2017年11月22日水曜日

強羅

1年半ぶりに神奈川へ帰ってきた。
お世話になった方々にお会いしたり、懐かしい友と語らったり。

もちろん1日2日では済まない。
箱根は強羅に安く泊まれるところを見つけた。

おかげで、JR、相鉄、小田急、登山鉄道、ケーブルカーといろいろな乗り物に乗れた。
別に鉄ちゃんとかではないが、やはり嬉しい。

写真は登山鉄道駅で見つけた。
点検整備用車両だろうと思うのだが、車輪の前についているガードに目が行った。

通りかかった駅員さんに聞くと、除雪用に今年取り付けたものだとのこと。
一般車両よりパワーがないので役に立つかはわかんないのですがね…と言いつつ丁寧にかつ嬉しそうに説明してくれた。

感心したのは駅員さんの話しぶり。
とても嬉しそうだった。

自分の仕事に愛情と誇りを持っているようだった。
1000分の80という傾斜は世界で2番目、もちろん日本1。

そこをスイッチバックで上り下りする鉄道。
仕事が楽なわけはない。

こういう現場の人たちが支えているのだ。
翻って、転居先の鉄道はどうだ。

3年近く止まっている。
お金がないからだそうな。

現場の人達はきっと愛情と誇りを持っているに違いない。
本社の上のほうにいる人たちはどうなのだろうか。

鉄道だけではない。
自動車会社、電機会社、鉄鋼会社、電気会社、などなど。

「仕事に誇りを持っていますか」ちょっと聞いてみたい。



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