2017年4月27日木曜日

社内検査

 明日の引き渡しを前に、社内検査が行われた。
立ち会いはしなかったので、どうしたかはわからない。

夕方に行ったら、職人さんはいなくて現場監督さんとセールス担当の人だけがいた。
現場監督さん自ら網戸を取り付けていた。

検査自体は無事に済んだのだろう。
家具の配置など考えながら、お2人と少しお話をした。

さて、1枚目の写真は玄関。
光の関係で、黄色っぽい写真になってしまった。

実際はもっと白い。
他との取り合いで、狭い玄関になった。

2枚目は灯油のストーブ。
すぐ上が物入れになっている。

ビンボー人はヤカンなど乗せたくなるが、あまり熱くはならないと聞いた。
加湿するだけでも良しとするか。

3枚目は薪ストーブ。

ドブレというメーカーの品。

ノルウエー製だ。
右側に薪の投入口が付いている。

こういう形式は少ない。
分解組み立てのしやすいことも気に入っている。

内部には耐熱性の石が使われている。
前の家ではエフェルというベルギー製のを使っていた。

針葉樹を多く燃やしたせいもあり、内部は数年で痛む。
石の方が鉄より長持ちすることを期待している。

扉の取っ手がとても小さい。
木柄が付属品で付いているのだが、1つしかない。

使い回せということなのだろうが、面倒な気がしている。
ミトンでつかんで、回すことになるだろう。

写真ではわからないが、下にレバーが2つついている。
これは空気の調整用だと思うが、説明を聞かないとわからない。

エフェルはもっと単純で、使いやすかった。
一長一短か。

最後はトイレ。
INAX製だ。

TOTOさんのを勧められたが、掃除がしにくそうなのでこちらにした。
監督は網戸の取り付けをやめて、話を聞いてくれる。

帰れなくなっては申し訳ないので、このくらいで帰ってきた。
明日が楽しみだ。

2017年4月26日水曜日

屋内工事

 いきなり表題とは違うが、これは下水工事。
もうとっくにつながっていると思っていたが、今日になって掘り返していた。

ごく小さなユンボで掘っていた。
我が家にも1台欲しくなった。

2枚目の写真は、薪ストーブの煙突。
ずいぶん高い。

法律の規定よりも高いらしい。
どこかで事故が起こるたび、基準は高くなる。

業者さんの自主規制が働く。
当然値段も高くなる。

屋根から、四角い煉瓦の煙突を生やしたかった。
長い間には、雨漏りの心配があるとかで諦めた。


小鳥が入ってこないような工夫をお願いして置いたが、確認できなかった。
 明日、双眼鏡で煙突の先を見てみよう。

屋内の工事もずいぶんと進んだ。
内部の扉もほとんどついた。

部屋の入り口は全部引き戸。
バリヤフリーの一環でもある。

半開きにもできる。
廊下の空間をとらない、等々。

4枚目の写真が、その上部。
上から吊ってあり、下は真っ平ら。

原則的に、開けっ放し。

家の中は、全部同じ温度になる、という計算。

それは住んでのお楽しみ。
1年暮らしてみて、また報告をしよう。

5枚目は温水器。
灯油の瞬間湯沸かし器だ。

昔、灯油は着火に時間がかかり、瞬間湯沸かし器など考えられなかった。
技術の進歩はすごいものがある。

貯湯式のものより省エネと聞いた。
2人の設計士さんから別々に聞いたので、間違いないと思う。

右側には洗濯機を置く。
これは前の家から持ってきたもの。
全部を新しくはできない。
引き渡しが済んでからの搬入になる。

最後は洗面台。
シンプルだが洗面部分の大きいのを選んだ。

顔を洗うには必要がないが、セーターなども洗う。
選択の余地があってよかったというわけだ。

このほかにも、照明器具やスイッチ類もついた。
設計士さんの提案よりずいぶん光量も値段も落としてもらった。

前の家はそういうことができなかったため、入居してから蛍光灯を何本も外した。
一般的に、日本の家は明るすぎるのではないか。

こまめに消して歩くより、全体的に暗めにした方が簡単。
少し暗いと思っても、すぐに目が慣れてくれるはず。

他にもたくさん写真を撮ったが、載せきれない。
完成が近づいて、なんだか残念な気もしている。
人間は勝手だ。

明日は建築会社の内部検査。
立ち会いはしない。

会社側の事情もあると思う。
それが終われば施主の検査。


何事もなければ引き渡し。
だが、ネズミ花火が私の人生だ。
最後まで気が抜けない。
 

2017年4月25日火曜日

完了検査

今日は完了検査があった。
以前にあった保険会社の検査ではない。

建築基準法に適合しているかという最終検査だ。
ごらんの通り、まだ全然完了していない。

だが「検査済証」というのを置いていってくれた。
登記の時に必要となる書類だ。

「官僚検査」とでもいっておこう。
そういうこととは関係なく、工事は進んでいる。

1枚目の写真は玄関の横にあるストーブ置き場。
ここの一番下に灯油のストーブが置かれる。

排気口が丸く見える。
上の棚には扉が付く予定。

燃えてしまうのではないか、心配だ。
棚板は金具が付いていて、高さが調節できる。

下駄箱にするのが順当かもしれない。
2枚目の写真はキッチンのカウンター。

いわゆる対面型。
右側がキッチンで、蛇口が見えている。

奥がフードで、まだ排気管がつながっていない。
自然流入の空気だけでは足りないそうで、壁を挟んだ左側に吸気口をつけるそうだ。

密閉したり、吸入口を開けたり、忙しいことだ。
この吸入口、外からは見えないそうだ。

煉瓦の裏側にある空気層に繋がる。
ここで昨日の疑問にも繋がる。


煉瓦と基礎との間に木材が見えていた。
あの木材には穴が開けてあるそうだ。

空気は通るが、虫は入らないように網が張ってあるという。
家の周囲ぐるりとそうなっている。

結露防止だという。
前の家はサイディングだったので、トタンで雨じまいがしてあったのを思い出した。

素人としては、せめてペンキでも塗って欲しい気がする。
何年かすると、蛾の卵のようなものが着きそうだ。

見えなければいいのか。
北海道には蛾がいないのか。

ついでに書いておくと、ストーブを置く煉瓦敷きもそのまま。
足をぶつけると痛そうなので、自分で木の囲いを付けよう。

3枚目の写真は居間からの眺め。
トレーラーハウスが見える。

掃き出し口が開いている。
どの角度でも止まる優れものだ。

最後の写真は玄関のところ。
床はタイルが敷かれる予定。

ご覧の通り、外から見ると窓の中は見えない。
しかし、夜はこれが逆転する。

普通、カーテンやブラインドを付ける。
我が家はいまだ決めていない。

新築祝いの品にはちょうどいいのではなかろうか。

2017年4月24日月曜日

設備品設置

 内装の張り替えが終わった。
右のように縦に張り替えてもらった。

大工さんたちの表情も、心なしかにこやかだった。
私も久しぶりに中へ入った。

ここはお風呂の入り口、更衣室だ。
配管等が多いので、全面天井有り。

前の家も一部板張りだった。
そこはニスが塗られていたが、今回は塗り無し。

工務店の人は汚れないといっていたが本当だろうか。
手垢が目立つようなら、柿渋でも塗ろうと思っている。

2枚目は屋根の軒裏。
昨日の写真の鋼板が張られている。

上端は、端を隠すカバー。
実用性はほとんどない。

だから反対側には着いていない。
 これでも困らないということだろう。


むしろ、あると雨水がたまってしまう。
こちらが少し低くなっているから。

写真はないが、鉄板は大きなボルトで留められている。
ついでにいうと、北海道では雨樋はないことが多い。

次の写真は、建物の立ち上がりの部分。
今までは断熱材が青く見えていたところ。

ラスという細い金網を張って、モルタルを塗った。
わざと凸凹にしてある、ドイツ仕上げと聞いた。

写真ではわからないが、下から覗くと煉瓦とモルタルの間に木材が見える。
どうするのか、明日現場監督が来るので聞いておこう。

さて、屋内の写真2枚追加。
薪ストーブコーナーだ。

床にも煉瓦が敷かれた。
大きいが、これも煉瓦だそうな。

目地にゴミが詰まりやすいので、大きいのにしてもらった。
壁材と同じにするか迷ったところだ。


床材の端も、煉瓦がむき出しなので、木で囲いがつくのかこれも確認しよう。
つかなければ、自分でやるか。

前の家よりも床が狭くなったので、薪置き場に困るかもしれない。
ストーブも小さくなったので、仕方がないところではある。

台所に厨房器具が入った。
ホーローで有名なタカラさんのだ。

残念ながら、これは安いやつ。
その代わり、天板はクオーツという高級品だ。

白で統一した。
立ち上がりの煉瓦との、コントラストが気に入っている。

レンジの下はオーブン、左側に半分見えているのは食洗機。
外国製の大容量も検討したのだが、予算とアフターサービスを考えて諦めた。

これで私の仕事が減る予定。

2017年4月23日日曜日

ポーチの屋根

 文章と写真の関係がどうしてもよくないので、写真を置く場所を逆にしてみた。
公開してみないとわからないが、後悔しないで済むような出来だといいのだが。

今日も、中の写真は遠慮した。
ポーチに屋根が出来たので撮った。

左側で職人さんが仕事をしているのだが、そこは写らないようにした。
出っ張っている木を切り落としていたのだが、一息には切れず苦労していた。

屋根の材料は家の方と同じものを使っている。
右側が少し低くなっており、雨はそちらへ流れる。

玄関の扉も白く塗られた。
ガラスはこれも3重になっている。

2枚目は、下から見たところ。
電線が出ていて、ここに電灯がつく。

照明装置はどれもLEDだ。
私より長持ちするという。

ここは、人感センサー付き。
私より敏感だとも聞く。

最後の写真は、屋根の鉄板の凹凸ふさぎ。
波形鉄板と平らな屋根の間の隙間を隠すものだ。

屋根の鉄板と同じものに、クッションがついている。
煉瓦壁と鉄板の間に取り付けられる。

さて、これまで職人さん達の活躍をまるで他人事のように書いてきたが、そろそろ私も動かなければならない。
引っ越しの用意だ。

引っ越し屋さんにはお願いをした。
以前、一度お願いしたところだ。

昨日は、荷物を置いてあるところへ行って、運ぶものの確認をしてきた。
住んでいるところの片づけもしなければならない。

郵便局他の手続きも必要だ。
頑張ラナクッチャ。

2017年4月22日土曜日

閑話休題

 今まで二人の大工さんで内装を進めていた。
今日は6人もいた。

午後には、剥がした板が積まれていた。
それは写真にしたくないので、止めておく。

代わりに家の周辺を撮ってみた。
家の北側は低い山。

東から南へかけて細い流れがある。
その流れには、水芭蕉が咲いている。

北海道では珍しい花ではない。
一寸した茂みで水気が多いようなところがあれば、普通に咲いている。

花が夢を見るかどうかは知らない。
関東から来た身には、夢のようなことだ。

山際には片栗も咲いている。
以前住んでいた地方では、新聞記事になる。

野草園みたいな所で、柵に囲まれてお咲きになる花でいらっしゃるのだ。
山道で出会えば、一応よけて歩くなどということは考えられない。

 山と川の間の空き地にはこれ。
鹿の角だ。

去年の春に、我が家の桜を食べた奴のかもしれない。
残念なことに、片方だけだった。

両方そろっていれば、桜の苗木以上の値段でネットで売れたのに。
家が出来たら、帽子掛けにでもしよう。

こういう我が家は、山の中にあるわけではない。
コンビニまで、歩いて2分。

10分ほど歩けば、地域で唯一の総合病院もある。
もっとも、寝たきりになっても入院などはごめんだ。

窓際にベッドを移して、四季折々の自然を手近で眺めている方がいい。
きっと、半年は雪景色だろうが。

それでも、鹿や狐がやってくる。
鹿が角を落とすところが見られたりしたら、飛び上がってしまうかもしれない。

2017年4月21日金曜日

張り直し

 約束の時間に現場へ行ったら、設計士さんと現場監督が待っていた。
「申し訳ないです」と平謝り。

私はどうするかの方に関心があった。
昨日の内に材料と人の手配をしてきたので、張り替えるという。

期日も、変更無しでやるといわれた。
無理してくれるのは嬉しいが、それで工事の質が低下するのはもっと困る。

ここは大工さんを信用するしかない。
けがや事故を起こさなければいいがとも思う。


一カ所だけ、既に天井が張られている部屋は今の板の上から張らせてほしいといわれた。
部屋が微妙に狭くなるわけだが、イタし方ない。

午後になって、新しい材料が届いた。
それが上の写真だ。

これで会社の儲けはなくなるとはいわないが、人件費も考えれば相当の負担だと思う。
それでも契約をきちんと守るという姿勢が嬉しい。

私がまた家を造る可能性はまずないのだが、会社の信用を大切にしているのだろう。
今の時代、それがこうしてネットに流れるわけだ。

「皆さーん、この会社信用できそうですよ」
声を大にしていっておいてあげよう。


剥がした材料は、ストーブ用の薪にもらうことにした。
ついでに煉瓦の端材ももらった。

砂利代わりにしようと思う。
太っ腹な建築会社と、ケチな施主というわけだ。

そういったこととは関係無く、外側の工事は進んでゆく。
今日はペンキを塗っていた。

上の写真は玄関とポーチ。
家の割には大きなポーチだが、完成後に私が壁を取り付ける予定。

風除室兼物置になる。
ガラスをはめ込むのは大変だが、プラスチック板ならできると考えている。

最後は西側の壁。
左は、台所への通用口。

3っつ繋がっているのは居間の窓。
真ん中は、掃き出し口という。

どれも、ガス入り3重ガラス。
高断熱仕様だ。

こちらへも庇を付けて、BBQでもしようと思っている。
その折りには、皆様おいで下さい。

もっとも、完成が何時になるかの保証はない。
契約さえしなければ、信用を失うこともない。

2017年4月20日木曜日

天井張り

 蛸足は、こうして隠されつつある。
この枠に、壁と同じ材が張られるようだ。

下の写真は、別の部屋で、既に張られている。
丸く穴が見えているのは、蛸足の先端だ。

どうでもいいことだが、上の写真の窓の外が白い。
雪景色ではない。

積もっているのは落ち葉で、それが白く写ったらしい。
ここには写っていないが、窓枠も白く塗られ始めた。


 3枚目の写真は、台所から居間を見たところ。
手前の壁はレンジやフードが付く部分。

防火も兼ねて煉瓦を張ってもらうことにした。
油が跳ねても、水が掛かっても煉瓦の壁は掃除しない。

それが、長い間の風合いだという。
掃除嫌いには便利な言葉だ。

奥に見えているのは、前回も紹介した薪ストーブを置く場所。
その左手は出入り口。


ここで大問題が起きた。
壁板が横模様に張られているのだ。

標準は横張なのだが、掃除嫌いが顔を出して埃がつきにくいようにと縦に張ることをお願いした。
既にほとんどの部屋が張られている。

居合わせた大工さんがあわてて設計図を見直す。
指定の見落としだ。

大工さんも困ったろうが、私も困った。
大仕事になるし、引っ越しの日は決めてあるし。

「しょうがないんじゃない」と私はいったが、後で設計士から電話が入った。
明日早くに、現場監督と一緒に来るそうだ。

張り替え前提で、日程をやりくりするという。
どういう話し合いになるか、刮目して報告を待たれよ。

2017年4月17日月曜日

蛸足パイプ

 昨日の日曜日も、職人さんは来ていた。
おかげで南側の壁にはコンクリートが入り、目地が埋められた。

窓枠は白く塗られる予定。
木の枠なので、これはメンテナンスが必要。

外側アルミで内樹脂製の窓枠がメンテナンスフリーとは聞いていたが、これは工務店のこだわり。
後、何十年も住む私としては辛いところでもある。

右の黒い影は、足場。
外回りが終わった後、外される。

2枚目は居間の壁。
この角に薪ストーブが置かれる。

防火用に煉瓦が張られることになっている。
床にも煉瓦が敷かれる。

ここは自分たちでやるつもりもあったが、設計士さんが簡単に引き受けた。
煉瓦を積むのは職人さんだ。

法律的には、鉄板でもいいらしい。
煉瓦の方が見栄えだけでなく、蓄熱効果もあると考えている。

我が家のプチ贅沢コーナーでもある。
ただし、薪作りはそれなりに大変だ。

前の家で、25年以上焚いてきたから知っている。
家の周りは林だ。

毎年、何本かは風や雪で倒れる。
後は、私の体力次第。
健康づくりにもなる、というのはやせ我慢か。

メインの暖房は、灯油のストーブが入ることになっている。
身体が動かなくなっても、凍死することはないだろう。

この家は断熱がいいから、薪ストーブ焚くと暑すぎると大工さんから言われた。
Tシャツ一枚で、雪見酒ができそうだ。

最後の写真は、前回の送風機。
蛸足状況だ。

これで。24時間換気する。
吸気は、何カ所か穴があいているだけ。

排気された分だけ入ってくる。
家も呼吸するわけだ。

2017年4月15日土曜日

外壁4・内壁2

 外側だけ見ると、ほとんど家ができている。
サイディングのようなものを張るのと、それほど変わらない時間でできるのかもしれない。

もちろん、素人の感想だが。
薄くても煉瓦は煉瓦、風合いの変化が楽しみでもある。

上の写真は、北東方面。
私の部屋、風呂、台所と並ぶ。

山が迫っており、借景となるはずだ。
あくまで、希望だが。


 左の写真は私の部屋と、寝室との間の壁。
私の部屋側には間柱が見えている。

脚立があるところはクロークになる。
柱と下がり壁が付いている。

後で、扉が付く予定。
棚やポールを付けるのは私がやる。

少しでも工事費を安くしてもらおうとの魂胆だ。
他にも、玄関のクロークを同じように作る。

「あらわし」という内装が気に入ったのは、こういうことも関係している。
後からの棚作りなどがやりやすい。

下の写真は、換気の機械。
計画換気という。


私の部屋の隅に取り付けられた。
天井からつり下げられている格好だ。

ここからパイプが延ばされて、何カ所かの部屋から空気が集められる。
そしてここから左側の外へと排気される。

最初の写真に、その出口が写っている。
一番手前の大きく映っている窓、その左上の方に煉瓦が張り残してある。

そこに、雨が降り込まないようなカバーが付く予定。
屋内の機械やパイプが見えるのはさすがに困る。

こういうところだけは目隠しの天井が張られる予定。
万一故障があっても、すぐメンテナンスができる。

もちろん工事費も安くすむ。
貧乏施主は大変だが、請けた工事の人も大変だと思う。


2017年4月13日木曜日

外壁3

 一番外側の工事が始まった。
ここには煉瓦が張られる。

レール式煉瓦という。
木の桟の上からステンレスのレール付き板を張ってゆく。

煉瓦は厚さ25㎜。
細い溝が切られている。

2枚目をご覧いただきたい。
細い溝に上のレールをかませ、下は乗せる。

全部乗せてから目地を埋めるという。
オーストラリアの会社とのコラボ製品だそうな。

煉瓦はほぼ永久にメンテナンスフリー、目地の方は50年以上の寿命だという。
懐疑主義者の施主は、下のレールはどうなのだろうかと疑う。

衝突などで、一部破損してもそこだけの修理ができると聞いた。
まあ、私が生きている間くらいは大丈夫だろう。




2017年4月12日水曜日

外壁2

 外壁に断熱材が重ねて張られている。
今日のが3㎝。

昨日張っていた下の部分は6㎝だそうな。
訂正して、お詫びする。

ただし、今度は木の桟も見える。
外装を取り付けるためだろうか。

隣の壁は縦に桟が入っている。
これらも釘で打ち付けられている。

白く見えているのはメガネ石。

昔はコンクリート製の石だったが、今は違う。

耐熱性の発砲プラスチック。
持ってみたらすごく軽かった。

煙突が通る。
薪ストーブ用だから大きい。

下の写真は台所。
手前にキッチンセットが来る。

対面式のキッチンだ。
青と赤の管は水とお湯。

お湯が分岐しているのは、食洗機用。
右上の天井から降りてくる。

右の壁が高くなっているのはレンジとレンジブードのため。
防火壁でもある。

その他、あちこち配線などが巡らされていた。
いろいろな種類の職人さんが仕事をしてくれている。

2017年4月11日火曜日

外壁1

 外壁工事も再開した。
3㎝厚の発泡ウレタンが張られていた。

釘で打ち付けられていた。
釘はもちろん鉄だ。

おそらく熱はよく通す。
それは、まあいい。

下に張られている気密用ビニールに穴は開かないのか。
それも、まあいい。

内壁の説明の際、「あらわしの壁には釘など打たないでください」といわれた。
外側からならいいのか。

設計士さんに会えたら聞いてみよう。
それとも、これ読んでいるのかな。

内装も進んでいる。
床面積確保のため、厚い壁と薄い壁がある。

出入り口も大きさいろいろ。
設計段階で、施主がわがままをたくさん言ったからだ。

尺貫法など無視して、センチ単位の間取りになっている。
作る方は、きっと大変だ。

内壁1

 昨日は日曜日だというのに、大工さんは仕事をしていた。
今日月曜日、今までになくたくさんの人が来て仕事をしている。

昨日は、大勢で仕事ができるようにとの下準備だったのだろう。
いよいよ、追い込みか。

全体に床が張られてから、内壁を作ってゆく。
以前にも書いたが、オールフラットの家になる。

この内壁は原則的に内装が張られる。

でないと、家中スケルトンになってしまう。

不思議なことに、家の強度にはあまり関係しないようだ。
外壁の合板を「構造用合板」というが、これが1番肝心らしい。

2X4工法では枠を作り外に構造用合板を張り、内には普通の合板を張る。
壁と壁の角に補強はするが、原則的にはそれを組み合わせるだけ。

我が家は角に柱を立てる。
中にも柱が立つ。

柱の間を構造用合板を張った壁で繋ぐ。
家の中の間仕切り壁は、化粧はするが構造用合板は張らない。

だから強度計算には入れないらしい。
この辺は2X4と基本的に同じ。

柱がある分2X4より頑丈な作りだと、施工会社はいう。
なるほど計算上はねと、ひねた施主は思う。

計算通りにゆくかどうかは、やはり大工さんの誠実さと腕にかかっていると私は思っている。
だから時々、差し入れなどを持って話にゆく。
素人の質問にも、きちんと答えてくれる我が家の大工さんは信用できそうだ。

2枚目の写真は屋根の角。
鋼板の隅が囲われている。

ここを下見付けという。
もちろんこれから塞がれる。

壁からどれくらい出っ張るかというのが軒の出具合。
関東地方などでは、大きい程良いとされる。

上からくる夏の日差しや雨よけ。
壁の劣化対策の意味もある。

北海道ではあまり出さない。
夏でも、日差しは歓迎される。

雪が積もるのも困るということらしい。
ここ浦河の積雪量は大したことはないのだが。

もう一つ、筧がつかない。
これも雪対策らしい。

我が家の周りは木が多く、落ち葉も多い。
そんなことも理由だ。

それやこれやも何年か住んでみないと、よかったのかどうなのかは判断できない。
その時はまたご報告したいと思うが、皆様にその日までおつき合いいただけるのかは心許ない。
 

2017年4月8日土曜日

中間検査

 今日は中間検査があった。
以前に書いたJIOの検査だ。

まず足場に上って、屋根の様子を見て回った。
主に、金具・断熱・防水の様子を見ているようだった。

写真の緑のシートが防水用だと説明された。
断熱材の下に張られていた、ピンクのビニールは気密用だそうだ。訂正してお詫びする。

その後屋内へ入って、やはり金具や窓の立て付けを見ていた。

2枚目の写真は、屋内の角の補強の金具。

住宅用建物と言っても、在来工法、2X4、我が家のような新工法色々ある。
検査するからには基準があるのだろうが、工法により作り方は違う。

それを、強度という一つの基準上に並べるのは難しいだろうと思う。
ご苦労様。

無事に検査は終了した。
めでたし、めでたし。

2017年4月7日金曜日

お風呂

 お風呂は、昨日1日で完成した。
内部はこんな風。

壁は白で、床と浴槽は水色。
正面に細く付いているのはシャワーのためのバー。

手すりにしてはいけないといわれている。
取り付け方が弱いのだそうだ。

つい、つかまってしまう気がする。
代わりに左右2カ所、手すりが付いてはいる。

鏡も、顔が映る程度でいいと思うのだが大きい。
この年になると、恥ずかしいというよりおぞましいのではないかと心配している。

写真には写っていないが、右側には窓がついている。
素通しのはずだったが、凸凹の付いた半透明になっていた。


現場監督は困った顔をしたが、設計図ではそう指定している。
入れ替えることになったが、きっと費用がかかるのだろう。

2枚目は鏡の裏側。
 お湯の配管が、シャワー用と洗い場用で違うのがよくわからない。

シャワー用だけカラフルだ。
3枚目は昨日書いたフローリング板の断面。

化粧されているのは6㎜だけ。
それでも厚い方で、3㎜が普通なのだと現場監督はいっていた。

傷ついたときは、多少削っても平気だという。
板の材質はケンパスという。

 船の甲板などに使われると聞いたが、枕木やパレットとしても使われるようだ。

最後の写真は屋根の様子。
手前が屋根材。

0.8㎜のガルバリウム鋼板。
高級トタン板だ。

30年位は持つらしい。
1枚60キログラムの重さがある。

これを2人で持ち上げて、白い波形の保持材の上に並べてゆくといっていた。
言った人は笑っていたが、重労働だ。

写真ではわかりにくいが右側、つまり南側が少し高くなっている。
雨水が流れるように勾配がついている。

どのくらいの勾配かは、正確にわかってはいない。
外観の図面はあるのだが、高さが同じになっている。

この次、設計士さんに会ったら突っ込んでみよう。