所属する合唱団が一番若い。

その合唱団の卒業者が集まっている合唱隊や保護者の合唱隊もある。
だから「ファミリー・シンガーズ」。

男声合唱団もあったが、これは父親の集まりではないようだった。
全員で歌った後、1団体だけが残り1曲歌った後次の団体と一緒に歌う。

初めの団体は引き上げ、2番目の団体だけで歌う。
するとまた別の団体が出てきて一緒に歌うという形で、前半は繋がっていった。

フランス語の歌などあり、頑張っているのが伝わってくる。
後半はウエストサイドストーリーのメドレーを劇風な演出で歌った。

久しぶりに、マイクを使わない生歌を聴けて楽しかった。

2013年11月9日土曜日

修理

ゴミの集積所が荒らされている。
カラスの仕業だ。

上からネットやブルーシートがかかられているが、その隙間から突っつくようだ。
我が家にちょうど良いサイズのシートがあったので、取り付けた。

細い針金で、ネットにくくりつけた。
それでも半年もしない内にだめになるのではないだろうか。

そのときはまた何か考えよう。
カラスとの知恵比べだ。

今日はその他に、体重計や皮の軍手も修理した。
体重計は修理よりも、その後の復元が大変だった。

軍手は消耗品なのだが、直して使えるとうれしい。
根っからの貧乏生活者なのだ。

2013年11月8日金曜日

大井乗馬

神奈川へ帰ってきて、初めて乗馬をしてきた。
北海道より費用がかかるので、頻繁にはいけそうもない。

だがせっかく始めたことなので、忘れない程度には続けていたい。
調べてみると、結構多い。

市内にも2カ所あるし、隣接市町にも一つぐらいずつはある。
今日は大井町へ行った。

「姿勢がきちんとできていますね」とほめられた。
早速、新しいことも教わった。

軽早足で、腰を上げない乗り方だ。
これができないと、駆け足は無理ですといわれた。

駆け足は腰を浮かせないからだ。
逆に、並足でも腰を動かした方がいいとも教わった。

ブランコを漕ぐような気持ちでということらしい。
場所やインストラクターが変わると、教えてくれることが少しずつ変わる。

色々なところで、色々なことを教わろう。
そうしていつかは、人馬一体となって草原を駆けめぐりたい・・・・

2013年11月7日木曜日

新しい使い道

久しぶりに「日経パソコン」という雑誌を読んだ。
それも、今年の2月11日号だ。

私のPC力に合っていて、類書よりよく読む。
もっとも、図書館で借りだしての話だが。

メイン記事は「2013年型パソコンの全貌」とあった。
3年くらい前の製品と比べて、どのくらい進歩しているかという記事だ。

有名なムーアの法則に従えば4倍位の進歩があって良いわけだ。
実際、Core 2 duoが高性能といわれていたCPUは今やCore i5が当たり前になっている。

メモリーもハードディスクも大容量になっている。
Windowsも7から8になった。

だが、それがどうしたという気持ちもある。
私が今使っているPCも、その3年くらい前の物だ。

一度HDDが壊れて、SSDに換えてある。
容量は減ったが、困ってはいない。

その前のXPの頃は面白かった。
PCを使うというだけで面白かった。

まして、新しいPCを買うなどというときはドキドキした。
それによって、それまでできなかったことができるという期待感があった。

PCで音楽を聴く、インターネットをする。
そうして、いつ不具合が出ないだろうかと心配をする。

そうしたことの総体が面白かった。
今はそういうドキドキ感が無くなった。

便利な道具に過ぎない。
性能が上がり早くはなっても、できることは同じだ。

ここらで発想を変えなければいけない。
といって、PCが変わるわけでも、別の道具を作るでもない。

自分の発想を変えようと思う。
PCは色々なことができる。

私が使ってきたのはその一部だ。
今までとは違う使い方を考えよう。

もしかすると、私の生活も広がるかもしれない。

2013年11月6日水曜日

新横浜

用事があって、新横浜へ行って来た。
ビジネスの街だから、歩いている人の顔つきが違う。

歩き方も違う。
皆、一様に急ぎ足だ。

昼時になると、アチコチお弁当屋さんが現れる。
値段が350円。

1年前には450円くらいだったように覚えている。
これでは作る人も、売る人も大変だ。

私などは中身を考えると、怖くて買えない。
北海道の食堂が懐かしい。

だんだん都会では生きてゆけなくなっている自分に気が付く。

2013年11月5日火曜日

落語

昨日は落語を聞きに行った。
絵描きさんのアトリエで開かれた会だった。

立川一門の志ららと吉幸師匠だ。
二人が交代で、それぞれ2回話をした。

子供の頃、ラジオで聴くことが多かった。
だからか「目黒の秋刀魚」など、ネタは知っているものばかりだった。

だが、笑えた。
本を読むのではこうはいかない。

また「試し酒」では酒を飲む場面ではシーンとなる。
そこが「芸」「プロの技」といえばそうなのだが。

終わった後、立食パーティがあり、師匠も参加した。
サービス精神旺盛で、笑わせる志らら。

一人でアトリエの作品に見入る吉幸。
それぞれだったが、声をかけてお話を聞いた。

立川流だからかもしれないが、気さくに応じてくれた。
落語も世につれて行かなければ、置いていかれる時代だ。

笑えない話だった。

2013年11月3日日曜日

市民の日

秦野では、毎年11月3日は市民の日。
以前は私も、関係団体のブースでコーヒーなど売っていた。

今年はお客でのぞきに行った。
相変わらずの人出だ。

アチコチ、知り合いに声をかけながら歩いた。
安い物もあり、つい買ってしまう。

物を売っている店ばかりではなく、PRだけの店もある。
養護学校の店もあった。

子ども向けにゲームをやっていた。
歩いている人も、お店の人も皆楽しそうな顔をしていた。

街中ですれ違う、無表情な人たちとは違った。
毎日が市民の日でも良いかもしれない。

2013年11月2日土曜日

ナベ

今日は寒かった。
だからでもないが、夕飯はおナベ。

昆布でだしを取り、鶏肉の団子と野菜。
野菜は、ご近所からの頂き物。

白菜にだしが利いておいしかった。
日高と、秦野の合作ナベだ。

日高の昆布は、だしを取るより煮て食べるのに向いていると聞いた。
私には十分おいしかった。

ストーブを焚いて、ビールを飲む。
ビールは「サッポロ クラシック’13富良野VINTAGE」

北海道から一箱、背負ってきた。
北海道限定、それもこの時期限定のビールだ。

特別栽培米といい、昆布といい自分用のお土産ばかりだ。
神奈川のみなさま、ごめんなさい。

2013年11月1日金曜日

特別栽培米

自家用のお土産に「特別栽培米」を買ってきた。
農薬の使用を半分以下にして栽培されたお米だ。

「農薬も化学肥料も減らしました。
 手間はかかります。

 でも、想いは強かった。
 特別栽培米にした理由です。」とあった。

炊いてみると、艶がある。
食べてみると、腰がある。

しっかりした歯ごたえで、一粒一粒が明瞭だ。
なるほど、強い想いが伝わってくる。

本当は、地元の人に食べてもらいたいという想いらしい。
半分地元民、ということでお許しをいただこう。

ごちそうさまでした。

2013年10月31日木曜日

異邦人

神奈川へ帰ってきました。
あちらへ行っても、こちらへ来ても「帰りました」という感じ。

世界中どこへ行っても「ただいま」ということになるのかもしれない。
一方、どこへも根を下ろさない「異邦人」になりつつあるのかもしれない。

10万年ほど昔、アフリカ南西部を出たときから人間はそうしたものらしい。
紅海を渡り、ベーリング海を越えてチリの南端にまで生息域を広げた。

南極大陸を除く、ほとんど世界中に広がる単一種だ。
ほかに、こういう動物は見あたらない。

ここ数百年の歴史は、その遠い親戚を訪ね歩いた記録といえる。
私もこれからあと数十年、世界中を訪ね歩こうかしらん。

そうしたらブログの題名も「カウンセラー日記」ではなく「旅日記」と変えなければいけない。

2013年10月28日月曜日

塩竃に

フェリーを仙台で降りて、そのまま帰るのはもったいないので塩竃へ寄った。
マグロの水揚げ日本一とあった。

昼食を求めて、卸売市場へ行った。
ここのお作法は、市場の魚屋で好きな物を買う。

その店先で食べる。
ホタテ、カキなどは剥いてくれる。

レモンなどもかけてくれる。
干物などは自分で焼く場所がある。

ご飯とみそ汁だけ売っているコーナーがあり、そこへ買った刺身を持ち込み食べる。
醤油をかけてもらったイクラ、剥いてもらったエビとカキを持ち込み昼食とした。

その後塩竃神社に詣で、仙台味噌のお店を覗く。
味噌・焼ドーナッツなるものを売っていた。


















由緒ありげな店の中で、話好きのおばあさんにお茶を入れてもらいながら食べた。
例の地震の際には、この店の前まで水が来たということだった。

遠くから来たというだけで、喜んでもくれた。
200年ほどは経つというのお店は太い材木を組んで作られてあった。

その木組みは、少しも揺るぎを見せていなかった。

  塩竃に 銀杏ひろう 翁あり 問いへのこたえは 歌の道かな
                                        東行

2013年10月27日日曜日

帰宅

体験移住もいよいよ終わり。
11ヶ月いたことになる。

長いようで、終われば短い。
学校時代の、夏休みみたいなものか。

衣類を詰めたり、お土産を詰めたり。
一番のお土産は、頭の中にしまい込んだ思い出。

たくさんの人との出会い。
乗馬の体験。

おいしい食べ物、E.T.C。
町の木々が、秋色に染まっている。

日本離れした広い道路と、洒落た町並と合わせて外国のような雰囲気になっている。
お別れのご挨拶にゆくと決まって「また来てください」といわれた。

第二の(いや第三かな)の故郷になりそうだ。

2013年10月24日木曜日

靴とヘルメット

もう帰りましょうかという今頃になって、靴とヘルメットを買った。
乗馬用の道具だ。

いつもお世話になっている、乗馬公園で注文をしてもらった。
安くしてもらえるからだ。

しかもカタログを見て、一番安いのにした。
財布との相談もあったけれど、腕との相談もした。

もう少し上達してから、良いものを検討しようと思う。
良いものを使うと、上達が早いとも聞いた。

私はゆっくり、そのぶん楽しみながら上達するの良いと考えた。
ほかに、チャップス(すねに巻く物)、チョッキ(プロテクター)、ズボン、鞭、等々そろえたくなる物はたくさんある。

物を減らして、簡素に暮らそうなどとも考えてきた。
なかなか断捨離は難しい。

2013年10月23日水曜日

又、シカの日

昨日は第四火曜日だった。
だから「シカの日」。

久しぶりの参加だった。
パテ、スパゲッティ、ステーキなどなど。

個人的には、グラタンが美味しかった。
シカらしい味だった。

今日の昼間、北海道振興局へも行った。
その食堂でも、シカ料理を出している。

毎月内容が変わり、この何日間かだけ供される。
今月はコロッケとハヤシライス。

私はコロッケ、連れ合いはハヤシライスを食べた。
ハヤシライスの方シカらしい気がした。

どうも、煮込んだりするような形の料理がシカ肉には合う気がする。
みなさんのご意見はどうだろうか。

2013年10月20日日曜日

孤立無業

Solitary Non-Employed Persons: SNEP. ス ネ ッ プ孤立無業という意味だそうな。
以前ニートの問題を提起した一人である、東京大学教授 玄田有史氏が提案する新しい概念だ。

「20歳以上59歳以下の在学中を除く未婚者で、ふだんの就業状態が無業のうち、一緒にいた人が家族以外に連続2日間いなかった人々」と定義する。
国が行っている「社会生活基本調査」などを活用して、統計数字を出す。

162万人くらいがいる勘定になるという。
しかも今のところ、年齢、世帯収入、地域などの偏りが少ない。

女性の方が少ない傾向はあるが、万遍なく誰でもそうなる可能性がある。
それも、最近は若年層が急増しているという。

そうして、これらの人はきっと生活保護が必要となるだろうと予想する。
良い悪いの問題ではなく、社会負担の問題だ。

将来の社会負担を軽減するための努力が、今求められる。
彼らを孤立から救い出し、社会参加させる努力が必要だという。

どうも、カウンセラーも努力しろといわれている気がした。
詳しく知りたい方はこちら。
http://takayama-online.net/pie/stage3/Japanese/d_p/dp2012/dp555/text.pdf

2013年10月19日土曜日

精神

「精神」という名の映画を見てきた。
想田和弘監督のドキュメンタリーだ。

監督の言葉で表現すると「観察映画」と呼ぶ。
フツー?のドキュメンタリーとどう違うかという点については専門家の方にお任せしたい。

制作者側の考えを、なるべく入れまいとする努力は感じる。
それでも編集作業はせざるを得ないわけだから、程度の問題ともいえる。

むしろそこにこそ監督の意図、あるいは意志があるのかもしれない。
内容は地方都市にある精神科の診療所が舞台。

そこに通う人たちと働く人たちの様子を、淡々と撮影している。
先ほど「制作者側の考えを、なるべく入れまいとする努力を感じる」と書いたが、映される側からの質問に監督が答えている場面場あった。

「健常者とあなた方との間にカーテンのようなものがあるのを感じる。それがなんなのかを知りたくて撮影している」と。
撮影している側と、されている側とがカーテンの隙間から手だけを伸ばして相手の顔をなでているかのような映像だった。

果たして、この映画にそれが映し出されているかどうか。
監督のするように、私もこの映画を評価することはやめよう。

ただこういう映像ができあがるだけの、撮る側と撮られる側との信頼関係には敬服する。
同時に、こういう映画を商業上映する「大黒座」さんにも敬服する。

映画の公式サイトはこちら。
http://www.laboratoryx.us/mentaljp/director.php

2013年10月18日金曜日

鮭の遡上が始まっている。
この町でも、大きな川では鮭が上がる。

話に聞いて何度か見に行ったが、確認できなかった。
今日、やっと見ることができた。

一日中上がっているわけではなく、群を成して集団でくるらしい。
だから、タイミングが合わないと見られない。

そこで、堰になっているところへ見に行った。
いました。

堰の脇は魚道が造られていて、鮭が上れるようになっている。
そこには居なかった。

そうなっていないところへ迷い込むのが居る。
今日見たのはそういう鮭だ。

それでも、わずかに流れてくる水を頼りに跳ねている。
双眼鏡で覗くと、腹が赤い。

一度下へ戻って、別の道を探すという知恵はなさそうだ。
かわいそうだが、手出しはできない。

跡の上からは、アオサギらしい鳥がじっと眺めていた。
自然は厳しい。

2013年10月17日木曜日

ホッケ

北海道の代表メニュー「ホッケ」を食べた。
軽く干してあるのを買ってきて焼くだけだから、メニューというより食材かもしれない。

もちろん、神奈川では食べたことがある。
居酒屋の定番となっている。

特にチェーン店では必ずといってよいほど、しかも一年中ある。
北海道では今が旬だという人と、春がおいしいという人がいる。

人様々だ。
魚屋の店先では、くるくる回して乾燥させている。

乾燥には、今の時期の方が良さそうだ。
ただし、小さいのよりは大きいのを買いなさいとアドバイスされた。

神奈川で食べたものより、ふた回りは大きいのを買った。
なるほど美味しい。

ホッケも、大きさで名前が変わるという。
一番大きいのは「ネボッケ」というらしい。

2013年10月16日水曜日

セルフビルド

今日は台風の影響で、朝から雨。
被害の出た地域もある。

北海道では、早くも雪になったところもあるらしい。
今日は、バレーボールの練習日だった。

だが、中止になった。
最後の練習だったが、仕方がない。

今日も読書をした。
セルフビルドの本だ。

家を素人が自分で作ったという実例集だ。
材料も、多くは貰い物で済ませている。

ホテルに使うはずだったバスタブをもらった話もある。
陶芸家や芸術家が多いが、フツーのサラリーマンもいる。

こういう本を読むと「よし自分も」と思いたくなる。
だが「一万段の階段を登るようなもの」と書かれてあった。

もし、家を建てる機会を持てたなら百段ぐらいは自分で登ってみたい。

2013年10月15日火曜日

20万年

本を読んだ。
アリス・ロバーツ著「人類20万年 遙かなる旅路」だ。

イギリスのBBCで放送した番組のネタ本。
というより、放送と一緒に書かれた本。

今年の6月頃日本のNHKでも放送したらしい。
著者は、医学博士。

古生物病理学(古代の骨 に見られる病気の痕跡の研究)での博士号を持つという。
彼女が、アフリカから始めて世界中を回る。

人類がどうやって世界中に拡散したのか。
その間どういう生活をしていたのか。

何故、ホモ・サピエンスだけが地球上至る所で生活できているのか。
などを探る。

各地にいる研究家を訪ねるのだが、聞いて回るだけではない。
アフリカのサバンナでは、一人で夜を過ごす。

東南アジアでは、筏で海を渡る。
など、現地の人の生活を疑似体験する。

今の人類に一番近い生物はチンパンジーだそうな。
その間を埋めるホモ・ネアンデルタールやホモ・エレクトスなどはなぜ絶滅したのか。

考えてみれば、人類だけが世界中に生存している。
赤道直下からシベリヤ、南アメリカの先端まで。

南極大陸以外の世界中に適応し、繁栄してきた。
近代科学のおかげではない。

単一の種属でこれだけ広範囲に拡散している例はない。
考えてみたい方はこちら
http://hon.bunshun.jp/sp/humanjourney

NHKで放送されたものに興味のある方はこちら
http://www.nhk.or.jp/co-pro/recent/20090113.html

残念ながら私はTVは見ない人だ。

2013年10月14日月曜日

若者たち

君の行く~♪
違った。

今時の若者は、こういう歌はうたわない。
今日は、そういう若者たちとBBQ。

6人+私たち。
さすがによく食べる。

ピザ2枚、サンマの豆板醤、手羽先、椎茸、ナンバン、ダッヂオーブンの鶏、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、キムチチャーハン、ホタテ、サラダ、ブドウ・・・・・・
気持ちよく平らげる。

みんな、昨日の講演会に来た人たちだ。
中には、講演者と3時頃まで飲んでいた人もいる。

お金は程々、仲間付き合いこそ大事。
そういう仲間に、おじさんたちも入れてくれている。

うれしいことだ。
感心するのは、お行儀の良いこと。

もちろんほとんどの人はアルコールを飲む。
でも、乱れない。

私の若い頃は、今から思えば生意気だった。
周りへの配慮などなしに、言いたいことを言い合った。

だから、私たちの年代だけで集まるとたいてい一人二人は未だにそういう人がいる。
お酒の上のことは何でも許される、そう思っている人はたくさんいる。

今時の若者、見習わなくてはと思う。
日暮れ前に片づけも済んで、見上げると夕焼けだった。

2013年10月13日日曜日

寄付の後・先

渡邉文隆さんの講演を聴いてきた。
肩書きはファンドレイザー(寄附募集専門職)だ。

非営利団体への寄付を集める専門家だ。
今年の目標額は5億円だそうな。

しかも「今年の分はだいたい目途が着きました」
彼自身「あしなが育英会」の援助で大学を卒業した経験がある。

その大学在学中に、アフリカの少女を救うための募金活動をした。
そういう中で、寄付する側の人たちから感動させられる。

お金より、そういう感動を選んだ人だ。
自分の経験を基に「信頼」「理解」「共感」「行動」という流れを話された。

私なりの理解では「マーケティング」が必要だということ。
費用対効果とか、工程管理とかが説得力を持つということだ。


つまり、寄付を集める側は、事前に事業の行程を見通す。
寄付をしてもらう側へは、寄付の後ではこういう効果が見込めますよということを示す。

それを多くの人に示すことで寄付が集まる。
「会社の経営とどこが違う」といわれそうだ。

手法は同じだ。
目的が違う。

金儲けではなく、社会への貢献だ。

2013年10月12日土曜日

お別れ会Ⅰ

体験移住も、残り2週間少々。
1年間、過ぎてしまえば早いものだ。

学校にいた頃の、8月末と同じ。
「学成り難し」と学んだのはいつだったのか。

確実に、1年年老いた。
学は成らなかったが、この1年たくさんの人と知り合えた。

そのことは、これからの人生で大きな宝といえるだろう。
昨日はその移住仲間と、お世話になった役場の方々とでお別れ会をした。

北海道という土地柄、10月中にこの町を離れる人が多いのだ。
だが、夏になったらまたくるという人も多い。

役場の人は「私が定年になったら、冬は東京へ体験移住に行くのでよろしく」といっていた。
東京都にそういう受け入れ制度はないと思うが、彼が定年になるまでにはできることを祈ろう。

お世話になったお礼も込めて、宣伝を一つ。
北海道の移住紹介フェアが開かれる。

興味のある方ははこちらからどうぞ、
http://www.kurasube.com/krsb_top.php?MENU=13#toptag

2013年10月10日木曜日

わらしべ

この町に「わらしべ乗馬療育センター」という施設がある。
先月、職員の話を聞く機会があった。

今日、見学をしてきた。
しょうがいしゃと呼ばれる人や高齢者に馬と触れ合ったり、乗ってもらったりすることでその人の生活の質を向上させようという活動を行っている。

欧米では広く行われている活動だそうだ。
馬産地ならではの施設ともいえる。

今日は、高齢者の方が6人ほど乗った。
その他数名乗らなかったが触れ合いをしてゆかれた。

先月も、ボランティアのところで書いたが、3人一組の体制で乗ってもらう。
ここでは、乗る前と後で計測をする。

効果の実証をするためだ。
姿勢、歩行、血圧などに効果があるといわれている。

その他楽しみだったり、自信がついたりもする。
馬とだけではなく、側にいる介助者との会話も大切だ。

終了後、ボランティアをしていた介助者が話していた。
「20年後には俺が乗せてもらうから」

長者には成れなくても、長寿にはなりたいものだ。

2013年10月9日水曜日

あま屋

隣町の料理屋さん、あま屋へ行って来た。
先日、店主の話を聞く機会があった。

料理の話より地域活性化、つまり地域興しの話が記憶に残っている。
人口が少なくなりつつある町の中で、自分の店だけでなく地域としてどうしてゆくかを考えている。

ほかの料理屋と一緒になって地域料理「桜ロコモコ丼」なるものを売り出した仕掛け人。
なるほど、この町には有名な桜並木がある。

「ロコモコ」とは地域を混ぜるという意味があるそうだ。
ならばこの町のおいしい物を皆混ぜれば良しということになったらしい。

もちろん食べてみた。
お約束のハンバーグには、この町で飼育されている和牛とホエーブタが使われている。

一番上にはアスパラガス、ご飯の下からは昆布が出てくる。
いっぱいのどんぶりの中に、他にもいっぱい美味しい仕掛けが詰まっている。

さらに小鉢と漬け物、酒粕と豆乳を使った「桜ソイ」までついて980円。
さらに、さらに、この店は店員の対応が良いことでも定評がある。

席の横にはクッションや膝掛けが置いてあったりする。
北海道は美味しさと優しさにあふれている。

2013年10月7日月曜日

レオナルド・ダ・ヴィンチ

今日は美術史の授業を受けてきた。
「レオナルド・ダ・ヴィンチとその時代」

バレーボールと同じで、町にある高校の公開授業だ。
歴史の先生が授業をしてくれた。

授業らしく、聞いている私たちに質問しながら進めてゆく。
「彼の仕事はなんだと思いますか」

「画家」と私も思っていました。
でも、彼がミラノ公ルドヴィゴ・スフォルツォにした自己紹介は違うそうです。

「自分は軍事技術者で、建築もするその合間に絵も描く」
そういう意味のことをいったそうです。

実際、新発明の武器の絵などを見せてくれました。
軍事的なことだけでなく詳細な人体の解剖図があったり、空を飛ぶ装置の図もあったりと、色々なことに興味がありそれを表現するために絵を描いたといえなくもないようです。

そうして、それまで「すべては神の御心である」として説明されたことへの疑問を持っていたということです。
自然界のことに「なぜ」「どうして」という疑問を持ち、それに合理的な説明を求めていたといえるのでしょうか。

そういう彼は「探求者」と呼ぶのがふさわしい。
そういう彼が活躍できた時代が「ルネッサンス」なのだという話でした。

私の方も、すっかり高校生になりきっていた60分でした。

2013年10月6日日曜日

シカとの遭遇

昼間、近くの道に鹿の足跡を見つけた。
黒いアスファルトの上に、白っぽく乾いた土が偶蹄目の蹄模様となって点々と連なっていた。

夕方、そんな話をしながら運転をしていた。
出ましたね。

私の車の前10mほどの所に。
立派な角を着けた雄鹿。

車のライトに照らされて、悠然と道路を横断してゆきました。
もちろん私は急停車。

1,2秒の差でしょうか。
ぶつけたりしたら、私の車は使えなくなるところでした。

鹿だって命がないはず。
音や光で、逃げ出さないのはどうしてでしょうか。

一度、鹿さんに聞いてみたいところです。

2013年10月4日金曜日

夕張

昨日、帰着した。
途中、夕張の道の駅に寄ってきた。

最近できたらしく、私のカーナビには載っていなかった。
もちろん、メロンが主役。

ソフトクリームを買ってみた。
メロン味だ。

胡麻がたくさん入った、瓦煎餅風のスティックスティックが付いていた。
コーンも固めで、甘いだけのソフトクリームではなかった。

味だけでなく「ユウバリ バリ バリ」というキャッチフレーズも面白かった。
味、歯ごたえ、面白みと3回おいしいソフトクリームだった。

少し遠回りをしても、食べたい味だ。

2013年10月2日水曜日

北菓楼

いよいよ、この小旅行も終わりに近づいてきた。
今日は砂川市というところに来ている。

札幌と、旭川の中間になる。
石狩川と空知川の合流地。

おかげでよい川砂利がとれたというが、水害にも悩まされてきた。
鉄道も隣の滝川市で、函館本線から根室本線が分かれる。

地元の人に美味しいところを聞いたら「北菓楼」という店を教えてくれた。
バウムクーヘンなどが有名で、他にもお土産用菓子をたくさん作っているらしい。

本店ではランチができるというので行ってみた。
お城のような立派な建物で、入ってゆくとスチュワーデスさんのような格好をしたお姉さんが席に案内してくれた。

普通のテーブルは満席で、暖炉の前のコーヒーテーブルとソファーの席だった。
太い薪も積んであり、本物の火が燃えている。

テーブル席が満員でよかった。
私はオムライス、連れ合いはスパゲッティ。

中のライスはしっかりドミグラスソース味で、羊肉とキノコがたっぷりだった。
隣では、スパゲッティの茹で加減にはうるさい連れ合いも満足していた。

詳しく知りたい方はこちら
http://www.kitakaro.com/

お店が面している国道12号線は、この付近直線の長さ日本一だそうな。
しかもその砂川市部分は「スイーツ・ロード」という地雷原みたいなところ。

他にもおいしいお菓子屋さんがたくさんあると聞く。
風景も良く、人も親切ですっかり砂川のファンになってしまった。

2013年10月1日火曜日

幌加内

昨日は、幌加内へきていた。
新得以上の蕎麦の町だ。

何しろ蕎麦の生産日本一。
車で走っていても、赤い茎が残る収穫が終わった後の畑が広がっていた。

初夏には白い花畑になるという。
「幌加内には二度雪が降る」のだそうだ。

こちらのそば祭りは9月初め、もう終わっていた。
そのせいか静かな町並みに見えた。

役場の側の蕎麦屋に入った。
10割蕎麦は100円高。

モリそばをお願いした。
太く、腰の強い田舎蕎麦。

汁も私好みで堪能した。

2013年9月30日月曜日

ケンとメリーの木

昨日は、富良野・美瑛を通った。
それぞれにきれいな景色がたくさんあるところだ。

美瑛では「ケンとメリーの木」「セブンスターの木」などを見た。
それぞれCMで有名になった場所だ。

写真も撮ったが、残念ながらBloggerさんの都合で載せられない。
どこも駐車場があって説明が付いている。

TV音痴の私は、どちらのCMも記憶にない。
セブンの方は絵だったのかもしれない。

ケンメリはよく見ると二本の木で、どちらがケンでどちらがメリーなのだろうか。
それなりの風景をよくぞ探す物だと感心する。

ケンメリの駐車場にスカイラインなどは一台もなく、日産車も少ない。
かくいう私もマツダ君だ。

ケンメリは、スカイライン好きからの評判はあまりよくなかったと記憶している。
日本全体が、青春していた頃の話だ。

2013年9月29日日曜日

新得蕎麦とチーズ

昨日は「新得共働学舎」へ行って来た。
以前に代表の宮嶋ご夫婦の話を聞いた。

一度行ってみたいと思っていたことが、実現した。
「交流センター ミンタル」でランチを頂いた後、施設を案内していただいた。

牧場で牛を飼い、チーズを作っている。
そのチーズは、本場のヨーロッパでたくさんの賞をもらっている。

その割には、リーズナブル。
我が家の食卓にも乗せられる。

施設について、詳しく知りたい方はこちら
http://www.kyodogakusya.or.jp/shintoku/index.html

帰りがけに明日は「新蕎麦祭り」だと聞いた。
朝から出かけた。

老舗から高校の手打ちそば部まで10軒が並ぶ。
連れ合いと分け合って、8軒までは何とか回った。

どこもそれぞれだったが、高校生の蕎麦もあっさりしておいしかった。
他でもやっているのかもしれない。

そば祭りの梯子もいいかもしれない。

2013年9月27日金曜日

旭山動物園

昨日、あの「旭山動物園」へ行って来た。
思ったより狭かったが、空き地がまだまだあってこれからも充実してゆくのだろう。

園内は案内などの人が多く、気持ちよく過ごしてもらおうという配慮が感じられた。
全体が緩い坂になっているが、巡回バスが走っていて小さい子や足が弱い人が利用できる。

話題の展示だが、原則的に動物の動いているところを見てもらおうという工夫がいっぱいだ。
水中トンネルから、ペンギンが海の中を飛ぶ姿も見てきた。

その速さには驚く。
食事時間はどんな動物も動く。

けれど飼育の人が説明で必ず言う、餌を使って芸を仕込むようなことはしない。
野生でも餌を食べるには努力が必要なわけだから、その姿を見てもらうのだそうな。

よくマスコミにも登場するオランウータン。
人が通る見学路の上10メートルにロープが張ってある。

そこを伝わって大きなオランウータンが餌を食べにゆく。
でも飼育員は言う「日によっては食べにゆかないこともある、ゆくかどうかはオランウータンが決める」

観客が多く拍手などがあるとオランウータンも頑張るのだそうな。
見ていたときも、途中で止まってポーズなどとる。

歌舞伎役者が荒事で見得を切るかのようだ。
なるほど、遺伝子で人と3%しか違わないのだと納得する。

開園と同時に入り、閉園近くまでいた。
ほとんどの施設を見たが、時間によっては動物の動きが違う。

年間パスポートを買ったから、またゆこうと思っている。

2013年9月25日水曜日

旭川

旭川に来ている。
もちろん、旭山動物園へ行くためだ。

長い浦河暮らしも終わりに近づいてきた。
少しは他の地域も見ようと、やってきた。

今日は一日中雨のなかの移動日だった。
特に、日高市を通る頃は先日の台風18号の時を思わせるくらい降った。

朝の9時過ぎに出て、日高町の道の駅「樹海ロード」で昼食。
ここの蕎麦はおいしい。

2年ほど前に地元の人に教えてもらった。
そこから、さらに北へ。

樹海を抜けると富良野だ。
どちらかというと隣の美瑛の町の方がきれいだった。

もっとも、車の中からの印象だけだが。
一応、美瑛でお茶タイム。

旭川に着いたときは暗くなりかけていた。
今夜はバンガロー泊まり。

寒さに負けずガンバロー。

2013年9月24日火曜日

EnglishⅡ

今日は英会話の勉強に行って来た。
宿題があって、その答え合わせから始めた。

もちろん、昨日までに全部やってある。
宿題は、単語を音節ごとに分けるというものだ。

例えばhappy。
ha-ppyだとばかり思っていた。

正解はhap-py。
カタカナでは分かりにくいが、ハの発音が違ってくる。

ハと言いながら口を綴じるのだ。
口を開けたままのハとは違い、そこにアクセントが生まれる。

そういうことらしい。
そういえばhoppyはそんな発音をしていたような気がするのだがどうだろうか。

2013年9月23日月曜日

キノコ狩り

キノコ狩りに行って来た。
地元の人が誘ってくれた。

明け方4時集合。
といっても、その人と我々だけ。

人数が多いと、安全が確保できないということらしい。
その割には、まだ暗い町中を北海道速度で走る。

山にさしかかったところで私の車を止め、案内の軽トラックに移る。
連れ合いは助手席、私は荷台だ。

冷たい風を切りながら、山の中へと入ってゆく。
不意に止まると、水場があった。

水を飲んで、一息入れる。
4時から緊張しっぱなしだった。

当たり前だが、ここまでは序口だった。
道は狭くなり、軽トラ専用道路だ。

大きな石を乗り越え、枯れ木を踏みつぶして走る。
ランドクルーザーなどでは、車幅があるぶんむしろ難しいだろうと思われる。

Uターンできるところで止める。
ここからは歩きだ。

道なのだが、人の背ほどの草が生えている。
杖を持ってくるようにいわれていたが、草を分けて進むのに重宝した。

さてここからが本番。
道から外れて斜面に入る。

取っつきは急だが、すぐに尾根に出る。
尾根伝いに上るのは、山登りの常識だ。

キノコ狩りの常識は、尾根を外れて彷徨う。
尾根の側面をジグザグに進む。

切り株、倒木の回りを探しながら登ってゆく。
登り1時間、下り1時間。

見つけたのは意外なところだった。
これだけ苦労すれば、なるほど踊りたくもなるわけだ。

マイタケ、二株。
これが今日の収穫だ。

私たちは帰ってマイタケ汁を賞味し、昼寝の時間。
案内してくれた彼は、そのまま仕事に直行した。

彼には感謝というより、脱帽する。

2013年9月21日土曜日

らくよう

野外にて秋刀魚を焼きて夕食とする。
その折りの座興。

秋の日に
サンマ焼く

立つ煙
目に沁みて

火炙るに
うらがなし・・・

時告げる 
街の音


陽は落ちて  
急(せ)き立つる

このような日も 
思い出か

げに我も
焙られて

ここかしこ
さだめなく

まといつく
小バエかな

私の後ろで箸と茶碗とビールを持って連れ合いは「今日の夕飯は『楽よう』」などと言う

2013年9月19日木曜日

バレーボールⅡ

先週行ったバレーボールの練習に、昨日もいってきた。
今回は、社会人の参加者が増えていた。

男の人も現れた。
それはどうでも良いことなのだが。

練習は、アンダーハンド・パスの練習とサーブの練習をした。
アンダーハンド・パスの新しい練習として、片手でボールをはじいて一人ドリブルするというものをやった。

目の前にボールを1mほど投げ上げて、それを片手を伸ばして受けながらはじき上げる。
ボールを落とさないように突き上げながら前に歩く。

高校生が見本を見せてくれる。
簡単そうにコートの端まで歩いてゆく。

私たちの腕に当たると、ボールは横に飛んでゆく。
それでも何回かやっていくと、数回は続けることができるようになる。

だが、端まで落とさずになどはゆけない。
コーチ曰く「両手を組んで、今ボールが当たっていたところで受けると上手にアンダー・パスができます」

サッカー選手が一人でボールを蹴り上げて回している姿を時々見かける。
同じような物だろうか。

「片手一人アンダー・パス」を簡単そうにしている女子高生に見とれてしまった。
ほかの時もそうだったがコーチの先生は解説だけで、実技はすべて高校生が見せてくれた。

この講座が終わっても、彼女たちと練習を続ける方法はないものか。

2013年9月18日水曜日

燃費の悩み

現在の愛車は1998年からの付き合いだから15年以上になる。
初代デミオの末期モデル。

モデルチェンジを承知で、安くしてもらった。
大きな故障もなく、よく走ってくれてはいる。

だが私と同じで、寄る年波。
方々にガタが来ているのを何とか乗っている。

買い換え検討中だ。
悩みは燃費。

デミオの燃費が良いのだ。
カタログでは10・15モードで17.2㎞とある。

神奈川で走っていた頃は14㎞くらいだった。
今回満タン式ではかってみた。

札幌へ行く2日ほど前に満タンにした。
町中はともかく、札幌行きの条件は良くない。

台風が来ている雨の中を走った。
除湿のためにエヤコンも使った。

海岸沿いには信号が少ないとはいえ60,50,40㎞と制限速度が頻繁に変わる。
途中30㎞ほどは高規格道路があり、ここは70㎞制限。

常に制限速度を厳密に守ったとはいわないが、お巡りさんに会っても困るようなことはしなかった。
札幌市内は渋滞こそ無かったが、それなりに信号はある。

帰りがけに札幌の隣町、北広島で給油をした。
給油量は16.02L。

走行距離は280.06㎞。
180÷16=17.5 立派なもんだ。

今時の小型車の燃費JC08とはいえカタログでこのぐらいなのではなかろうか。
ちなみに我がデミオ、走行距離は24万キロを超えている。

15年前に「今の普通」をやっていたわけだ。
プリウス以来の燃費競争は何だったのだ。

「失われた15年」とでも言っておこう。
200万円以上のお金を出して、今買い換える相手はどこにいるのか。

2013年9月17日火曜日

危うい

昨日の台風はひどかったらしい。
日高地方でもかなり雨が降ったらしい。

我が家の側を流れる川は、氾濫寸前だったらしい。
私は札幌へ行っていて、なにも知らなかった。

ニュースでは聞いていたし、札幌方面もかなり降ってはいた。
だが、これほど酷かったとは知らなかった。

夕方、知人が電話をくれた。
「家の前の道が川になっている。」

「そちらは大丈夫か?」
ありがたいことだ。

家の横を通る道は、1㎞ほどで海沿いの国道とT字路になっている。
そのあたりは水浸しになって、通行止めになったと聞いた。

その程度で収まって良かったというのだろう。
私たちは遠くで「家が流されたらどうしよう」などと心配しても為すすべがなかった。

今日になって戻ってみたら、何事もなく無事であった。
地元の人が「昔だったら被害が出ていたでしょう」といっていた。

堤防など少しずつは整備が進んでいる。
だが、自然の威力にはまだかなわないのが人間だ。

2013年9月15日日曜日

祭り

今日は浦河神社のお祭り。
そう遠くないのだが、初めてお参りした。

階段の下にトラックがあり、その上に御輿が乗っていた。
白い礼服を着た人たちが、準備に忙しそうだった。

御輿は金色に輝いてきれいだった。
面白いと思ったのは、六角形だったこと。

今まで色々な御輿を見てきたが、四角形と決まっていた。
確かに、お寺などでは六角堂とか八角堂とかはある。

神社の御輿が六角でいけないということはない。
調べてみると、東京は佃の住吉神社・あきる野市阿伎留神社など結構あるらしい。

雨を理由に、担いでいるところは見に行かなかった。
どうも私は信心が足りなくていけない。

2013年9月14日土曜日

モツ煮

こちらへ来てから、色々な人に色々な貰い物をする。
特に、食べ物が多い。

先日は「モツ煮」をいただいた。
なぜか建築関係の方。

奥方の作ではなく、ご本人が包丁を持つ。
以前、ブタを飼っていたこともあるという。

昔はホッピーを飲みながら「モツ煮を食う」というのが定番だった。
今夜の相手はビールだ。

いただいたモツ煮も、それにふさわしく上品な味だった。
コンニャクも、2種類使うという手の込んだもの。

彼の作る建築もきっと同じ味わいがあるに違いない。

2013年9月13日金曜日

ボランティア

いつも乗馬に通っている乗馬公園で、ボランティアをしてきた。
小学生が遠足で、乗馬しに来たのだ。

驚いたことに、日高山脈の反対側の小学校だ。
町内の学校以外でも利用できるとは知らなかった。

「天満街道」という道を抜けてきたのだ。
天気も上々、楽しくなかろうはずがない。

保護者の方も赤ちゃん連れでやってきた。
北海道の人はおおらかだ。

インストラクターが引き綱を引いて、私たちが両側につく。
学年を聞いたら、1年生と2年生だった。

どの子も怖がらずに、上手に乗れた。
みんな笑顔が、ボランティアへのご褒美。

終了後もなでたり、草をやったり離れがたいようだった。
馬によっては人を見る。

下手な大人が乗るとわがままをするが、子どもが乗るとおとなしくなるという馬もいるそうだ。
私もきっと見られている。

2013年9月12日木曜日

バレーボール

昨日の夕方、女子高生に囲まれて、バレーボールをしてきた。
近くの高校が、地域貢献の一つとして行っている公開講座の一つだ。

高校生には、社会人とのふれあい経験をしてほしいという目的がある。
私たちはバレーボールを練習しながら、適度な運動ができる。

練習相手になってくれるのは女子バレー部の人たち。
言い訳をして置くが、事前にそういうことを知っていたわけではない。

純粋にバレーボールをしたくて参加した。
それだけではない。

参加者は、私以外全員女性。
指導の女子バレー部顧問と私だけが男性。

軽くランニングをし、ストレッチをしてボールにさわった。
社会人の人数が少ないせいで、高校生が一人ずつについてくれて相手をしてくれる。

中学校の教師をしていたとき、成り手が居なかったバレー部の顧問をしたことがある。
そのときに、俄勉強をした。

もう半世紀近く昔だ。
それでも、何となく体は覚えている。

女子高生が「ナイスです」などといってくれる。
2時間ほど、張り切って体を動かした。

そのツケが24時間たって体のアチコチに来ている。
今夜は早く寝よう。

2013年9月10日火曜日

カルテット!人生のオペラハウス

映画を見てきた。
「カルテット!人生のオペラハウス」ヴェルディ生誕200周年記念作品だ。

映画館はおなじみ「大黒座」贅沢なことに、連れ合いと二人で貸しきりだった。
特にこういう音楽映画は、劇場のいい音で聞けるのはうれしい。

音楽家専用の老人ホームが舞台。
そのホームの運営資金を得るためにコンサートをする。

出演者は入所者の音楽家たち。
それぞれ主役や首席奏者をつとめてきた老人だ。

簡単に行くわけがない。
もう少し詳しく知りたい人はこちら
http://quartet.gaga.ne.jp/

まだDVDも出ていないような映画について、予告編以上のことを書くのは遠慮する。
もちろん面白い。

実際にその世界で活躍してきた人たちが出ている。
記念映画だからということもあるかもしれないが、みなさんそれぞれ楽しそうに演じている。

私としては”Happy Birthday to You”の歌が一番良かった。
当たり前だがマリリン・モンローの歌い方とは正反対。

楽しいだけではなく、自分はどんな老後を送るのだろうということも考えさせられた。
題名のゆえんでもあるのだろう。

それは置くとしても、劇場から出た後大声で歌い出したりしないようご注意ください。

2013年9月9日月曜日

豊似湖Ⅲ

豊似湖にトライしてきた。
3度目の正直だった。

初めての時は霧が深くて、湖面が10mほどしか見えなかった。
二回目は曇ってきて、途中で断念した。

今日はしっかりその姿を見ることができた。
なるほどハート形。

深い緑に囲まれて、神秘的でもあった。
水は澄んできれいだった。

駐車場から上がってゆくと、ハート形の下のとがったところに出る。
そこから湖畔を一周する道がついていた。

道端には、トリカブトの花がたくさん咲いていた。
神奈川で見るより淡い色で小さめだが、一本についている花の数は多いように思う。

とりあえず右へ行ってみたら、道は湖水へ消えていた。
増水しているらしい。

恋の道をたどるのは簡単ではない。
戻って反対側へ行った。

途中大きな倒木などがあったが、何とか半周はできた。
そのちょうどハートの上のくぼみに当たるところから、沼見峠へ上がる道がある。

案内図によるとあまり遠くなさそうなので、登ってみた。
登り初めてすぐに、黄色の板囲いが見える。

白龍が祭られているらしい。
なるほど、竜の伝説などあってもおかしくない。

残念ながら沼見峠からは沼が見えなかった。
木の葉が茂っていたためか。

やはり恋の道とはそのようなものなのでしょう。
今日は一七文字では足らず、三十一文字。

豊似湖や 恋の行方を 訪えば 水の中へと 道は消えゆく

緑濃き 豊似の湖の 静けさを 乱して跳ねる いずくかのこい

しょうしょうと 密かに流る  豊似湖へ この真清水は たれの涙ぞ

湖に 龍のいわれの 残るとや 姿を借りる 鳥兜花
                                        東行

2013年9月8日日曜日

English Party

英会話を習っているお宅でパーティがあった。
日本語禁止のお茶会だ。

10人ほど集まった。
テーブルの上のスナックを横目に、まずは自己紹介。

日本語で書いた自己紹介を先生が英語にしてくれたのを、ずいぶん前に渡された。
今日は、それを見ないで話す。

他の人のを聞いていると忘れそうなので、早めにすます。
いや、積極的に発言したといっておこう。

自分の番が終わると、一安心でスナックにも手が出る。
その後は、買い物のロールプレイ。

店員役とお客役とを交互にする。
私などは無難に済まそうとするが、英語で値切る猛者もいる。

そういうときの店員役は大変だ。
ほかにもゲームなどやって、あっという間の2時間だった。

英語だけではなくお互いを知り合えたり、アメリカ流のパーティでの振る舞いが分かったりで勉強になった。
Thank you very much.

2013年9月6日金曜日

大洗航路Ⅱ

また、北海道へ帰ってきた。
こんなに長くいると、どちらへ行っても「帰ってきた」になる。

行きには通り過ぎた大洗の市場を覗く時間があった。
地元の産物や人情などに触れられて嬉しい。

海産物なども微妙に違う。
「日本一安いアンコウ汁」の看板があった。

残念ながらテイクアウトではなかった。
船に乗って、お風呂に入って。

お弁当食べて、ビールを飲んで・・・
翌日は映画を見た。

「男はつらいよ」46作「寅次郎の縁談」
見落としていた作品で、楽しかった。

笑った後にお昼を食べ終わると、もう下船の時間。
北海道生活も楽しいが、旅路も楽しい。

2013年9月3日火曜日

グルグル回り

実は、自動車を買い換えようか悩んでいる。
10年以上前に買ったマツダのデミオ、走行距離24万キロ。

色々な思い出がある。
よく頑張ってくれている。

だが、小さな故障が出始めた。
そろそろ次を考えようか、と思い始めた。

10年前と生活が変わって、4輪駆動にしようと思う。
そして、もう少し大きな車が良い。

現行デミオはスカイアクティブで燃費は良いが、小さすぎる。
4駆の燃費は悲惨に悪い。

大きさ、取り回し、燃費と考えてゆくとマツダのCX-5クリーンディーゼル、スバルはXVハイブリッド。
そこへホンダがフィットの新型。

CX-5は大きい。
XVは一番高い。

フィットは4駆だとノーマルエンジン。
燃費的には旧型とそれほど変わらない。

実をいえば、スバルのフォレスターに惚れている。
だが、大きくて、値段が高くて、燃費も悪い。

実際フォレスターでなければならないような道には、きっと近寄らない。
来年まで待つとディーゼルが出るという。

それなら年末には、ホンダから小型のSUVが出る。
マツダもアクセラにクリーンディーゼルを乗せるというし。

それまでデミオに頑張ってもらうか。
車がグルグル回っている。

2013年9月2日月曜日

兄弟

私は3人兄弟の末っ子。
今日、二人の兄と会ってきた。

義姉たちも一緒に話し込んだ。
長兄の病気の話。

蕎麦打ちの話し。
私はもちろん北海道の話し。

兄たちも北海道へ行きたいという。
ところが具体的な計画になりそうになると、夫婦で意見が分かれる。

意見の調整は、身近な人とほど難しい。

2013年9月1日日曜日

馬に蹴られて

今日は学習会。
久しぶりに対面で行った。

夏をどう過ごしたか、それぞれ話が出た。
だがやはり、北海道の話題が盛り上がる。

ハスカップジャムの値段が札幌に近づくと高くなるとか、日高山脈のあちらとこちらでは露骨に天候が違うとか。
広さの感覚が違う。

馬に乗りたくて、北海道に来た人たちも多い。
乗馬は危険でもある。

だが馬に蹴られて大けがをしても、放り出されて宙を飛んでも、好きな人は乗り続ける。
好きなことは頑張れるのだ。

自分が常識と思う物差しで、人を見てはいけないという勉強もした。

2013年8月30日金曜日

大洗航路

また、神奈川に帰ってきた。
2ヶ月に一度くらいはどうしても用事ができる。

今回は、商船三井のフェリーで大洗へ出てみた。
乗るところは同じ苫小牧。

降りてからは、なるほど近かった。
ガソリンの減りも少ない。

高速料金は分からない。
家にも早めに着けた。

だが最大の難所、東京突破は変わらない。
微妙なところだが、船員や乗っている人の感じが太平洋の方がいい。

夜のコンサートなどもおもしろかった。
さすがに、賞を毎年のようにもらうだけのことはあるのだと思う。

次回は頑張って、太平洋フェリーで帰ってこよう。

2013年8月28日水曜日

ねこや食堂

隣の町に「ねこや食堂」という店がある。
手打ちうどんやコロッケがおいしいらしい。

近くへ行く用事があったので、お昼を食べに寄ってみた。
靴を脱いで上がる以外は、特に注文が多いというわけではなく一安心。

定食のうどんセットをお願いする。
カレーライスとうどん、小鉢とデザートが付いて900円。

なるほど、うどんは透き通るような色をしていておいしい。
カレーはチキンの肉たっぷりだった。

デザートはパンケーキにホイップクリームがたっぷり。
体重のことはあまり考えないようにして、いただいた。

お客が多かったせいか、噂の猫ちゃんはあえなかったのが心残り。
次回の楽しみにしておこう。

2013年8月26日月曜日

エストラゴンの香り

綺羅々亭というレストランがある。
海が見える洒落たレストランだ。

今日はそこで夕飯。
フレンチのレストランだが、リーズナブル。

「しか肉のステーキ・エストラゴンの香り」をセットメニューにしてもらう。
「エストラゴン」は香草の名前らしい。

鹿肉が、またおいしい。
しかも神奈川でなら、ランチの値段。

デザートはピーチのシャーベット。
昨日のソフトクリームに負けず劣らず。

夕日を眺めながら、楽しいひとときだった。

2013年8月25日日曜日

ソフトクリーム・ピーチ

歩いてゆけるところに「カフェぶらぶら」という店がある。
その世界では有名な「べてるの家」がやっている喫茶店だ。

店の前で野菜を売っていた。
ついでに、ソフトクリームを食べた。

3種類あるというなかから、ピーチを頼んだ。
これがおいしかった。

3時間たっても、まだ後味が残っている。
ここの名物は「幻聴パフェ」だ。

幻味覚というのも、あるかもしれない。

2013年8月23日金曜日

無添加石鹸

我が家では洗濯用に石鹸を使ってきた。
洗濯機が自動になって、最近は液体石鹸を使っている。

昨日生協の店舗で新しい物を買おうとしたら「無添加のせっけん」というのが目に入ってきた。
ということは今まで使っていた石鹸は添加物が入っていたのか?

入っていました。
表示を見ると「純石鹸分(28%)、安定化剤、アルカリ剤、水軟化剤、pH調整剤」とある。

無添加の方は「純石鹸分(30%)」だけ。
あと70%は何なのだ。

ほとんどが水なのだろうが、食品ではないので表示義務がないのだろうか。
そこで調べてみたら「石鹸の無添加は良くない」とのご意見があった。

pHの問題らしい。
弱アルカリ性に保っていないときれいにならない、石鹸かすも出やすい、そのための添加物だという。

たかが石鹸、されど添加物・・・というところか。
とりあえず使ってみることにした。

2013年8月20日火曜日

カウンセリング・ライブ

産業カウンセラー協会から、協会誌が送られてきた。
今回の巻頭は、四国で行われた研究大会の報告だ。

基調講演で、模擬カウンセリングと振り返りが行われた。
その逐語報告だ。

行ったのは「大野 裕」独立行政法人国立精神・神経医療研究センター・認知行動療法センターセンター長。
クライエント役は「平井 佳寿美」この人には資格などが書いてなかったがカウンセラーとして仕事をされている人らしい。

読んでみて「認知行動療法」の認知を少し改めた。
「認知行動療法」というのは思考(認知)に焦点を当てた療法かと思っていたが、予想外に感情的な部分に焦点が当ることが多かった。

さらに「腹が立ったりするのは私にもある」という自己開示があったこと。
認知、思考、感情などの考え方が私とは違うということだろうか。

カウンセリングは、百人百流。

2013年8月19日月曜日

雨あがる

今朝まで、しっかり雨が降っていた。
その後は、やっぱり暑かった。

昨日の記事は訂正しなければならない。
夏は終わらなかった。

もちろん、20度台ではあるけれども。
ランニングシャツ姿の人も見かけた。

一方、スパーマーケットでは相変わらす暖房が入っていた。

2013年8月18日日曜日

大雨

北海道南部と日高地方が大雨になった。
我が家の回りも、結構激しい雨だった。

小降りになったところで、隣町まで出かけた。
帰りはまた激しい雨。

対向車がしぶきをあげて、一時前が見えなくなる。
道を造るためなどで、結構急傾斜も見る。

心配はしたが、何事もなく帰ってきた。
これできっと明日から気温が下がるだろう。

地元の人もいっていた「お盆が終わると気温が下がる」
これで今年の夏は終わりか。

それでも、ビールの買いだめはしっかりした。

2013年8月17日土曜日

ベンチ

30度にならないとはいえ、暑くは感じる。
昨日から、とうとう私も半袖になった。

そこで、今日は夕涼み。
キャンプ用のベンチを取り出して、玄関の外においた。

連れ合いとビールを飲む。
家の中より、ずっと涼しい。

基本的に、私は野外が好きなのだと思う。
拘束されるのが嫌いなのだ。

だから、貧乏でも今の暮らしが良い。
それに付き合ってくれる連れ合いに感謝しつつ乾杯をした。

2013年8月15日木曜日

K1グランプリ

今日、明日はこの町のお祭り。
役場裏に会場が設けられ、屋台がぐるりを囲んで・・・

昼からお祭りは始まった。
夕方になり、今日一番のイベントは「全道カラオケNo.1決定戦」。

略して「K1グランプリ」。
優勝賞金15万円と聞いた。

それより昨年第1回の優勝者は、それがきっかけでプロデビューしたというからもっとすごい。
そして今年第2回。

120名以上の参加で第1次予選会をすでに行っている。
今日はそれを勝ち抜いた25名から優勝者を決める。

なんと、この25人の中に知り合いが居る。
その応援もしなければいけない。

陽が傾いて夕風吹いて、カモメが飛んで雰囲気は最高。
ビールを飲みながら、彼女の出番を待った。

もし優勝して・・・もしプロデビューしたりして・・・
妄想モード全開だ。

なるほど、どの人もうまい。
こういう後で歌うプロは大変だ、などとも考える。

残念ながら妄想は妄想で終わったけれど、楽しい一時を持てたことで満足した。
いいお祭りだった。

2013年8月14日水曜日

加利福尼亜を行く

司馬遼太郎のカリフォルニアに関する紀行文を読んだ。
正確には「アメリカ素描」の前半部。

後半は東海岸のことになる。
そちらはまたいつかの機会にしようと思っている。

数年前、初めてカリフォルニアに渡った。
その時には、娘がLAに居た。

行く前に、適当なアメリカの紹介本はないかと探した。
旅行者向けのパンフレットを本にしたようなものはたくさんあった。

私が欲しかったのは、いわば「風土」を紹介したような読みものだった。
その時は、この本を知らなかった。

最近、他の人がこの本の内容についてふれているのを読み、図書館で探した。
かの地の事情は少し古くなっているし、日本との関係に特化した内容ではある。

大事なことは、アメリカの文明と日本の文化について思いを巡らしている部分だ。
その思いは少しも古くなっていないと思われる。

娘夫婦と回った街のことが思い出しながら、凡人は、凡人なりに日本のことアメリカのことをもう一度考えてみようと思う。

2013年8月13日火曜日

マグロ丼

前にも書いたが、近くに「やままる」という食堂がある。
定食兼飲み屋さんだ。

今日は旬のイカが食べたくて行ってみた。
連れ合いはそれを頼んだが、私は「マグロ丼」にしてみた。

ここの沖合でもマグロが捕れる。
イカの網にマグロがかかるらしい。

どんぶりに、マグロの山盛りだった。
しかも中央の3切れは、豚肉かと思うほどの脂がのっている。

それも、普通の刺身の2倍は厚さがある。
それも地場だから、冷凍されていない。

私も神奈川の人間だから、三崎のマグロを散々食べてきた。
それでも庶民だから、こういうのにはお目にかかったことがない。

これで1000円は北海道でも安すぎ。
こういう店があると、ますます神奈川へは帰れなくなる。

2013年8月12日月曜日

最高気温

日本列島は暑さの盛り。
こちらでは、今朝方雨が降った。

短い時間だったが、強い降りだった。
ネットで調べたら、当地の最高気温は23.6度だった。

雨が降らなくても、だいたい25度前後。
それでも、土地の人は「暑くてたまらん」などとおっしゃる。

私は長袖で通している。
高知県では41度を記録したと聞いた。

来年の夏はどこで過ごそうか、今から悩んでいる。

2013年8月10日土曜日

舟を編む

映画を見てきた。
「舟を編む」という映画だ。

古代エジプトではパピルスを編んで舟を造ったということも聞くが、もちろんそういう話ではない。
「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」

つまり辞書編集者の話だ。
「三浦しおん」の小説を映画化した。

海に言葉を書いたカードが散らばっているイメージが、繰り返し出てくる。
主人公はその海に溺れそうになる。

原作者は岩波書店や小学館を取材したそうだが、「広辞苑(岩波)」より「大辞泉(小学館)」の方がイメージとして合う。
映画では三省堂が協力している。

三省堂でも「大辞林」を出している。
同じ言葉をそれぞれ独自に定義しているのだそうだ。

たとえば「右」をどう説明するかという話が出てくる。
あなたならどう説明しますか。

2013年8月3日土曜日

ゆかた

今日、ご当地では盆踊りがあった。
夕方から行って、今帰ってきた。

高校生のブラスバンド演奏があって、地元の人たちのテントの屋台があって。

至極健全な、夏祭りだ。
子どもたちの盆踊りがあった。

頭にはリボンがあって、それが光ったりする。
今時のおもちゃだ。

新発見したのは、浴衣を着ている子と普段着の子が居る。
その他にスカートと浴衣が合体したような服を着ている、小さな女の子が居ることだ。

上半身は着物的に重ねられている。
下半身はスカート。

折衷服かと感心した。
足がニョッキリ出ているぶん、自由に動けるのだろう。

写真を載せられないのが残念。

2013年8月1日木曜日

お作法

自動車で走るときにはお作法がある。
規則は日本全国一律で決まっている。

微妙な?運用に地域差がある。
北海道の走行速度については以前に書いた。

それ以外にもあることが、最近になって実感する。
それは交差点で左に寄ることだ。

左折時にではない。
直進するときにも左による。

普通?1車線の道路なら、センターラインよりを走る。
赤信号なら、交差点でもそのまま止まる。

そうするとその左側に後続車が入ってくる。
その車が左折車なら分からないでもない。

だが直進車だ。
何度かそういう経験をして気が付いた。

北海道の道路は広い。
冬にはそこに除雪された雪が積まれる。

雪が解けると、まるで2車線のような道路になる。
夏場には、センターラインよりを右折車用にするのではないだろうか。

だから、直進車は左に寄る。
道路を広く使おうということか。

静岡県は点滅信号が多い。
黄色側の車は、速度を落としたりはしないで走り抜ける。

アメリカだって左右の違いはあるが、国際免許が使えることを思えばそう規則は違わないはずだ。
だがアメリカにもお作法がある。

交差点ではすべての方向が赤の点滅信号というのが多い。
先着優先だ。

先に停止線へ到着した車から通過する。
かなり厳密に守られているマナーだ。

遠慮して動かないと、全体が止まってしまう。
歩行者へのマナーも大変良い。

ひねくれ者の私は、事故を起こしたときの大変さが日本とは比較にならないということがあるのだろうなどと考える。
お作法には合理的な理由があるものだと、お茶の師匠がいっていた。

2013年7月31日水曜日

サンマ

今日は、サンマを焼いた。
もちろん外でだ。

使う薪は、周辺で集めた枯れ枝。
雨ざらしなので、ずいぶん水を含んでいる。

だから勢いがあまり上がらない。
風もないので、うちわで扇ぐ。

これからは薪の管理ももう少し気をつけよう。
ご飯の代わりに、トウモロコシと餅も焼いた。

久しぶりのトウモロコシはおいしかった。
ここでの生活もいよいよ後3ヶ月だ。

2013年7月30日火曜日

散歩

朝から晴れていたので、少し長い散歩に出かけた。
以前行ったアポイ山だ。

麓から2㎞ほど森林の中を歩いた。
それでも十分汗をかいた。

山頂まではまだ少しあったが、日陰が無くなる。
軟弱者はそこで引き返す決定をした。

それでも、クルマユリなどを見た。
鮮やか色のキノコもあった。

もう少し涼しくなったら、山頂を目指そう。
クルマユリについてはこちらをどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%A6%E3%83%AA

2013年7月29日月曜日

暖房

近くのスーパーに買い物に行った。
入り口のあたりがなぜか暖かい。

気のせいではなかった。
入り口と窓際に暖房が入っていた。

天井のスリットから暖かい空気が吹き降りてくる。
この地域は、冷房している所はあまりない。

だが、暖房は一年中必要らしい。
ちなみにウエザーニュースに依れば、この地域の気温23℃。

Tシャツ一枚の人も多い。
北海道人の体感温度の基準は不可解だ。

2013年7月28日日曜日

馬祭り

今日はお馬さんのお祭りがあった。
町がやる馬祭りとJRAがやる競馬祭りが一緒に開かれた。

会場はJRA。
馬祭りは子ども向けが中心で、大型滑り台や乗馬体験などがあった。

すぐ隣には一週1500mの本格的レース場。
そこで競馬祭りはやる。

天馬街道記念とか、シンザングランプリなど12レースだ。
子どものレースもあるが、それも北海道大会の予選だったりする。

繋駕レースといって二輪車を引くレースもあった。
力任せに引いているのではなく、パレードでもするようにお上品に引いていた。

もっともお祭りだから、同じ二輪車を人にひかせるレースなどもあった。
どれも間近で見ると迫力があり、面白かった。

いくらか自分でも乗る体験をした後なので、よけいに面白みが増す。
ほかに、曲乗りなどのショーもあった。

JRAは競馬だけではなく、馬の文化(ヨーロッパ風だが)を広めることもしているようだ。
少し見直した。

2013年7月27日土曜日

豊似湖

天気が良かったので、豊似湖へ行って来た。
自然湖なのだが、ハート形をしている。

某製菓会社がCMで使って有名になった。
恋人たちの聖地という。

襟裳町にある。
国道から5㎞程はいると地図には書いてあった。

襟裳町に着く頃には霧だった。
国道からそれて1㎞くらいは舗装されていたが、その後は未舗装の林道。

湖のすぐ近くに駐車場がある。
最後の200m位を歩く。

湖は濃い霧で、水面は少ししか見えない。
「恋」とはそういうものだと納得した。

いつか晴れた日にまた来ようと思った。
そうして、二度も三度も同じ人と来れればその恋は成就するに違いない。

さすがに聖地だ。

2013年7月25日木曜日

どさんこツアー

「どさんこ」に乗ってきた。
北海道の馬だ。

昔の開拓用に飼育されたらしい。
ズングリムックリしていて、おとなしい。

ガイドさんに案内してもらい、2時間くらいかけて丘の上に出る。
そこから釧路湿原を眺めながらお弁当を食べた。

日本の湿原の6割の面積を占めているそうだ。
遠くからは草原と変わらない。

そばへ行くと地面が違う。
もちろん水っぽい。

何となく、近寄りたくない雰囲気がある。
ガイドさんが棒で突っつくと、堅いところと柔らかいところがある。

堅いところでも、足に力を入れると地面が揺れる。
柔らかいところでは、人は沈む。

本来は日本にたくさん湿原があったはずだという。
ほとんどが水田になった。

釧路は水田に適さなかったから残ったのかとも思う。
ともかく、貴重な自然だ。

丹頂鶴の姿も見えた。
夏、この湿原の中で子育てをするのだそうな。

自然の中で馬に乗るだけではない、面白いツアーだった。

2013年7月21日日曜日

閉校

昨日、隣町の高校へ行って来た。
閉校が予定されている学校だ。

学校祭があった。
生徒たちにも、地元の人たちにも色々な思いがあるのだろうなとは思う。

出演は最後の3年生が一クラス18名。
オープニングは見られなかったが、模擬店、コント、ダンス、映画まで作ってあった。

18人が出ずっぱり。
元気よく動いていた。

良い学園祭だった。

2013年7月20日土曜日

言い訳

このところ、日記をアップしない日が多い。
原因の一つは利用サイトの「Blogger」の機能だ。

写真をアップしなくなった。
おかげで書いたが、アップしていない記事がある。

どうも利用制限があるようだ。
無料で、CMもはいらないのだから仕方がないともいえる。

古いのを消せばいいのかもしれない。
お金を払うと解決するようだ。

また引っ越しをするか、いっそのことホームページにするかも考える。
以前使っていたところが、CMを載せ始めたのでこちらへ引っ越した。

アクセス数が1/10になった。
まだこちらへ来て1年もたっていない。

悩み所だ。
誰か良い知恵をお持ちの方はおりませぬか。

2013年7月16日火曜日

森のBBQ

昨日は、いつもの森の中でBBQをした。
仲間が5人ほど集まって楽しかった。

昼から、8時近くまでやっていた。
7時過ぎまで明るいので、つい時間を忘れる。

気温も低いので、火の番も楽で良い。
神奈川より、20度近く違うと聞いた。

それでもビールはおいしい。
「サッポロ・クラシック」というのがあって、気に入っている。

今日空き缶の数を数えて、反省をした。
もちろん、私一人の責任ではないが。

いつものダッチオーブンやサンマも喜んでもらった。

2013年7月14日日曜日

高校祭

今日はこの町唯一の高校の学園祭へ行って来た。
昨日行った看護学校のすぐ向かいにある。

こちらは各学年4クラスほどある。
昨日町の文化会館で仮装大会などもしたようだ。

今日は2日目になる。
今日は、教室での展示と体育室での発表がメインだ。

教室の展示はほとんど素通りしたが、書道部だけはのぞいた。
立派な作品が多く、感心して眺めた。

模擬店を出しているクラスもあって、今日は焼き鳥丼300円也。


2013年7月13日土曜日

看護学校祭

近くに日赤病院がある。
看護学校が付属している。

そこで学校祭があった。
小さな学校で、教室が全部で10もない。

入ってゆくと、視聴覚室が食堂になっていた。
カキ氷などもあったが無視して2階へ行った。

看護の体験コーナー、縁日コーナーなどがある。
一番奥でバザーをやっていたのでのぞいた。

布絵本があったので、孫へのプレゼントに買った。
小さいが、かなり手が込んでいる。

最後に食堂でカレーライスを食べてきた。
当たり前だが、みんな普通の子たちだった。

それが「載帽式」をすますと立派な看護士さんになるなる(はず)。
ちょっと不思議な気がした。

2013年7月10日水曜日

やままる食堂

歩いてゆけるところに、「やままる食堂」という店がある。
近所で評判の定食屋さんだ。

元は魚屋だったそうで、安くて美味しい魚が食べられる。
連れ合いは煮魚定食が好みだ。

私は揚げ物が多い。
今日は「角煮定食」にした。

豚バラの10㎝くらいの固まりが、レタスの上に乗ってくる。
ご飯とみそ汁、ほかに小鉢が3つもついてくる。

これで850円。
肉体労働した後にはうれしい夕食だ。

2013年7月4日木曜日

雅楽

雅楽のコンサートがあったので聞きに行ってきた。
ご存じの方も多いでしょうが「東儀秀樹」がこの町にやってきたのだ。

狩衣を着て笙を吹きながら現れた。
その他篳篥や龍笛も吹いた。

それぞれ、天の光、地の声、そこを行き来する竜を表しているのだという。
関心したのは、雅楽は同じメロディに聞こえるということだった。

それは耳で聞いて頭で旋律を探しているからだという。
雅楽は毛穴から全身に染み込ませるように聴くのだそうな。

シルクロードを経て伝えられたが、シルクロードには残っていないともいう。
むしろ笙はパイプオルガン、篳篥は木管楽器、龍笛はフルートの原型になるともいう。

雅楽だけでなく、西洋音楽や日本の流行歌も演奏した。
伴奏には打楽器やシンセサイザーの音がした。

全部を自分で演奏し、重ねてあるそうな。
2時間半のコンサートを一人で演奏し、語った。

そういうスタイルに「才能」と「孤独」を感じた。

2013年7月1日月曜日

English

英会話を習っている。
日本人の奥さんと結婚して、こちらに移住してきた人だ。

アメリカ人で、大きい。
だから、正確には米語を教えてもらっている。

彼も初めにそういっていた。
アメリカ人が使っている言葉を教えますということだった。

そのせいか、短縮形がやたらと出てくる。
もちろん短縮しない形も教えてくれる。

感心したのは、発音をきちんと分類していることだった。
中学校で習ったときは「この単語はこういう発音、この単語の場合はこう」
と習った。

そこに法則性のようなものは薄かった。
彼はきちんと整理して教えてくれた。

つまり、母音、長母音、子音をアルファベットと関連させて教えてくれた。習ったように口が動くかはこれからだ。

2013年6月30日日曜日

故郷

こちらへ来て7ヶ月がたった。
残りは4ヶ月だ。

10日ほど離れていて戻ると、帰ってきたという感じになる。
新しい故郷か。

そこで一句。

手に受けし 冷や水うまき ふるさとよ

庭先に ツツドリを聞く ふるさとよ

つい二句になってしまった。

散歩に出ると、方々にマーガレットが群生している。
日暮れには花だけが浮いて見え、ちょっと幻想的になる。












アチコチに故郷があるのも良いかもしれない。

2013年6月29日土曜日

古本

町の図書館で、古本の配布会があった。
普段から本の寄贈を受け付けている。

原則的に、雑誌以外は何でも良いことになっている。
私たちも何冊か寄贈した。

そういう本を中心に配布するようだ。
ほかの図書館でも、似たようなことはしている。

私の知っている図書館では、本箱が入り口においてある。
そこにいらなくなった本を置いておく。

ほしい人は勝手に持ってゆく。
図書館はノータッチ。

それはそれでもいいと思う。
面白いと思って読んだ本は、他の人にも読んで欲しい。

あるいは、本を捨てるのは抵抗がある。
本という物は、単なる商品として以上の何かを感じる。

きっとそれが文化というものだったりするのだろう。
私がいただいてきた本は「いしいひさいちの問題外論」シリーズ。

私の文化度が測れる。

2013年6月28日金曜日

きたかみⅡ

また、「きたかみ」に乗った。
以前にも書いたが、夜コンサートがあった。

翌日(つまり今日)の午前中にもピアノを聞かせてくれた。
写真を撮ろうとしたら、逆光だった。

ストロボを焚いて取っている人も居たが、ルール違反だ。
演奏の邪魔になる。

原則的に、生き物にストロボを焚くのは相手も承知しているときだけ。
野生生物を夜間に撮影するときなどは例外。

人間相手にお断りしないで撮る人をパパラッチという。
しかしデジカメの普及で、撮影マナーを知らない人が増えた。

こういうときは、無理しても窓際へ回る。
昔から窓際が好きだったこともあるが。

そこから撮ったのがこの写真。













私の後、同じ所から写真を撮る人が何人か居た。
みなさん、立派なストロボを光らせていた。

2013年6月26日水曜日

北上2

今回は日にちに余裕を持って帰宅したつもりだったが、やはりあれこれ用事が増える。
それでも、今日1日帰りの支度ができた。

今回は、大工道具が必要になり大荷物になった。
最終的に帰るとき、荷物が全部積めるか心許ない。

そういう荷物を載せて走るデミオはよく頑張っている。
10年以上乗っていることになる。

距離はとっくに10万㎞を超えている。
人でいえば・・・私と同じくらいか。

大事にしなければ。
そういうデミオで、また北海道へ行く。

2013年6月23日日曜日

同窓会

35年前に教えた中学生たちが同窓会を開いた。
学年全体で集まった。

5年前にも開かれたが、そのときは用事で出られなかった。
今回は、ありがたく出席させていただいた。

9クラスの学年だったので、400人くらいの生徒が居た。
今回集まったのは100人弱。

35年たっての同窓会としては、立派な参加者数ではないだろうか。
教員は3割くらいの出席だ。

元生徒たちは、ちょうど50才になったという。
それぞれの環境で、それなりに頑張っている様子がうかがえた。

女子は皆きれいになった。
男子は皆おじさんになり、私と違いが分かりにくくなっていた。

最後に大きな花束をいただいた。
5年後にもまた集まるという。

いつまでも慕ってくれる教え子たちに感謝している。

2013年6月21日金曜日

夏至

今日は夏至なのだそうだ。
きっと、ネットのあちらこちらで色々なことが書かれているに違いない。

私は今ストーブに火をつけた。
我が家は薪ストーブだ。

火が見たかったからとか、夏至のお祝いとかではない。
洗濯物が乾かないからだ。

昨日からズーと雨。
おかげで涼しい。

気がつくと、栗の木に小さな実がなっていた。
栗の木に、栗の実の成る・・・か。

2013年6月20日木曜日

きたかみ

フェリーで、神奈川へ帰ってきた。
3回目ともなると、船に乗るのも車の長旅も気楽になる。

去年初めてこのフェリーに乗るときに書いた文章を見返すと、おかしいくらい力が入っている。
「北上」(ほくじょう)という題だった。

そのときに乗った船の名前が「きたかみ」だった。
今回も同じ船になった。

この航路には他に2隻が就航している。
「いしかり」と「きそ」だ。

この2隻は「クルーズシップ・オブ・ザイヤー」という賞を初回から通算21年間ずうっと受けている。
「きたかみ」は1度もない。

前回帰ったときは「きそ」だった。
船の中身もサービスもほとんど同じだ。

どういう基準で選ばれるのかは知らない。
でもへそ曲がりの私は「きたかみ」に1票入れたくなる。

1週間後の帰りも「きたかみ」だ。
頑張れ「きたかみ」。

2013年6月17日月曜日

十割蕎麦

12時過ぎまで用事があったので、昼飯を外で食べた。
前にも行ったことのある蕎麦屋へ入った。

国道沿いのこの店は、昼時しかやっていない。
目当ては「十割蕎麦」だ。

しかも町内産蕎麦粉使用だ。
日に5食限定。

蕎麦の味を大事にしたいので、もりにした。
太めの黒っぽい蕎麦。

北海道の常で、量は十分。
汁も甘くなくて、私好み。

舌も、腹も、財布も十割満足した。

2013年6月16日日曜日

父の日

今日は父の日。
忘れていたが、お風呂へ行って教えられた。

お風呂は、町内のホテルへ行っている。
日帰り湯というやつだ。

銭湯並のお値段。
回数券を買うと、もっとやすい。

カウンターのお姉さんが、プレゼントをくれた。
男性限定、父の日のサービスだという。













身も心も温まって帰ってきた。

2013年6月15日土曜日

雨天結構

今日、いつもの場所でBBQの予定でした。
ところが雨。

昨日も明日もそこそこ天気なのに、今日だけ雨。
私の責任です。

それでもめげずに「雨天決行」。
メインはもちろんダッチオーブン。

今日は鶏肉にジャガイモいっぱい。
火は、ガスコンロ。

重いので心配しましたが、ガス台って丈夫にできている物なのですね。
身と蓋を別々に暖めて、合体させました。

薪などより火加減が簡単で、美味くできました。
雨ニモ負ケズ、雨天でも結構でした。

2013年6月14日金曜日

ネバーセイ・ネバーアゲイン

ショーンコネリーが最後に撮った007の映画だ。
しばらくほかの役者がシリーズを続けた後、ほかの映画会社で作られている。

著作権の都合があるらしくイントロも違うし、なにより「ジェームズ・ボンドのテーマ」ソングが使われていない。
だが彼が出ているだけでうれしい。

007シリーズはほかの人もだいたいは見ているが、今のダニエル・クレイグは好きにはなれない。
007以外でもショーンコネリーの映画はよく見る。

以前に書いた「風とライオン」もそうだ。
「ファミリービジネス」ではあのダスティン・ホフマンが食われている。

数少ない、居るだけで絵になる役者だ。
日本では、三船敏郎がそうだった。

そのうち彼の映画についても書こう。

2013年6月13日木曜日

村上道太郎

私も、一時染め物をしていたことがある。
私の先生は、村上道太郎。

生涯弟子は持たなかった方だから、もちろん私も弟子などではない。
染色技術的なことより、人間の生き方を教わった。

先生の染め物は「万葉草木染め」あるいは「万葉染め」という。
「子どもを育てる万葉染めの会」というのを作り事務局の仕事をさせてもらった。

教育関係者に万葉染めを広めるお手伝いをした。
私自身も、養護学校の授業として染め織りを実践した。

楽しい会だったが、先生が亡くなられ奥様も2年後に亡くなられた。
先生の遺稿となった「もう一つの色」を出版し、会は解散した。

それ以後、私も染め物から離れてしまった。
それでも、私の自然や人間を見る目の中に先生はいる。

苦笑いをしている先生が、草葉の陰に時折見える。

2013年6月12日水曜日

志村ふくみ

図書館の進入図書コーナーで見つけたので、手に取った。
「伝書 しむらのいろ」とあった。

ご存じの方も多いでしょうが、天然染料を使って布を織っている人だ。
紬と錦の間合を詰めたところが評価された人と記憶している。

もちろん、天然染料にこだわってのことだ。
「草木染め」の方がわかりやすいかもしれない。

「草木染め」は山崎青樹という人が商標登録している。
だから原則的には他の人は使えない固有名詞のような物だ。

この本でもこの言葉はさけられている。
だから「しむらのいろ」だ。

その色が母から受け継いだ色であることを初めて知った。
柳宗悦の「民芸」運動の影響を受けたという。

それが簡単に母から子へ伝わったわけではない。
戦争ということもあった。

そういうことを越えて、今度は孫に伝えられてゆく。
それも簡単ではない。

まあ、天然繊維を使って、天然染色をし、それを作品として世に認めてもらうこと自体が簡単ではないのだけれど。
もう一つは、彼女が藍染めをするようになったのがかなり後であることだ。

桜染めなどの作品が世に認められてからだという。
絹や紬の作品が多かったからかもしれない。

まったりとして、緑に染まりながら読むことができた。

2013年6月11日火曜日

与作Ⅱ

先日の、与作見習いの続きをした。
もう一本切って、併せて玉切りした。

40㎝くらいに輪切りすることだ。
これを割って薪とする。

そうして2年くらい積んでおくと、理想的な薪ができる。
見習いにそんな余裕はない。

きっと、すぐにたき火にしてしまう。
薪は環境に優しい燃料だそうな。

だから木を切るわけではない。
純粋におもしろいから木を切って使う。

その代わり「地球さんごめんなさい、木を一本切らせて下さい」と言いながら切る。
許してくれるか、天罰が下るかは「カムイ」の御心次第。

私が切る木は倒れている木。
他の木とのバランスで、邪魔し合っている木。

などなど。
これが与作見習い二日間の成果。

2013年6月8日土曜日

寺沢孝毅

寺沢孝毅という人の講演会に行って来た。
北海道の天売島というところで、自然保護活動をしながら写真を撮っている人だ。

「熱帯、北極、北海道を通して見える地球」という題だ。
北極やボルネオにも行って写真を撮っている。

彼は「天売島は小さな地球だ」と思って活動しているそうだ。
大きな海にぽつんと浮かんだ青い島。

そこに人が住み、自然の生物もたくさん暮らしている。
特に海鳥が多いそうだ。

漁業が中心の暮らしだが、海鳥たちと一緒に魚を捕っていると彼は紹介してくれた。
写真をスライドで見せてくれたが、同時に声も録音して聞かせてくれる。

人が住んでいる浜と反対側には絶壁があって、鳥たちはそちらに巣を作っている。
その他、ボルネオに行ってオラウータンに会ってきたこと。

北極で撮ったシロクマの写真なども見せてもらった。
そういう中で見えてきたことは、日々の私たちの暮らし方だそうだ。

少し不自由や不便でも、自然に優しい生活をしてほしいと結んだ。
今夜のお酒のつまみはスナック菓子をやめて、日高昆布にしよう。

2013年6月7日金曜日

与作?

先日来使わせていただいているところを、草刈りなどした。
蕗が大きくなっている。

蕗に2種類あり、茎が赤いのはおいしくない。
蒼いのが美味しい、と教わった。

今日刈ったのは見事に大きいが、茎は赤い。
葉の裏にダニが着くとも聞いた。

草刈りは午前中、午後からは木を切った。
いい年して、チェーンソウなど振り回している。

ここは日本なので、与作だが。
アメリカなら「ジェイソン」がイメージか。

もっとも、実働2時間で2本を切っただけ。
せいぜい、与作見習いだ。

2013年6月5日水曜日

60の火遊びⅡ

このところ勝手に使っている林の中の広場でBBQをした。
メニューは豚バラ肉とジャガイモニンジンのダッチオーブン焼き。

時鮭の蕗の葉包み焼き。
後はサラダとか白貝とか。

お客様が鹿肉のトマトにとシフォンケーキを持参してくれた。
ケーキは奥様の手作り。

もう一人のお客様が作ってきてくれたイチゴのコンフォートと一緒に食べた。
よく笑った一日でもあった。

2013年6月4日火曜日

茶飲み話

今日は天気も良く暖かなので、午後から近所へ草摘みに行った。
帰り道、喫茶店の前を通った。

極たまに、お昼などを食べたりもする店だ。
駐車場が広い。

そこで最近、野菜苗などを売るようになった。
売っているのは、お店の知り合いの人らしい。

なにがあるのか覗いてみた。
ミニトマトが何種類か並んでいた。

話をしていたら、喫茶店の人がお茶とお菓子を持ってきてくれた。
商売用とは違う物だ。

座り込んで色々な話をした。
野菜の話もしたが、植物全般に詳しい。

地質的なこともよく知っている。
神奈川の丹沢と、こちらの日高山脈の比較などもした。

この地の人はみなさんのんびりしている。
だが、田舎町というイメージではくくれない。

知的な豊かさというものを感じる。
私たちが立ち去った後、ギターの音が聞こえてきた。

2013年6月3日月曜日

リストランテ テルツィーナ

札幌に急な用事ができて、行って来た。
ついでに、気になっていたリストランテ テルツィーナでランチをした。

以前、講演会を聞いたシェフの店だ。
あの時はただで味見をさせてもらったが、今日はしっかり自腹を切った。

それだけの価値はあった。
メインは知床鶏だったが、それまでの一品ずつも十分ボリュームがあった。
デザートも凝っていて私が食べたのはモカの香りのティラミス。












イメージと違って、かかっていたマーマレードがおいしかった。
それほど食べ歩きをしているわけでもないが、人生長くやっている分有名な店にも何度かは行った。

しかし、最後のコーヒーまでおいしい店はあまりない。
今日のお店は三重丸。

2013年6月2日日曜日

探鳥会Ⅲ

久しぶりに、探鳥会へ参加させてもらった。
以前は寒さに震えながらだったけれども、今日は違った。

鳥の種類も、ずいぶん替わった。
珍しかったのは鴫。

有名な西行の和歌に出てくるやつだ。
「心なき身にも哀れは知られけり 鴫立沢の秋の夕暮れ」

鴫の仲間も色々あるので、西行が見たのとは違うかもしれない。
私が見たのは「チュウシャクシギ」と教わった。

ツツドリも見た。
声はよく聞くが、姿を見たのは初めてだ。

ぽっぽ、ぽっぽ、と特徴のある鳴き方ですぐ分かる。
カッコウの仲間で、託卵もするという。

詳しくはこちら
http://www.digital-dictionary.net/wildbird/wb_4_023.html

胸の縞がはっきり見えた。
カッコウも、声だけは聞いた。

ほかにも色々教えてもらったが、驚くのはみなさん目の良いことだ。
パタパタと飛び去る鳥をちらっと見て、種類が分かる。

慣れもあるのだろうけれど、このシュチュエーションでこのくらいの鳥はこれかこれという知識も豊富なのだと思う。
そして積極的に周囲を見ていることだ。

あそこでこんな物を見たとか、鳥以外のことも話題が豊富だ。
話を聞いていても楽しい。

人間生き方についても学べる会だ。

2013年6月1日土曜日

スズラン鑑賞会

少し離れてはいるが、スズランの群生地がある。
今朝はよい天気だったので、思い立って行ってみた。













満開とはいかなかったが、かわいい花は楽しめた。
この町の名物は他にもある。

トマトと和牛だ。
会場でもバーベキューセットを売っていた。

それを買うと、炭の熾きたコンロを貸してくれる。













トマトはお土産として買った。
目も舌も楽しい一日だった。

とはいえ、行きの道路の真ん中でこんもり盛り上がった落とし物を見た。
帰ってから確かめると、町のホームページに「スズラン線にて熊目撃」と出ている。

あれは熊さんの落とし物に違いない。
自動車用の熊鈴は売っていなかった。

花や肉だけでなく、スリルも味わった1日だった。

2013年5月31日金曜日

インターナショナル

ブログを書く場所をお借りしているこのBloggerは色々な機能が付属している。
その一つに「統計」がある。

アクセス数などが記録されている。
それだけでなく、どの地域からアクセスしているかも分かる。

ただし都道府県別などではなく、国別だ。
世界地図があり、アクセスした人の地域が国単位で色が変わるようになっている。

極々たまに覗いてみる。
今までは、日本とアメリカ合衆国だけだった。

アメリカの読者は娘に違いない。
ところが今日覗いてみたら増えていた。

ロシア、フランス、トルコ。
インドも色が変わっていた。

どなた様かは分かりませんが、ありがとうございます。
うれしい反面、滅多なことは書けないと慎重にもなる。

だがこうなったら、世界制覇を目指そう。

2013年5月30日木曜日

隣町の図書館

隣町に用事があって出かけた。
ついでにその町の図書館へ寄ってきた。

建物が目立つので、気になっていたのだ。
「隣町で体験移住している者ですが・・・」と正直に申告した。

ちゃんと利用者カードを作ってくれた。
初めは「臨時カードで1ヶ月・・・」とかいう話だったのがきちんと無期限利用できるカードにしてくれた。

しかも、貸し出し冊数は無制限。
係りの人と話もした。

「こちらの町の行事にも参加させてもらっています」と話をすると喜んでくれた。
自分の町を大切にしていることが感じられる。

同時に、私の居る町のこともよく知っていそうだった。
良い関係なのだろう。

今居る町の図書館も充実している。
だが、かなり別の本がある。

文学の棚のアイウエオ順を追って行くと、たとえば「阿川佐和子」。
今日の図書館には彼女の小説が何冊かあったが、エッセイはほとんどなかった。

我が町にはエッセイが何冊もあるが、小説はほとんどない。
雑誌も違うのがある。

早速、PC関係の雑誌のバックナンバーを借りてきた。
隣付き合いは大事だ。

2013年5月29日水曜日

60の火遊び

今、日高では時鮭が獲れる。
秋(とき)を間違えて、帰ってきてしまう鮭らしい。

おいしい鮭としては有名だという。
近くのスーパーでは普通に売られている。

昨日、タンポポの話を書いたが、蕗もたくさん生えている。
しかも葉が大きい。

そこで「時鮭の蕗の葉包み」













ついでなので、近くの雑木林にはいる。
筒鳥の声も聞こえる。

消防署に遠慮をして、ブロックで囲って焚き火をする。
小枝を燃やして炭を熾す。

三重にしてある外の葉は真っ黒になる。
葉と食材の水分で中は焦げない。















マッチ一本で火を燃やし、後始末もする。
男子のたしなみだ。

いくつになっても、火遊びは楽しく美味しい。

2013年5月28日火曜日

タンポポ

タンポポが元気だ。
神奈川では、ほとんど一年中咲いていた気がする。

だがここ北海道では、雪が消えいくらか緑が見えだしたとき咲き始める。
黄色の花が目にまぶしい。

感動する。
今はタンポポが盛りだ。

今日、乗馬に行った。
馬がタンポポを食べていた。

囲いの中から、馬の首が届く範囲にタンポポがない。
連れ合いが摘んで差し出したら、当たり前のように食べた。

そういえば「タンポポ・コーヒー」なる物もありましたっけ。
人間も口にするタンポポ、馬にとっても美味しいのかもしれない。

2013年5月27日月曜日

ウニ祭りⅡ

札幌から小樽へも行ったし、イタリアンでランチもした。
詳しく書いているときりがない。

帰宅して、昨日の日曜日にはウニ祭りに行って来た。
今回は、隣町でのイベントだ。

襟裳町と、つい比較してしまう。
人出は同じくらいだった。

こちらでは、バフンウニのほかにムラサキウニも売っていた。
早速食べ比べ。

ムラサキウニの方が身の入りは多いように感じる。
だが、身離れが悪く手間がかかる。

それと、棘が大きく開けにくい。
専用の道具も貸し出していたが、私はキャンプ用ナイフを持っている。

口の所に差し込んで殻を少し壊して、こじる。
簡単に割れる。

刃をしまって、スプーンで身を取り出す。
卵巣の所を食べる。

ほんのり甘みがある。
味は種類による違いより、個体差の方が大きいように思う。

大きい物よりは、小さめの方が色もきれいで美味しい気がする。
思えば子どもの頃、海に潜って遊んでいた。

ウニはとげを刺す厄介者だった。
次に潜るときには、捕まえて食べてやろうと思う。

2013年5月25日土曜日

札幌Ⅱ

翌日は「サッポロビール園」いかにも観光客らしいでしょう。
ホテルに車を預けて、バスに乗る。

直通バスだ。
まずは総合案内所で、園の説明を受ける。

レストランが3軒と博物館がある。
時間が早いので、博物館へ行く。













サッポロビールの歴史=北海道のビールの歴史ということらしい。
試飲コーナーがあったが、有料なのでパスする。

レストランは、どこもジンギスカンの食べ放題と飲み放題メニューがある。
野外で食べられる店を選んだ。

ジンギスカンは、厚切りの肉が出てくる。
味の付け方で5種類くらいあった。

肉が厚切りで、食べ応えがある。
野外を選んだのは間違いで、寒さで思ったほどはビールが飲めない。

だが前日に引き続き、食べ過ぎてしまった。
札幌でダイエットするのは難しい。

2013年5月20日月曜日

札幌

今日、札幌へ来た。
雪が溶けたので、行動範囲を広げたというところ。

だが隣町から札幌へ入ってすぐに、雪がドドント積んであるところが見えた。
雪捨て場なのだろう。

黒ずんで、ちょっと哀れだった。
一方、大通公園は桜が咲いてすっかり春。

その周辺は、一方通行も多い。
ナビを着けてはいたが、ホテルの前を通り越してしまった。

グルリと大回りをしないと元へは戻れない。
小さいホテルなので駐車場はない、少し手前の契約してある業者のところへ停めてくれという。

またグルリ。
結局3回ほど回ってしまった。

フロントで「ワン」といってあげようかと思った。
夕飯は「スープカレー」

少し食べ過ぎて、もう寝る時間です。
明日はダイエットしよう。

2013年5月19日日曜日

日本酒の会

しばらくお休みをしたが、この間に「日本酒の会」なるものに参加した。
3月に転勤されてしまった道の振興局の局長さんが、面白い会だからと紹介してくださった会だ。

正式には「やわらぎ会」というらしい。
単に日本酒を飲み、肴を食い勝手な話をするだけの会だ。

メンバーは振興局のお役人さん、スナックのママ、漁協の人、・・・
会長は農園経営者、つまりお百姓さん。

当日は20人ほどの人が集まった。
中には転勤で数年だけ居るという人も入っている。

そういう人たちからも「この町は良いところだ」という雰囲気が感じられる。
地元の人が持っている郷土愛に似た雰囲気でこの町のことを語る。

はて、私は自分の地元をこのように暖かく紹介できるだろうか、自信はない。
しかし、持っていった地元のお酒はとても喜んでもらえた。

2013年5月14日火曜日

野草摘み

町の人たちが、野草を摘みに連れて行ってくれた。
以前ギョウジャニンニクを摘んだが、今回はもう少し違うものが摘めるという話だった。

町役場の人や有志の人、それに体験移住者だ。
10人以上の人が集まった。

牧場の間を抜け、山際へ入ってゆく。
そうして、牧場の途切れるところへ着いた。

そういうところに自生している野草が今回の目当てだ。
ウド、コゴミ、ヤブレガサ、など。

ギョウジャニンニクは大きくなっていた。
タラは芽吹いたばかりだった。

小一時間で、食べきれないほど摘んだ。
植物の話題だけではなかった。














これは熊捕獲用の檻。
2年前くらいには捕獲した実績があるという。

3m位のヒグマが出てもおかしくないところらしい。
なるほど、参加費の中に保険料が入っていたわけだ。

午後からは、野草の天ぷらとジンギスカン。
ビールを飲んだら、熊の話は忘れられた。

2013年5月12日日曜日

アポイ岳ジオ塾Ⅱ

隣町には「日高耶馬渓」という名所がある。
日高山脈が海に落ち込んでいるところだ。

当然、海まで山が迫っている。
幕末の頃、ロシアへ対抗するためにここに道を開いた。

十勝方面にロシア船が現れたのだ。
松前藩では対処しきれないので、幕府の軍を動かすためだという。

「シャマニ山道」という。
襟裳の十勝側にも道がつけられ、こちらは「サルル山道」という。

明治になり、海岸沿いに道がつけられ使われなくなった。
それを有志がフットパスコースとして復活した。

全長7キロの山道だ。
正味4時間くらいのコースだ。

歩き始めて、いきなり沢登り。
その後も水分の多い道が続く。

私よりさらに年かさの方や、子どもも居た。
途中、花などの説明も丁寧にあった。

昨日よりはずっとハードなコースだった。
その代わりでもないが、最後におみやげをもらった。

















町の名物「おやき」
平べったい今川焼きのようなお菓子。

50年以上前から町の人たちに愛されている。
このパッケージは、特製だ。

決してこれが目当てだったわけではない。
事前にそんな話はなかったのだから。

2013年5月11日土曜日

アポイ岳ジオ塾

隣町で「ジオ塾」という市民学習会があったので参加してきた。
ジオグラフィックの塾ということらしい。

初回は別の用事があって参加できなかったので、今回は2回目にあたる。
今回は、町の歴史的な名所巡りだ。

観音山という小高い丘に登った。
数年前に「カタクリサミット」という会が開かれたところで、カタクリがいっぱい咲いていた。

「なるべく踏まないでください」といわれた。
「絶対に」ではなかった。














サミットの際いわれたそうだ「ここの片栗は丈夫ですね」と。
鹿も食べるそうで、柵で囲って保護もしていた。

人間だって食べるのだ。
もっとも今時の「片栗粉」はほとんどジャガイモだが。


この後、ウニのから割体験と試食もあった。
ほんのり甘くておいしかった。

決して、これが目当てで参加したわけではない。
明日は3回目で、様似山道ハイキング。

これにも参加します。

2013年5月10日金曜日

桜祭りⅡ,Ⅲ

いつもお風呂を使っている「アエル」というホテルがある。
そこには町一番の桜並木がある。

3㎞の間に3000本のエゾヤマザクラが植わっている。
明日から「桜祭り」だ。

今日もお風呂に行った。
桜は咲いていなかった。

今年は異様に寒いらしい。
枝先は赤くなっているものの、つぼみも見えない。

隣町にも有名な桜並木があり、先週から桜祭りをしている。
やはり困って、祭りの期間を延長したと聞いた。

こちらの祭りは二日間だけ。
予定通りやるようだ。

幟旗が並び、テントも用意されていた。
ライトアップ用のライトも並んでいた。

元々私たちは明日、明後日と別のイベントが入っている。
だから「桜祭り」はゆけないとあきらめていた。

来週「桜祭りⅡ」、再来週「桜祭りⅢ」というのはどうだろう。
明日また気温が下がると予報ではいっている。

2013年5月9日木曜日

クレージーキャンプⅣ

そろそろこのシリーズも最後にしたい。
このキャンプの良いところは、個人を拘束しないことだ。

2日目の午後は風が強くて、カヌーが出せなかった。
みんなで何か、ではなく各自自分のしたいことを決める。

歩いて釣りに行く人、温泉に行く人、昼寝の人。
私たちは見幌峠へドライブに行った。

まだ雪が残っていたが、屈斜路湖がよく見えた。
和琴半島もしっかり見える。

その後、アイヌの博物館を見て帰ってきた。
夜はまた宴会だ。

昨日書いたが、鱒の刺身がおいしかった。
最終日も、風のおかげでカヌーには乗れなかった。

朝食の後、テントを畳んで帰ってきた。
帰り道も、ここへは書けないような早さで帰ってきた。

だが、何台もの車に追い越された。
我々の速度は、北海道では非常識ではないようだった。

2013年5月8日水曜日

クレージーキャンプⅢ

四畳半ほどのテントを二つ、向かい合わせに張った。
一つは調理場、一つは宴会用だ。

大まかに切った豚バラとタマネギを串に刺し、焼き鳥の準備。
鶏肉とハツも登場し、大皿一杯作る。

早くも、こんなに食べるのかなと心配になる。
さらに灯台ツブを焼き、トン汁も作った。

美味しかったのは、タコのカルッパチョ。
日が落ちる頃、乾杯をした。

朝の弱い私は10時頃に退散したが、ほかの人たちがいつお開きにしたのかは知らない。
翌日5時には起きてきて、釣りに出かけていた。

残った人も居たので、カヌーの乗り方を教えてもらった。
連れ合いと二人で、二人乗りのカヌーに乗る。

私は後ろと、指定された。
ほとんど凪ぎ状態で、快適だった。

二人の息が合うと、スピードは結構出る。
曲がるのが難しい。

急旋回はもちろんできない。
浜に沿って走るつもりが浜に乗り上げてしまい、知らない人に押し戻してもらった。

普通のボートより水が近いのだが、怖さはあまりない。
川下りなどしたら、面白いだろうと思った。

釣りに出かけた人は、マスを2匹ほど釣って戻ってきた。
これは夕飯に、刺身とあら汁になった。

2013年5月7日火曜日

クレージーキャンプⅡ

そして、今年のキャンプ。
役場の人など何人かに「屈斜路湖でカヌーに乗ってきます」という話をした。

返事は決まって「遠いですよ」だった。
地図で見ると、北海道の中では近いほうではないかと思いながらの参加だった。

6時30分に集合し、ボートを積んで7時頃にいざ出発。
天気はマアマアながら、気温が低い。

途中何回かは休み買い物もし、昼ご飯も食べた。
到着は、13時頃。

トリップメーターは300キロを超えていた。
これを遠いと考えるかどうかは、ビミョ~だ。

着いたところは、和琴半島というところ。
湖に突きだした半島だ。

その根本に旅館がある。
旅館の裏が砂浜になっていて、そこがキャンプ場だ。

バンガロー2棟と、旅館を二部屋借りてあった。
このキャンプ場は、動力船持ち込み禁止になっている。

カヌーと手漕ぎボートや釣りを楽しむ人のためのキャンプ場だ。
大人数の団体は断られることもあると聞いた。

良識人のキャンプ場といえる。

2013年5月6日月曜日

クレージーキャンプ

しばらく日記をお休みしたが、屈斜路湖でカヌー体験をしてきた。
曰く「クレージーキャンプ」

連れていってくれた人たちは、毎年この時期にキャンプをしている。
そして、屈斜路湖でカヌーを楽しんでいる。

だが、カヌーは波風に弱い。
しかし、予定は予定だから、とりあえず来る。

数年前のことだそうな。
風が強く、カヌーが出せなかった年があった。

カヌーどころか、キャンプ場が臨時休業。
仕方がないので、隣接のホテルの駐車場にテントを張らせてもらった。

強風の中、そのテントで日がな一日飲んでダべって過ごした。
たまたま、参加者にアメリカ人の女性が居た。

彼女が叫んだそうな「Crazy camp
夜はホテルの大広間に寝たそうだから、そちらで宴会してもよさそうなものと私も考える。

だがこの人たちには「宴会はテントでするもの」という固い決意があるようだった。
そんな話を参加した夜のテントの中で聞いた。

今年は幸い寒くはあったが風はそれほどでもなく、無事カヌー体験をしてきた。
みなさんCommon Senseをお持ちだった。

詳細は明日。
お楽しみに。

2013年5月2日木曜日

電話ボックス

街で見かけた電話ボックス。



















町内のメインストリートにある電話ボックスだ。
この通りは、電線が無く開放的で明るい。

洒落たボックスもよく似合う。
このほか、街灯や道の敷石なども凝っている。

いつかまた紹介しよう。

2013年5月1日水曜日

クールビズ

5月だ。
東京ではクールビズが始まったという。

ここ北海道では、雪の便りだ。
氷点下の地域もある。

私も、まだウールの編み込みチョッキを着込んでいる。
昼間でもストーブをたいている。

東京は、冷房が必要なのだろうか。
そういえば、衣替えということばもあった。

四月一日と書いてワタヌキと読んだりもする。
六月一日はウリハミだ。

5月一日と書いてクールビズと読んでもいいのかもしれない。

2013年4月30日火曜日

カヌー体験Ⅰ

カヌーに誘われた。
この次の連休に、泊まりがけで行く。

その打ち合わせが、昨日の夜あった。
私たちを含めて、9人ほど集まった。

目指すは屈斜路湖。
バンガローに泊まり、カヌーで遊び、バーベキューで盛り上がり、温泉へも入るという予定だ。

ただし、屈斜路湖の天気は「雪」だそうだ。
去年は雨で、ズーと飲み食いしていただけらしい。

それも面白いかなとは思う。
しかし、こうして集まった人たちはほとんど年上っぽい。

それもほとんど夫婦での参加。
元気な年寄り集団だ。

2013年4月29日月曜日

熊出没注意

昼間、散歩に近くの山へ向かった。
前にも書いた、公園のある山だ。

雪が無くなって、色々なルートが分かるようになった。
家から一番近い入り口から上ろうとした。

送電線の保守用の道らしい。
入ってすぐに踏み跡があった。

人のものかと思ったが、よく見ると爪の跡もついている。
熊に違いない。

家から100m位のところだ。
すぐ上には、道の真ん中を掘った跡もある。

散歩はそこまでにして帰ってきた。
この記事を書く前に、ニュースをチェックした。

隣の町で山菜取りの人が熊に襲われたとある。
他人ごとではない。

2013年4月28日日曜日

ウニ祭り

昨日、襟裳町のウニ祭りへ行って来た。
「なにもない」どころではない。

襟裳の春は「ウニ・ウニ・ウニ」だ。
すごい人出で、渋滞すると聞かされていた。

「ウニが10個で1000円」をゲットするのに整理券が配られる。
9時から配布だが、9時に着いたのではだめそうだ。

8時15分には着いた。
幸い、渋滞はなかった。

会場は準備中だったが、整理券配布所には行列ができていた。
ざっと数えると500人位。

襟裳名物の風の中、並んでいた。
1000人位並んだところで、配布が始まった。

配布が始まっても、列が縮まらない。
新たに来た人だけではなく、二度目に並ぶ人もいるようだった。

「2000人ぶん用意してあります」というアナウンスが聞こえてきた。
殻付きと剥いてあるのと塩漬けとが選べるようになっていた。

殻付きと、剥いてあるのを一つづつにした。
殻付きは12個くらい入っている。

会場整備のお兄さんに食べ方を教わって、その場で一つ食べてみた。
残りは夕飯時に食べたが、その場で食べたものが一番おいしかった。

これは今日食べた、剥きウニ。
「生ウニ」と書いてある。












これで半分。
敬意を表して、北海道産の日本酒と共に味わった。

2013年4月27日土曜日

弦楽四重奏

音楽会へ行って来ました。
町内在住の仲間が集まって、手作りの音楽会。

以前に書いた、昆布クッキーを売っているお店で開かれました。
ほとんど宣伝もない、小さな集まりでした。

弦楽器が4種類の演奏会です。
バイオリン、ギター、馬頭琴、三線で4種類。

西洋と、中央アジアの草原と、南の海の出会いです。
曲は「コンドルは飛んでゆく」

南米の歌です。
聞いていると、初めはそれぞれの楽器の音色が違って面白いなと思いました。

ところが、次第に音が混ざってくるのです。
最後は地域とか、時間とかを超えて一つになって聞こえてくるのです。

海を越え、大陸を越えて人の営みは続いていることを感じられたひとときでした。

2013年4月26日金曜日

ごんぼわさび

「ごんぼわさび」というのをいただいた。
いただいたのは少々前で、蕎麦などに入れて食べていた。















「西洋わさび」「大根わさび」「ホースラディッシュ」とかいうのも同じらしい。
本わさびの代用品のようにいう人もいるが、これはこれでおいしい。


今日はカジカ汁に入れたが、脂身の強いカジカとよく合う。
こちらの人は、ごんぼわさびだけでご飯を食べるとも聞いた。

分かる気がする。
が、試してみる勇気はまだない。

2013年4月25日木曜日

夢を見ているのか

「夏がくれば 思い出す・・・・」
北海道はやっと春かな位なのだが、水芭蕉を見つけた。













しかも「野の小道」ではなく、町中と言っていいところだ。
夢見ているのは水芭蕉ではなく、私かもしれない。
 

2013年4月24日水曜日

競馬

初めて、馬券なるものを買ってみた。
ここ日高地方は、競馬馬の産地だ。

だから、競馬を応援する企画があったりする。
特定の馬を応援するのではなく、競馬自体を応援するのだ。

それも行政が。
町役場の人に誘われて「北海道競馬応援ビヤパーティー」というのに行って来た。

ホテルの宴会場をぶち抜いて、数百人が集まる。
町の人口からすると、2%位の人だ。

町役場は、各課ごとにテーブルがある。
道の振興局も同じ。

その他、いろんなグループごとにテーブルがある。
ビールを飲みながら、馬券を買いに行く。

同じビルに、馬券売り場がある。
町役場の人に教わりながら、馬券を買った。

5レースに500円かけて、600円ぐらいの払い戻し。
浮いただけ良しとしよう。

人生をかける気には、更々ならない。

2013年4月23日火曜日

放流

小学生による、鮭の放流会があった。
河原に、低学年の小学生40名くらいが集合した。

引率の先生以外に漁協の人、ふ化場の人、それから河川の管理の人などが集まった。
子どもたちに理解してほしいということで行われているのだが、魚を捕るために多くの人の協力があることが分かる。

これが証拠の写真だ。














カメラマンたちは「顔を上げて」とか「笑って」とかいっている。
子どもたちにしてみれば、魚の行方の方が気になる。

魚を触りたがる。
果ては、放した魚をまたすくう。

教育は難しい。
それでも4年くらい後には、鮭たちは大人になって帰ってくるという。

その頃には、この子たちも上級生だ。

2013年4月22日月曜日

移動中Ⅱ

今、帰りのフェリーの中。
波はそこそこ穏やかだが、今まででは一番揺れている。

さっき、朝風呂にも入った。
大浴場がある。

船が揺れるから、当然湯船の中に波が立つ。
だが湯船の形が計算されているのか、大波にはならない。

海水浴で直接波に揺られるよりよほど楽だ。
波を見ながらのお風呂もいいものだ。

これも、海を見ながら屋内デッキで書いている。
デッキのステージでは、ピアノとバリトンのショーをやっている。

歌はもちろん「青葉城恋歌」
昨日の夜も、同じコンビでクラシックのコンサートを聴かせてくれた。

バタバタと過ごした数日の後、ちょっとリッチな気分で帰ることができる。

2013年4月17日水曜日

移動中

今、太平洋の波の上だ。
フェリーで神奈川へ帰るところ。

一週間ほどの、あわただしい帰宅。
用事がぎっしり。

せめて、フェリーの中ではのんびりしようと思っている。
夜には音楽会もあって、歌声を聞いた。

クラシック歌手の声は、聞いていて気持ちがいい。
ベルカントでなかったのがちょっと惜しいが。

昼頃には仙台へ着く。
後は、バタバタ帰宅して、またバタバタ出発することになる。

そういうフェリーの中で、こうしてネットが使える。
良いのだか悪いのだか。

次はまた、帰りのフェリーまでこのブログも書く暇がなさそう。
良いのだか、悪いのだか。

2013年4月15日月曜日

中学生

今、牧場は出産ラッシュ。
かわいい子馬をアチコチで見る。

たいてい母親から離れない。
この時期母親も警戒しているから、人には寄っていかないことが多い。













そんな中で、この仔はちょうど中間。
去年産まれた子だ。

2歳過ぎると、レースに出る馬もいるという。
ちょうどヤンチャナ中学生位なのだそうだ。

まだ足も細く、大人の半分ほどの大きさ。
赤い頭絡(頭部に着ける馬具)が似合う、イケメンのお兄さんだ。

もちろん、草食系。

2013年4月14日日曜日

学習会Ⅱ

ネットを使って、神奈川の仲間たちと学習会をしている。
今日のお題は行動の仕組み。

人は動物だ、つまり動く物だ。
実は植物だって結構動く。

それはさておき、動くということを少し広く考える。
手を動かす、言葉を話す、ものを食べる。

これらは外から見える動き、運動だ。
足を動かして歩いているとき、活動しているのは足だけか。

もちろん手も振っている。
目も周囲を見回している。

筋肉を使うこれらの動きを狭い意味の運動、行為と呼ぶことにする。
実は人間歩きながら頭で考え事をしている。

小脳などがひっきりなしに筋肉へ命令を送らなければ、足は動かない。
それだけではなく、景色がきれいだとか、車がくるので危ないとか大脳も活動している。

これを思考と呼ぶことにする。
まだある。

きれいな景色を見ればうれしいと感じる。
時間が決まっていれば、イライラしながら歩くこともある。

つまり感情も感じつつ動いている。
そうしてこれらすべてを生理活動が支えている。

心臓や肺、その他の内蔵が協力して歩いている私を支えているわけだ。
つまり、生きているということは、行為、思考、感情、生理反応が協調連携有機的な繋がりを持って活動しているということ。

逆に考えると、行動つまり生きているということを行為、思考、感情、生理反応の四つの面から考えましょうよというわけだ。
この四つをあわせて全行動と呼ぶことにしている。

なぜそんなことが必要かと疑問に思う人は、見込みがあります。
ぜひ、学習会へおいでください。

2013年4月13日土曜日

釜石の奇跡

東日本大震災の折り、釜石市では人的被害が少なかった。
特に学齢期の子どもは、ほとんど亡くなっていない。

これを「釜石の奇跡」と呼ぶ。
その奇跡の元となった人が「片田敏孝」群馬大学の教授だ。

その人の講演会があったので行って来た。
面白かったし、ためにもなった。

初めに津波と交通事故の話があった。
交通事故では年間5000人が死んでいる。

これは1000年間に直すと500万人が亡くなる計算だ。
今度の津波は2万人の人が亡くなっているが、1000年に一度といわれている。

1000年に500万人が亡くなるリスクがあるからといって、自動車を運転することを止める人は少ない。
1000年に2万人が亡くなるからといって、津波が来る可能性があるところに生活し続けることを止めることは難しい。

その代わり、津波警報が出たら逃げることが大事。
こういうことは割とみんな理解している。

だが実際は逃げないではないか、と彼はいう。
だからこんな被害が出たのでしょ、という。

ここで、彼の話をすべて再録する気はない。
興味のある人は、彼の本を読んでほしい。

一つだけ、私なりに感心したことを書く。
地震に遭ったら、私は逃げるのだという気持ちを内発的に持たせるところまで教育しないとだめだということ。

この「内発的に」ということが大事だと思う。
また難しいところでもある。

その難しいところをクリヤー(100%でないにしろ)したことが、奇跡の奇跡たるゆえんなのだろう。
カウンセリングをしていても「自分が変わる」ことを内発的に分かってもらうことはとても難しい。

私も一度くらいは、奇跡を起こしてみたいと常々思ってはいる。

2013年4月12日金曜日

風とライオン

アメリカ映画だ。
一応、関連する史実はあるようだ。

アメリカの、古き良き時代を映したものだ。
登場するのはセオドア・ルーズベルト。

フランクリンより前の人だ。
日露戦争を仲介して、ノーベル平和賞をもらっている。

主人公はライズリー、イスラムの首長だ。
彼がアメリカ人の親子を誘拐し、返す。

その間の物語。
アメリカが悪くないのは、ハリウッド映画のお約束。

ライズリー役はショーン・コネリー。
彼が馬に乗ってかけてゆく姿がよい。

軽速足というやつだ。
一族を率いて走る。

軽速足しながら、捕虜にした婦人と話す。
楽に、楽しげに乗っている。

「風とライオン」の由来は、映画をご覧ください。
今日、私も乗馬をした。

今日は、野外での練習だった。
晴れた空の下、ヒバリの声も聞こえて気持ちよかった。

軽速足もした。
だが、まだまだショーン・コネリーにはなれそうもない。

2013年4月11日木曜日

ボタンエビ

いつものスーパーで「ボタンエビ」を売っていた。
少し小さめなので、雄なのだと思う。

この海老さん初めは雄で、大きくなると性転換して雌になると聞いた。
だからかもしれない、安かった。














刺身用なので、調理もいらない。
殻をむいて、ムシャムシャ食べた。

殻からスープを取って、さらにそれを煎って粉にして食べる。
3度おいしい。

2013年4月10日水曜日

キツツキ

散歩の途中で、キツツキを見た。
独特の声で鳴きながら飛んできた。

珍しく、木の天辺に留まってくれたのでよく見えた。
双眼鏡を向けても、すぐには逃げなかった。

どうやら、オオアカゲラらしい。
かなり大きく、赤い頭をしていた。

詳しくはこちら
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%84%E3%83%84%E3%82%AD%E7%9B%AE
北海道のものは特にエゾオオアカゲラというそうだ。
調べると、キツツキという鳥はいないというひともいる。
http://satoshin.web.fc2.com/birds/kera.htm
ゲラ(ケラ)類というらしい。
どちらが正しいのかは、知らない。

ネットの情報を頭から信じるのはいけない、そういう良い例か。
誰でも自分の信じたり、知っていることを表明できるのが良いところだともいえる。

何事につけなにを信じるかは、自分の責任で決めなくてはいけないのだ。

2013年4月9日火曜日

アウトランダーⅡ

私も好きだから、車のことを書いているときりがない。
もう少しだけお付き合いいただきたい。

車の価値は燃費だけではない。
燃費以外の部分も、結構しっかり作ってあるらしい。

図書館においてある自動車雑誌で取り上げていた。
一冊の雑誌で別々に3カ所で取り上げていた。

PHEV版の方が2つ、普通のエンジンの記事が一つあった。
編集者の意図は分からないが、特集でもないのにこれは特別なことではないのだろうか。

だいたい、輸入車の雉の方が多い雑誌なのだ。
面白かったのは、この号に三菱の広告が載っていなかった。

ホンダCR-Vやスバルフォレスターの広告は載っていた。
これらと競合する車なのだ。

2013年4月8日月曜日

アウトランダー

三菱の4輪駆動車だ。
本格的なオフロードカーではなく乗用射的にも使える、SUV(Sport Utility Vehicle)と呼ばれる種類だ。

これにPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)バージョンが出た。
つまりエンジンと、モーターと、電池が積まれていて、コンセントから充電もできるということだ。

コンセントから充電して走り出し、電池の電気が少なくなってきたらエンジンを回して自分で充電しながら走る。
トヨタのプリウスにも同じようなバージョンがある。

ハイブリッドで大事なのは燃費だ。
同じような車で探してみると、同じくらいの大きさのSUV仲間は良くてリッター15㎞くらい。

トヨタのハリアーハイブリッドで17.8㎞。
スカイアクティブのマツダCX-5のディーゼルでやっと18.0㎞。

先のプリウスプラグインハイブリッド(これは普通の乗用車型)で35.05㎞。
アウトランダーPHEVは67㎞とある。

原因は大きな電池を積んでいることと、原則電池で走るということ。
エンジンがあっても、それは原則充電用。

今までのハイブリッドと考えが違うのは、原則電気自動車ということだ。
走り初めて60㎞(カタログ上)は充電した電気で走る。

つまり、普段町中で乗っているぶんにはガソリンはいらない。
遠出したときだけ、あるいは安心用にエンジンがあるということ。

遠出しても、4~50㎞毎に充電できるところがあれば、ガソリンはいらないのだ。
売り上げ好調なようだが、落とし穴もある。

電池が熱を持つのだ。
この電池、あのボーイング787と同じ会社の物という。

改良されていないらしい。
しかも事故隠しでは定評のある三菱さん。

燃費の良さだけで買う気になるか。
誰かがプレゼントしてくれたら、乗ってみたい。