2013年10月31日木曜日

異邦人

神奈川へ帰ってきました。
あちらへ行っても、こちらへ来ても「帰りました」という感じ。

世界中どこへ行っても「ただいま」ということになるのかもしれない。
一方、どこへも根を下ろさない「異邦人」になりつつあるのかもしれない。

10万年ほど昔、アフリカ南西部を出たときから人間はそうしたものらしい。
紅海を渡り、ベーリング海を越えてチリの南端にまで生息域を広げた。

南極大陸を除く、ほとんど世界中に広がる単一種だ。
ほかに、こういう動物は見あたらない。

ここ数百年の歴史は、その遠い親戚を訪ね歩いた記録といえる。
私もこれからあと数十年、世界中を訪ね歩こうかしらん。

そうしたらブログの題名も「カウンセラー日記」ではなく「旅日記」と変えなければいけない。

2013年10月28日月曜日

塩竃に

フェリーを仙台で降りて、そのまま帰るのはもったいないので塩竃へ寄った。
マグロの水揚げ日本一とあった。

昼食を求めて、卸売市場へ行った。
ここのお作法は、市場の魚屋で好きな物を買う。

その店先で食べる。
ホタテ、カキなどは剥いてくれる。

レモンなどもかけてくれる。
干物などは自分で焼く場所がある。

ご飯とみそ汁だけ売っているコーナーがあり、そこへ買った刺身を持ち込み食べる。
醤油をかけてもらったイクラ、剥いてもらったエビとカキを持ち込み昼食とした。

その後塩竃神社に詣で、仙台味噌のお店を覗く。
味噌・焼ドーナッツなるものを売っていた。


















由緒ありげな店の中で、話好きのおばあさんにお茶を入れてもらいながら食べた。
例の地震の際には、この店の前まで水が来たということだった。

遠くから来たというだけで、喜んでもくれた。
200年ほどは経つというのお店は太い材木を組んで作られてあった。

その木組みは、少しも揺るぎを見せていなかった。

  塩竃に 銀杏ひろう 翁あり 問いへのこたえは 歌の道かな
                                        東行

2013年10月27日日曜日

帰宅

体験移住もいよいよ終わり。
11ヶ月いたことになる。

長いようで、終われば短い。
学校時代の、夏休みみたいなものか。

衣類を詰めたり、お土産を詰めたり。
一番のお土産は、頭の中にしまい込んだ思い出。

たくさんの人との出会い。
乗馬の体験。

おいしい食べ物、E.T.C。
町の木々が、秋色に染まっている。

日本離れした広い道路と、洒落た町並と合わせて外国のような雰囲気になっている。
お別れのご挨拶にゆくと決まって「また来てください」といわれた。

第二の(いや第三かな)の故郷になりそうだ。

2013年10月24日木曜日

靴とヘルメット

もう帰りましょうかという今頃になって、靴とヘルメットを買った。
乗馬用の道具だ。

いつもお世話になっている、乗馬公園で注文をしてもらった。
安くしてもらえるからだ。

しかもカタログを見て、一番安いのにした。
財布との相談もあったけれど、腕との相談もした。

もう少し上達してから、良いものを検討しようと思う。
良いものを使うと、上達が早いとも聞いた。

私はゆっくり、そのぶん楽しみながら上達するの良いと考えた。
ほかに、チャップス(すねに巻く物)、チョッキ(プロテクター)、ズボン、鞭、等々そろえたくなる物はたくさんある。

物を減らして、簡素に暮らそうなどとも考えてきた。
なかなか断捨離は難しい。

2013年10月23日水曜日

又、シカの日

昨日は第四火曜日だった。
だから「シカの日」。

久しぶりの参加だった。
パテ、スパゲッティ、ステーキなどなど。

個人的には、グラタンが美味しかった。
シカらしい味だった。

今日の昼間、北海道振興局へも行った。
その食堂でも、シカ料理を出している。

毎月内容が変わり、この何日間かだけ供される。
今月はコロッケとハヤシライス。

私はコロッケ、連れ合いはハヤシライスを食べた。
ハヤシライスの方シカらしい気がした。

どうも、煮込んだりするような形の料理がシカ肉には合う気がする。
みなさんのご意見はどうだろうか。

2013年10月20日日曜日

孤立無業

Solitary Non-Employed Persons: SNEP. ス ネ ッ プ孤立無業という意味だそうな。
以前ニートの問題を提起した一人である、東京大学教授 玄田有史氏が提案する新しい概念だ。

「20歳以上59歳以下の在学中を除く未婚者で、ふだんの就業状態が無業のうち、一緒にいた人が家族以外に連続2日間いなかった人々」と定義する。
国が行っている「社会生活基本調査」などを活用して、統計数字を出す。

162万人くらいがいる勘定になるという。
しかも今のところ、年齢、世帯収入、地域などの偏りが少ない。

女性の方が少ない傾向はあるが、万遍なく誰でもそうなる可能性がある。
それも、最近は若年層が急増しているという。

そうして、これらの人はきっと生活保護が必要となるだろうと予想する。
良い悪いの問題ではなく、社会負担の問題だ。

将来の社会負担を軽減するための努力が、今求められる。
彼らを孤立から救い出し、社会参加させる努力が必要だという。

どうも、カウンセラーも努力しろといわれている気がした。
詳しく知りたい方はこちら。
http://takayama-online.net/pie/stage3/Japanese/d_p/dp2012/dp555/text.pdf

2013年10月19日土曜日

精神

「精神」という名の映画を見てきた。
想田和弘監督のドキュメンタリーだ。

監督の言葉で表現すると「観察映画」と呼ぶ。
フツー?のドキュメンタリーとどう違うかという点については専門家の方にお任せしたい。

制作者側の考えを、なるべく入れまいとする努力は感じる。
それでも編集作業はせざるを得ないわけだから、程度の問題ともいえる。

むしろそこにこそ監督の意図、あるいは意志があるのかもしれない。
内容は地方都市にある精神科の診療所が舞台。

そこに通う人たちと働く人たちの様子を、淡々と撮影している。
先ほど「制作者側の考えを、なるべく入れまいとする努力を感じる」と書いたが、映される側からの質問に監督が答えている場面場あった。

「健常者とあなた方との間にカーテンのようなものがあるのを感じる。それがなんなのかを知りたくて撮影している」と。
撮影している側と、されている側とがカーテンの隙間から手だけを伸ばして相手の顔をなでているかのような映像だった。

果たして、この映画にそれが映し出されているかどうか。
監督のするように、私もこの映画を評価することはやめよう。

ただこういう映像ができあがるだけの、撮る側と撮られる側との信頼関係には敬服する。
同時に、こういう映画を商業上映する「大黒座」さんにも敬服する。

映画の公式サイトはこちら。
http://www.laboratoryx.us/mentaljp/director.php

2013年10月18日金曜日

鮭の遡上が始まっている。
この町でも、大きな川では鮭が上がる。

話に聞いて何度か見に行ったが、確認できなかった。
今日、やっと見ることができた。

一日中上がっているわけではなく、群を成して集団でくるらしい。
だから、タイミングが合わないと見られない。

そこで、堰になっているところへ見に行った。
いました。

堰の脇は魚道が造られていて、鮭が上れるようになっている。
そこには居なかった。

そうなっていないところへ迷い込むのが居る。
今日見たのはそういう鮭だ。

それでも、わずかに流れてくる水を頼りに跳ねている。
双眼鏡で覗くと、腹が赤い。

一度下へ戻って、別の道を探すという知恵はなさそうだ。
かわいそうだが、手出しはできない。

跡の上からは、アオサギらしい鳥がじっと眺めていた。
自然は厳しい。

2013年10月17日木曜日

ホッケ

北海道の代表メニュー「ホッケ」を食べた。
軽く干してあるのを買ってきて焼くだけだから、メニューというより食材かもしれない。

もちろん、神奈川では食べたことがある。
居酒屋の定番となっている。

特にチェーン店では必ずといってよいほど、しかも一年中ある。
北海道では今が旬だという人と、春がおいしいという人がいる。

人様々だ。
魚屋の店先では、くるくる回して乾燥させている。

乾燥には、今の時期の方が良さそうだ。
ただし、小さいのよりは大きいのを買いなさいとアドバイスされた。

神奈川で食べたものより、ふた回りは大きいのを買った。
なるほど美味しい。

ホッケも、大きさで名前が変わるという。
一番大きいのは「ネボッケ」というらしい。

2013年10月16日水曜日

セルフビルド

今日は台風の影響で、朝から雨。
被害の出た地域もある。

北海道では、早くも雪になったところもあるらしい。
今日は、バレーボールの練習日だった。

だが、中止になった。
最後の練習だったが、仕方がない。

今日も読書をした。
セルフビルドの本だ。

家を素人が自分で作ったという実例集だ。
材料も、多くは貰い物で済ませている。

ホテルに使うはずだったバスタブをもらった話もある。
陶芸家や芸術家が多いが、フツーのサラリーマンもいる。

こういう本を読むと「よし自分も」と思いたくなる。
だが「一万段の階段を登るようなもの」と書かれてあった。

もし、家を建てる機会を持てたなら百段ぐらいは自分で登ってみたい。

2013年10月15日火曜日

20万年

本を読んだ。
アリス・ロバーツ著「人類20万年 遙かなる旅路」だ。

イギリスのBBCで放送した番組のネタ本。
というより、放送と一緒に書かれた本。

今年の6月頃日本のNHKでも放送したらしい。
著者は、医学博士。

古生物病理学(古代の骨 に見られる病気の痕跡の研究)での博士号を持つという。
彼女が、アフリカから始めて世界中を回る。

人類がどうやって世界中に拡散したのか。
その間どういう生活をしていたのか。

何故、ホモ・サピエンスだけが地球上至る所で生活できているのか。
などを探る。

各地にいる研究家を訪ねるのだが、聞いて回るだけではない。
アフリカのサバンナでは、一人で夜を過ごす。

東南アジアでは、筏で海を渡る。
など、現地の人の生活を疑似体験する。

今の人類に一番近い生物はチンパンジーだそうな。
その間を埋めるホモ・ネアンデルタールやホモ・エレクトスなどはなぜ絶滅したのか。

考えてみれば、人類だけが世界中に生存している。
赤道直下からシベリヤ、南アメリカの先端まで。

南極大陸以外の世界中に適応し、繁栄してきた。
近代科学のおかげではない。

単一の種属でこれだけ広範囲に拡散している例はない。
考えてみたい方はこちら
http://hon.bunshun.jp/sp/humanjourney

NHKで放送されたものに興味のある方はこちら
http://www.nhk.or.jp/co-pro/recent/20090113.html

残念ながら私はTVは見ない人だ。

2013年10月14日月曜日

若者たち

君の行く~♪
違った。

今時の若者は、こういう歌はうたわない。
今日は、そういう若者たちとBBQ。

6人+私たち。
さすがによく食べる。

ピザ2枚、サンマの豆板醤、手羽先、椎茸、ナンバン、ダッヂオーブンの鶏、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、キムチチャーハン、ホタテ、サラダ、ブドウ・・・・・・
気持ちよく平らげる。

みんな、昨日の講演会に来た人たちだ。
中には、講演者と3時頃まで飲んでいた人もいる。

お金は程々、仲間付き合いこそ大事。
そういう仲間に、おじさんたちも入れてくれている。

うれしいことだ。
感心するのは、お行儀の良いこと。

もちろんほとんどの人はアルコールを飲む。
でも、乱れない。

私の若い頃は、今から思えば生意気だった。
周りへの配慮などなしに、言いたいことを言い合った。

だから、私たちの年代だけで集まるとたいてい一人二人は未だにそういう人がいる。
お酒の上のことは何でも許される、そう思っている人はたくさんいる。

今時の若者、見習わなくてはと思う。
日暮れ前に片づけも済んで、見上げると夕焼けだった。

2013年10月13日日曜日

寄付の後・先

渡邉文隆さんの講演を聴いてきた。
肩書きはファンドレイザー(寄附募集専門職)だ。

非営利団体への寄付を集める専門家だ。
今年の目標額は5億円だそうな。

しかも「今年の分はだいたい目途が着きました」
彼自身「あしなが育英会」の援助で大学を卒業した経験がある。

その大学在学中に、アフリカの少女を救うための募金活動をした。
そういう中で、寄付する側の人たちから感動させられる。

お金より、そういう感動を選んだ人だ。
自分の経験を基に「信頼」「理解」「共感」「行動」という流れを話された。

私なりの理解では「マーケティング」が必要だということ。
費用対効果とか、工程管理とかが説得力を持つということだ。


つまり、寄付を集める側は、事前に事業の行程を見通す。
寄付をしてもらう側へは、寄付の後ではこういう効果が見込めますよということを示す。

それを多くの人に示すことで寄付が集まる。
「会社の経営とどこが違う」といわれそうだ。

手法は同じだ。
目的が違う。

金儲けではなく、社会への貢献だ。

2013年10月12日土曜日

お別れ会Ⅰ

体験移住も、残り2週間少々。
1年間、過ぎてしまえば早いものだ。

学校にいた頃の、8月末と同じ。
「学成り難し」と学んだのはいつだったのか。

確実に、1年年老いた。
学は成らなかったが、この1年たくさんの人と知り合えた。

そのことは、これからの人生で大きな宝といえるだろう。
昨日はその移住仲間と、お世話になった役場の方々とでお別れ会をした。

北海道という土地柄、10月中にこの町を離れる人が多いのだ。
だが、夏になったらまたくるという人も多い。

役場の人は「私が定年になったら、冬は東京へ体験移住に行くのでよろしく」といっていた。
東京都にそういう受け入れ制度はないと思うが、彼が定年になるまでにはできることを祈ろう。

お世話になったお礼も込めて、宣伝を一つ。
北海道の移住紹介フェアが開かれる。

興味のある方ははこちらからどうぞ、
http://www.kurasube.com/krsb_top.php?MENU=13#toptag

2013年10月10日木曜日

わらしべ

この町に「わらしべ乗馬療育センター」という施設がある。
先月、職員の話を聞く機会があった。

今日、見学をしてきた。
しょうがいしゃと呼ばれる人や高齢者に馬と触れ合ったり、乗ってもらったりすることでその人の生活の質を向上させようという活動を行っている。

欧米では広く行われている活動だそうだ。
馬産地ならではの施設ともいえる。

今日は、高齢者の方が6人ほど乗った。
その他数名乗らなかったが触れ合いをしてゆかれた。

先月も、ボランティアのところで書いたが、3人一組の体制で乗ってもらう。
ここでは、乗る前と後で計測をする。

効果の実証をするためだ。
姿勢、歩行、血圧などに効果があるといわれている。

その他楽しみだったり、自信がついたりもする。
馬とだけではなく、側にいる介助者との会話も大切だ。

終了後、ボランティアをしていた介助者が話していた。
「20年後には俺が乗せてもらうから」

長者には成れなくても、長寿にはなりたいものだ。

2013年10月9日水曜日

あま屋

隣町の料理屋さん、あま屋へ行って来た。
先日、店主の話を聞く機会があった。

料理の話より地域活性化、つまり地域興しの話が記憶に残っている。
人口が少なくなりつつある町の中で、自分の店だけでなく地域としてどうしてゆくかを考えている。

ほかの料理屋と一緒になって地域料理「桜ロコモコ丼」なるものを売り出した仕掛け人。
なるほど、この町には有名な桜並木がある。

「ロコモコ」とは地域を混ぜるという意味があるそうだ。
ならばこの町のおいしい物を皆混ぜれば良しということになったらしい。

もちろん食べてみた。
お約束のハンバーグには、この町で飼育されている和牛とホエーブタが使われている。

一番上にはアスパラガス、ご飯の下からは昆布が出てくる。
いっぱいのどんぶりの中に、他にもいっぱい美味しい仕掛けが詰まっている。

さらに小鉢と漬け物、酒粕と豆乳を使った「桜ソイ」までついて980円。
さらに、さらに、この店は店員の対応が良いことでも定評がある。

席の横にはクッションや膝掛けが置いてあったりする。
北海道は美味しさと優しさにあふれている。

2013年10月7日月曜日

レオナルド・ダ・ヴィンチ

今日は美術史の授業を受けてきた。
「レオナルド・ダ・ヴィンチとその時代」

バレーボールと同じで、町にある高校の公開授業だ。
歴史の先生が授業をしてくれた。

授業らしく、聞いている私たちに質問しながら進めてゆく。
「彼の仕事はなんだと思いますか」

「画家」と私も思っていました。
でも、彼がミラノ公ルドヴィゴ・スフォルツォにした自己紹介は違うそうです。

「自分は軍事技術者で、建築もするその合間に絵も描く」
そういう意味のことをいったそうです。

実際、新発明の武器の絵などを見せてくれました。
軍事的なことだけでなく詳細な人体の解剖図があったり、空を飛ぶ装置の図もあったりと、色々なことに興味がありそれを表現するために絵を描いたといえなくもないようです。

そうして、それまで「すべては神の御心である」として説明されたことへの疑問を持っていたということです。
自然界のことに「なぜ」「どうして」という疑問を持ち、それに合理的な説明を求めていたといえるのでしょうか。

そういう彼は「探求者」と呼ぶのがふさわしい。
そういう彼が活躍できた時代が「ルネッサンス」なのだという話でした。

私の方も、すっかり高校生になりきっていた60分でした。

2013年10月6日日曜日

シカとの遭遇

昼間、近くの道に鹿の足跡を見つけた。
黒いアスファルトの上に、白っぽく乾いた土が偶蹄目の蹄模様となって点々と連なっていた。

夕方、そんな話をしながら運転をしていた。
出ましたね。

私の車の前10mほどの所に。
立派な角を着けた雄鹿。

車のライトに照らされて、悠然と道路を横断してゆきました。
もちろん私は急停車。

1,2秒の差でしょうか。
ぶつけたりしたら、私の車は使えなくなるところでした。

鹿だって命がないはず。
音や光で、逃げ出さないのはどうしてでしょうか。

一度、鹿さんに聞いてみたいところです。

2013年10月4日金曜日

夕張

昨日、帰着した。
途中、夕張の道の駅に寄ってきた。

最近できたらしく、私のカーナビには載っていなかった。
もちろん、メロンが主役。

ソフトクリームを買ってみた。
メロン味だ。

胡麻がたくさん入った、瓦煎餅風のスティックスティックが付いていた。
コーンも固めで、甘いだけのソフトクリームではなかった。

味だけでなく「ユウバリ バリ バリ」というキャッチフレーズも面白かった。
味、歯ごたえ、面白みと3回おいしいソフトクリームだった。

少し遠回りをしても、食べたい味だ。

2013年10月2日水曜日

北菓楼

いよいよ、この小旅行も終わりに近づいてきた。
今日は砂川市というところに来ている。

札幌と、旭川の中間になる。
石狩川と空知川の合流地。

おかげでよい川砂利がとれたというが、水害にも悩まされてきた。
鉄道も隣の滝川市で、函館本線から根室本線が分かれる。

地元の人に美味しいところを聞いたら「北菓楼」という店を教えてくれた。
バウムクーヘンなどが有名で、他にもお土産用菓子をたくさん作っているらしい。

本店ではランチができるというので行ってみた。
お城のような立派な建物で、入ってゆくとスチュワーデスさんのような格好をしたお姉さんが席に案内してくれた。

普通のテーブルは満席で、暖炉の前のコーヒーテーブルとソファーの席だった。
太い薪も積んであり、本物の火が燃えている。

テーブル席が満員でよかった。
私はオムライス、連れ合いはスパゲッティ。

中のライスはしっかりドミグラスソース味で、羊肉とキノコがたっぷりだった。
隣では、スパゲッティの茹で加減にはうるさい連れ合いも満足していた。

詳しく知りたい方はこちら
http://www.kitakaro.com/

お店が面している国道12号線は、この付近直線の長さ日本一だそうな。
しかもその砂川市部分は「スイーツ・ロード」という地雷原みたいなところ。

他にもおいしいお菓子屋さんがたくさんあると聞く。
風景も良く、人も親切ですっかり砂川のファンになってしまった。

2013年10月1日火曜日

幌加内

昨日は、幌加内へきていた。
新得以上の蕎麦の町だ。

何しろ蕎麦の生産日本一。
車で走っていても、赤い茎が残る収穫が終わった後の畑が広がっていた。

初夏には白い花畑になるという。
「幌加内には二度雪が降る」のだそうだ。

こちらのそば祭りは9月初め、もう終わっていた。
そのせいか静かな町並みに見えた。

役場の側の蕎麦屋に入った。
10割蕎麦は100円高。

モリそばをお願いした。
太く、腰の強い田舎蕎麦。

汁も私好みで堪能した。