2013年3月31日日曜日

とんがりロード

雪も溶けて動けるようになったので、小旅行に出かけた。
天馬街道というのが、日高山脈を突き抜けている。

日高から十勝へ出る。
日高は道南、十勝は道東ということになっている。

なるほど景色が変わる。
同じ牧場地でも、さらに広々感が増す。

雪も残っている。
その後。広尾という町でお寿司を食べた。

ここは海沿いの町だ。
ランチのちらしに付いていたデザートがこれ。
















さらに海沿いに走り、襟裳岬へ出る。
広尾、襟裳間の海沿いの道は黄金道路という。

金が出たわけではない。
金がかかったという意味だそうな。

それだけ苦労して作ったということだ。
苦労しても作る必要があったともいえる。














海岸沿いは小さな漁村が点々とある。
都会的な森進一の歌よりは、都はるみや八代亜紀のど演歌が似合いそうだった。

2013年3月30日土曜日

最後の授業

今日も馬に乗りに行ってきた。
いつも行く乗馬公園には、インストラクターさんが3人居る。

年度末ということもあって、おひとりお辞めになる。
今日は、そのインストラクターさんと最後の授業をしてきた。

3人の中では、一番若いお姉さん先生だ。
おじさんとしては、残念至極。

が、寿退職と聞いては致し方がない。
幸せをお祈りするばかりだ。

2013年3月29日金曜日

町おこしの会

以前にも書いたと思うが、今居る町にもいわゆる「町おこしの会」がある。
「食」を中心にした地域活動だ。

その「研修生」さんが半年の研修期間終了を前に報告会を開いた。
この町で「食」に関わるもの、人を訪ねて町内・外に発信してきた。

私たちと一月程しか滞在期間が違わないのに、その内容は広く濃い。
2時間の中では、本当に一部しか紹介されなかった。

たとえば「磯場屋学校」
磯場屋は魚屋だと思えば間違いがない。

魚屋さんが町の人に魚料理の仕方を教える学校だ。
仕掛け人は役場の人。

でも、役場の漁業担当者というわけではない。
自分の生まれ育った町を何とかしたいからだという。

彼は毎朝、出勤前に魚市場に出かけブログで紹介をしている。
ほかにもたくさんの人と出会っている。

そうして「この町の食は文化だ」という。
研修が終わった後も職を探して、自分もこの町の一人になりたいといわれていた。

半年間、ご苦労様でした。
そしてこれからもよろしくお願いします。

詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。
http://urakawanote.blogspot.jp/
https://ja-jp.facebook.com/urakawa.tsunagu

2013年3月28日木曜日

春近し

雪もほとんど消えて、北斜面に残る程度になってきた。
北海道は広いから、まだ除雪が必要なところもあるのだろうけれど、ここ日高地方は春近し。

出かけるときに着る物も、一枚薄くなった。
ありがたいのは夜、水落をしなくてすむようになったこと。

風呂場の蛇口を3カ所ほど開けて、トイレを流して、それから元栓を止める。
念のため、ペットボトルに水をくんでおく必要もある。

トイレを流すのは、その後トイレが使えなくなるから、その前に使っておくのだ。
それでも、朝になると洗濯機を使うのは大変だった。

地元の人に、山菜取りに連れて行ってくれるようお願いもした。
春近し。

2013年3月26日火曜日

4火の会Ⅱ

また、第四火曜日がやってきた。
恒例の4火の会は、昨日あった。

もちろんごちそうだった。
今日は、道の日高支局(振興局と呼ぶ)の食堂へ行って来た。

ここでも鹿料理が出る。
ハンバーグ定食、550円。













メニューは少ないが、ほかの定食も同じくらいの値段だ。
毎日メニューが変わる。

関係ないが、二階へ行ったら鹿さんがいた。

2013年3月25日月曜日

森林

散歩に出ると、色々な木が目に付く。
やっと芽吹き始めたところだ。

枝先が赤く見えたり、白く見えたりする。
本来どんな木が生えている土地なのか、調べてみた。

北海道は南部の渡島半島は「冷温帯落葉広葉樹林」山間部と知床、根室半島などが「亜寒帯」残りの平野部などは「針広混交林」だそうな。
南部は東北や中部地方と同じ。

寒いところはシベリヤと同じ。
真ん中は中国北部やカナダ南部、アメリカ北部、西ヨーロッパなどと同じ、ということらしい。

もちろん全く同じではない。
カナダの楓はサトウカエデ。

こちらはイタヤカエデという。
同じようにシロップがとれるらしい。

ほかにはケヤマハンノキ、ダケカンバなどの広葉樹。
トウヒ、モミノキなどの針葉樹が育つという。

針葉樹と広葉樹が混ざっている地帯だ。
植生的には豊かといえる地域らしい。

暖かくなり、葉が茂るのが楽しみだ。

2013年3月24日日曜日

さあのはらへいこう

映画のタイトルだ。
映画館で見てきた。

鎌倉は山崎の谷戸を中心に活動をしている、自主保育グループの記録映画。
大船に近いところにある、都市の中の自然景観だ。

鎌倉は谷間が入り組んだ、実は城塞都市だ。
その谷間を、バブルの頃を頂点として開発が進められた。

要するに自然破壊だ。
今では書割のような形でしか残っていない。

ここもその可能性があったが、一部公園化されただけでほとんどを残すことができた。
今は市民活動の場となっている。

それは大人の話。
映画の主役は子どもたち。

1歳10ヶ月くらいの子たちが野原を駆け回って、3年間を過ごす間の記録だ。
たくましく育ってゆく姿が印象的だ。

だが結構、子どもたちの泣くシーンも出てくる。
保育者はもちろん居る。

だが関わらない。
子どもたちは、自分たちで解決してゆく。

それを見守ることのできる保育者は偉いと思う。
子どもの力を信じているからできることだ。

こういう映画だから、ほとんどが自主上映会で映される。
だが、ここ「大黒座」は商業映画館だ。

地域の人たちからの要望を受け、自主上映に場所を貸している。
だが事情を知らなければ、商業映画として普通に上映しているように見える。

地域とつながっている「大黒座」だからだと思う。
この映画について詳しく知りたい方はこちら。
http://noharaheikou.com/

2013年3月23日土曜日

ななつぼし

北海道のお米だ。
北海道で作られているお米は10種類以上あると聞いたが、一番たくさん作られている品種だそうだ。

私が食べているななつぼしは「北海道ななつぼしせんべい」
ななつぼしを100%使った北海道限定煎餅。















もちろんおいしいのだが、謎もある。
その一つは、この煎餅作っているのは「岩塚製菓」

工場は北海道だが、本来は新潟の会社だ。
新潟の会社が作る北海道限定煎餅というわけだ。

もう一つは、値段。
塩味としょうゆ味がある。

私の近くの生協では同じ値段で売っている。
少し離れた同じ生協のお店では、値段が違う。

塩味は同じだが、しょうゆ味は少し高い。
なぜだろうと考えながら、今日もついつい食べて残りはわずか。

ちなみに、日高地方ではこのななつぼし米を低農薬で栽培し「万馬券」という名前で売っている。

2013年3月22日金曜日

カケスの勝手でしょ

今日はいくらか早く起きた。
そこで以前見に行った、フクロウの巣を見に行ってきた。

少し高いところでもあるし、雪がたくさん残っていた。
途中、私たちの姿に驚いて逃げてゆく鳥がいた。

鳩ぐらいの大きさで、白い模様が見えたのでカケスだと勝手に決めた。
双眼鏡を向けたが、確かめられなかった。

カケスにはカケスの都合がある。
さらに歩いて、フクロウの巣を確認した。

15分ほど粘ったが、見えたのは穴だけだった。
それもフクロウの勝手か。

みんなお互い様だ。

2013年3月21日木曜日

カニグルメⅢ

カニグルメ三店目。
地元の「アエル」だ。

ここはホテルになっていて、お風呂へもよく行く。
メニューは「あんかけチャーハン☆カニックス」














カニ入りあんけけチャーハン、カニ入りスープ、サラダ、漬け物。
サラダは、アボガドソースでもちろんカニ入り。

ちょっと変わっていておいしかった。
メインのチャーハンはしっかりカニの味がした。

これでスタンプが3つ集まったので、応募箱に入れてきた。
A賞は宿泊券だ。

期待して待っていよう。

2013年3月20日水曜日

雪、再び

今日はまた、雪が降った。
もう粉雪ではない。

時折、霙になる。
草の上などには少し積もったが、アスファルトは黒々としている。

今日は洗濯もした。
今まで、洗濯機を使うのは大変だった。

給水ホースが堅くなり、曲げるとジャリジャリ音がする。
もっと困るのは、その先の電磁弁が凍り付いていることだ。

給水ホースを外してお湯をかけると、そこは溶ける。
溶けた口からお湯を入れても、届かないようだ。

排水側の電磁弁もある。
排水ホースからもお湯を入れてあげる。

それだけでなく、洗濯槽に多めのお湯を入れる。
しばらく待つと、全体がいくらか暖まって動くようになる。

一番寒い時は、昼頃にならないと動かなかった。
3月になってからは、そんなことはない。

今日も一応お湯は入れたが、すぐに動いた。
ホースもジャリジャリいわなかった。

確実に暖かくなってきている。
神奈川では、雪は極寒い時期にしか降らない。

こちらでは、ふわふわの雪を見て春が近いことを感じる。

2013年3月19日火曜日

気候の科学

「正しく理解する 気候の科学」という本を読んだ。
著者は、「中島映至、田近英一」お二人とも東京大学の教授だ。

内容は、地球温暖化への警告だ。
それに関しては色々な説があり、色々な結論がある。

そういう事態に対応して、専門家としてきちんと理解してほしいということから書かれた本だ。
誰が理解するのかといえば、私のような素人がというわけだ。

さすがに専門家というべきは、10億年単位の変化から説明する。
おおざっぱにいえば、10億年、数億年、1000万年、100万年・・・それぞれの単位で地球が変化する様子を解説している。

その間、地球はあつくなったり、冷たくなったりしてきている。
今はどちらかといえば冷たい時期だそうだ。

だから多少は暖かくなっても良いかというと、そうはならない。
その原因を人間が作っているということが、ひとつの問題になる。

もう一つは、変化の速度が速いこと。
さらに、どこまで行けば変化が止むのかが見通せないこと。

一方で、人がなにもしなくても25億年ほどたつと地球上の海は全て蒸発してしまうだろうことも書かれている。
これは太陽が原因だ。

その頃まで、人間がいればその時の人間が地球をほかの場所へ移すとか、人が逃げ出すとか考えるのだろうと思う。
今の人間が考えなければならないのは、ここ数十年の人間が原因となっている今の気温の上昇だ。

何度か気温が高くなることで、干ばつと豪雨が増えるそうだ。
すでにそれは始まっていると私は感じているが、みなさんはどうだろうか。

2013年3月18日月曜日

かにグルメⅡ

日高で捕れるカニは毛ガニのほかにズワイガニ。
どちらもおいしい。

で、カニグルメの二軒目。
三石のお店へ行って来た。

こちらはあんかけカニチャーハン。
カニ水餃子、カニグラタン付き。













水餃子が特においしかった。
大降りで、皮がしっかりしているのが気に入った。

デザートはゴマプリン、これも濃厚だった。

2013年3月17日日曜日

サッポロソフト

いつも行くスーパーで、変わったお酒を見つけた。
「サッポロソフト」という。

表示は焼酎甲類。
普通は、梅酒にしたり酎ハイにしたりするお酒だ。

原料がサトウキビ。
要するにラム酒というわけだ。

もちろん安い。
作っているところは札幌だ。

サトウキビが札幌でできるわけもないので、南方から運んでくるのだろう。海賊の飲むお酒というイメージがある。

飲んでみると甘い。
これならいくらでも飲めそうだと思っている内に眠くなる。

海賊になった夢でも見るとしよう。

2013年3月16日土曜日

ドタバタ

今日はドタバタした日だった。
午前中は無事だった。

午後にお風呂へ入りに行った。
家族風呂を売りにしているお風呂屋さんだ。

ところがお湯が出ない。
インターホーンで話をしたら「今バルブを開けます」という返事。

幸い湯船は暖かかった。
「ふやけるね」などと話をしていたら、やっと出た。

今時銭湯は、ほとんどボランティアだからこの程度は笑ってすます。
その後、買い物に生協へ行った。

カードを忘れた。
ドタバタと帰ってきて探すが無い。

電話で連れ合いとやりとりをして、やっと見つける。
その間レジを止めて待っていてくれた。

お金を払うと「いつもご利用ありがとうございます」といわれた。
あちらへ優しくすると、こちらから優しさが帰ってくる。

でも、ドタバタはしないよう努力しよう。

2013年3月15日金曜日

鱧の開きが300円。
よく行く、生協で売られていた。

京都あたりでは、有名な高級魚だ。
60㎝くらいのが、背開きにされ、内臓と頭を落とした格好で売られていた。

つい衝動買いしてしまった。
料理法をネットで調べる。

いわゆる泥縄方式だ。
難しいのは骨の処理と分かる。

1㎜くらいにほう丁目を入れろと書いてある。
それができれば、一人前の調理師だそうな。

私にそんなことができるわけがない。
それでも3ミリくらいには切り刻んだ。

皮がかなり固いので、思ったよりは難しくない。
もちろん、湯引きや蒲焼きにできるほどキチンとは切れていない。

2㎝幅くらいに切り分けて、スープにした。
野菜と一緒にゆでて、塩味。














少し硬い骨も残っていたが、気になるほどではない。
脂が野菜と合って、おいしかった。

あえて書いて置くが、料理したのは私。
連れ合いではない。

包丁一本さらしに巻いて、旅に出てみようか。

2013年3月14日木曜日

サイコロ遊び

量子力学についての本を何冊か読んだ。
どれも入門書だが。

分かったことは「この世は不確定だ」ということ。
何せ「不確定性原理」だ。

たとえば、どんな物質でも原子からできている。
それはさらに、いくつかの素粒子に分けられる。

その中で小さい物に電子や光子がある。
ここまでくるともういけない。

小さい粒というイメージではないという。
粒と同時に波でもある。

粒のある位置をきちんと突き止めようとすると、その持っているエネルギーが曖昧になる。
エネルギーをきちんと測定しようとすると、位置が曖昧になる。

測定技術の問題ではない。
だから、技術が発達するときちんと測定できるということでもないという。

さらに、遠く離れた粒同士がお互いに影響を受ける。
一時一緒にいた粒は、離れた後もつながっているという。

どんなに離れていても、瞬時にもう片方のことが分かっているかのごとく振る舞う。
超光速通信ができるという。

だから、アインシュタインは量子力学が嫌いだった。
不確定性原理について「神はサイコロ遊びをしない」というその世界では有名な言葉を残している。

そうも「サイコロを振ることこそ神の仕事」なのらしい。

2013年3月13日水曜日

フェルデンクライス

フェルデンクライス・メソッドというのをご存じですか。
運動不足を補おうと、図書館から本を借りてきました。

フェルデンクライスさんは20世紀初め頃の人。
物理学博士で、ヨーロッパ人として初めての柔道黒帯保持者だそうです。

その彼が事故で怪我をして、それをどうしたら治せるかということを研究して作ったのがこのメソッドだということです。
詳しくはこちら(あまり詳しくは載ってませんが)
http://j-felden.org/modules/tinyd0/index.php?id=2

特徴は、どこをどう動かすかというより、自分を知るということに重点が置かれていること。
己を知るということでしょうか。

自分がどこをどう動かしているのか、感じながら動くということです。
私の場合は、背骨のゆがみが直るように感じます。

いままで「十次式」という整体に通っていましたが、こちらは自分でできるのが良いところです。
しばらく続けようと思います。

もっとも、おへその曲がりは直らないようですが。

2013年3月12日火曜日

歌声コンサート

中学校の3年生が、コンサートを開いたので聞きに行った。
クラス毎の発表と全員合唱があった。

卒業を控えた記念の会というわけだ。
どの歌も良かったが「流浪の民」を歌ったクラスがあった。

シューマンの有名な曲だ。
決して易しい曲ではないと思うが、声量豊かに堂々と歌っていた。

ほかのクラスも、メリハリが利いた歌声だった。
最後に代表の生徒が挨拶をしたが、感極まって涙ぐんだ。

後ろに並んだほかの生徒もメソメソし出していた。
良い3年間だったに違いない。

2013年3月11日月曜日

「工学部ヒラノ教授」

閉門蟄居中に読んだ本の中で、面白かったのがこれ。
もちろん、筒井康隆「文学部唯野教授」のパクリだ。

中身は少し堅い。
工学部だから当たり前か。

それだけではない。
こちらは、ご自分の体験が中心。

それも、実名がどんどん出てくる。
教育学部出身の私でも、知っている名前がいくつかある。

かなり辛辣な表現を呈されている人もいる。
それでも、名誉毀損などという話にならないにはそれなりの訳が双方にあるからだろう。

もう一つは、著者は平教授などではなくかの東京工業大学で研究科長(学部長)学長補佐などもした偉い人だったから。
研究業績も、国際AA級と本人が書いているとおりその分野での第一人者でもあった。

現在シリーズが4冊出ているが、そのうち3冊を読んだ。
図書館の本棚には3冊しかなかったからだ。

「唯野教授」は文学の棚におわしますが、「ヒラノ教授」は教育関係の棚に見つけた。

2013年3月10日日曜日

閉門蟄居

ニュースでは、北海道が大変なことになっている。
猛吹雪で、1日に数十㎝も積もっている。

私の居るところは、今ほとんど雪は降っていない。
風はさすがにすごい。

風の名所、襟裳岬にも近い。
さすがに散歩へも出ない。

ありがたいことに、この町の図書館は充実している。
しかも何冊でも貸してくれる。

硬軟取り混ぜて、10冊ほどかり出してきた。
今日は、終日、書見。

2013年3月9日土曜日

共働学舎のチーズ

北海道の酪農に関する雑誌を見ていたら、チーズのコンテストが載っていた。
その中でいくつかの部門に「共働学舎新得農場」という名前があった。

はて?どこかで聞いたことがあるが、福祉関係であったはず。
位にしか思わなかった。

昨日、その農場主の講演会があった。
私の曖昧な記憶とは繋がりがあった。

自由学園の教員が始めた農場だった。
全国で4カ所ある内の一つの農場という。

詳しくはこちら、
http://www.kyodogakusya.or.jp/
http://www.kyodogakusha.org/

しょうがいしゃ、引きこもり、DVなどなど。
今の社会では生きにくい人たちが、一緒に働く場所だ。

ここで作られるチーズ、国内のコンテストだけでなくヨーロッパやアメリカのコンテストでも金賞をもらっている。
講演の半分以上はチーズの話ではなく、一緒に働く仲間の話だった。

「これをしなさい、などの指示はいわない」
「好きなことをやらせておく」

「そのうち行き過ぎてトラブルになる」
「そこで初めて仲裁に入る」

「そういうことを繰り返して初めて建設的な動きが出てくる」
書いてしまうと簡単だ。

私も特別支援学校で長いこと働いてきた。
教員、福祉関係の人を大勢見てきた。

こういうことができる人は、極希だ。
しかも、そういう人たちと世界で評価されるチーズを作る。

ひたすら、恐れ入る。
ここで作られるチーズはJALのファーストクラスで使われているという。
「チーズはファーストクラスに乗っているが、私は乗れない」と行って笑わせた。

試食もできた。
2度も、3度もおいしい講演会だった。

2013年3月7日木曜日

ユニカールⅡ

以前書いた、ユニカールを体験してきた。
マットの上で行う、簡易型カーリングだ。

定刻に会場へ入ると、もう準備ができていた。
挨拶して、自己紹介すると、すぐに仲間へ入れてくれた。

簡単にルールを説明してくれて、すぐに投げろという。
2回ほど練習して、試合開始。

3人一チームで、交互に投げる。
6個のストーンがどこで止まったかで点数がつく。

相手チームのストーに当てて、はじき出してもかまわない。
当てるつもりが無くても、当たってしまったりもする。

投げ方はボーリングとにているが、それよりは力がいらない。
それよりも、それまでに投げられたストーンの配置でどこに投げるか考える必要がある。

その相談が楽しいし、頭を使う。
相談どおりに行かないところがご愛敬だ。

楽しむためとみんなが理解している。
あっという間に時間が来て、それなりに運動量もある。

本式のカーリングは、ストーン1つが10万円もするらしい。
費用だけでも、敷居が高い。

ユニカール以外にも、カーリングに似た競技があるという。
傑作はヤカーリング。

薬缶にセメントを詰め、キャスターをつけたものを滑らすという。
大阪方面で行われている。

2013年3月5日火曜日

遭遇

シカと出会った。
いつもの散歩コースだ。

山から、町中へ降りるところで二匹と出会った。
シカの方も、山から下りてきて、下へ向かうところだった。

海の近くまで灌木が続いているので、そちらへ行くところなのだろう。
シカの方も気づいて、しばらく睨み合った。

いや、見つめ合った。
あわてて写真を撮ったが、どちらかはみなさんが写真で判断してください。

2013年3月4日月曜日

白い雪

ニュースでは大変なことになって居る地域もある。
この地域では、強風は吹いたが雪はほとんど落ちてこなかった。

北海道は広い。
むしろ、雪がどんどん解けている。

大きな道や除雪を頑張ったところは、氷状況が溶けて、乾いた道になっている。
不思議なのは、そうなっても雪が白いままだということ。

降ってすぐの雪が白いのは当たり前。
積もって、何カ月も過ぎ。

溶け初めて、なお白い。
もちろん、一部は滑り止めの砂などが混ざって、黒くなっている。

だが、ほとんどが白いまま溶けてゆく。
空気がきれいでは説明が付かない気がする。

気温が低いからか。
理由を知っている人は、お教えください。

白い雪の中、今日も2時間ほど散歩をした。

2013年3月3日日曜日

探鳥会Ⅱ

以前に書いた探鳥会へ、また行ってきた。
毎月、第一日曜日ということになっている。

今日は初めに川の河口に行った。
前回も行ったのだが、なにも見られなかったところだ。

不思議なもので、今日はたくさんいた。
オジロワシが、カラスに囲まれてた。

カラスはワシも襲うという。
ワシが魚でも捕ると、横取りするらしい。

今日はおとなしく囲んでいただけだった。
その他、ハクチョウ・ダイサギ・カモメなど。

その後、港へ移った。
そこでもたくさんのカモメ・シギ・ウ等々。

もうすぐカモの雄は模様がぼんやりして、雌と変わらなくなるそうだ。
そうなる前に見ておこうということだったらしい。

今回は、自分の双眼鏡を持っていった。
ぼんやり見ていると分からないが、いわれてみるとシノリカモなどはきれいな茶色が分かる。

次は単眼鏡がほしくなり、良いカメラがほしくなる。
ニコンが見ると私はいいカモだ。

2013年3月2日土曜日

友、来る

同じ町内に、体験移住できている人がいる。
今日、ご夫婦で遊びに来られた。

おみやげに、ケーキをいただいた。
こういうときに、仮住まいは気楽だ。

狭くても、散らかっていても「仮住まいだから」で済ませられる。
もちろん狭いのは暖房費をケチって部屋を閉めているからで、散らかっているのは片付け無いからだ。

それでも馬の話、食べ物の話、山の話などなど、楽しい時間を過ごした。
山登りは、私たちより本格的らしい。

雪が溶けたら、一緒に山へ登ろうと思う。

2013年3月1日金曜日

出前授業

授業を受けてきた。
「原発出前授業、本当の話」

先生は本物の高校教師「かわはらしげお」先生。
NHKなどでも紹介されたそうだ。

教師になって初めての赴任地で、核燃料処理の調査がされた。
その時は一生懸命調べて、生徒に教える努力をした。

やがてその話は消えた。
同時に、自分も生徒に話すことはなくなった。

そして今度の福島の事故。
自分はこの?十年間伝えることを怠ってきた。

その反省にたって、調べ直し授業として取り組んだ。
すると市民活動団体から依頼が来て、一般の大人にも話をするようになった。

もうすぐ200回目を数えるそうである。
本やDVDも作られた。

たっぷり90分、ユーモアーを交え、時に脱線し、たのしく?聞かせてもらった。
彼の結論だけは書いておこう、。

政府は、何故こんなにも原子力発電にこだわるのか?
昨年、原子力基本法が改正された。

「我が国の安全保障に視することを目的」とすることが付け加えられた。
民主、自民、公明三党合意であるそうな。

あまり楽しくはない結論だった。